Corona Borealis

*読書*

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はじめまして。

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本棚 科学と科学者のはなし: 寺田寅彦エッセイ集 (岩波少年文庫 510) 単行本 – 2000/6/16 寺田 寅彦 (著), 池内 了 (編さん)

 

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I found a book that I want to read.

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科学と科学者のはなし: 寺田寅彦エッセイ集
(岩波少年文庫 510) 単行本
2000/6/16
寺田 寅彦 (著)
池内 了 (編さん)

 

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本と作家のリスト
 

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映像リスト

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memo

 

【🔎】寺田寅彦

ja.wikipedia.org

【🔎】池内了

ja.wikipedia.org

 

11 Ⅰ

12 瀬戸内海の潮と潮流

  • 1918年5月に書かれたもの

12 瀬戸内海

  • 景色が美しい
  • 詩人や画家の題目になる

12 科学者の眼(め)から見た瀬戸内海

  • あのように込み入った面白い地形がどうしてできたか・・・地質学者の議論の種
  • 瀬戸内海沿岸・・・雨が少ない、夏になると夕方風が凪いでしまい蒸し暑い(夕凪)→理由:この地方が北と南に山と陸地を控えているために起こる・・・気象学者の研究問題

12 瀬戸内海の水の運動について話す

12 【🔎】一体

dictionary.goo.ne.jp

12 潮の満干(みちひ)

  • 一昼夜に2度ずつ、上がり下がりする

12 月と太陽の引力

  • 月と太陽が絶えず東→西にめぐると、地球上の海面の高く膨れた満潮の部分と、低くなった干潮(ひきしお)の部分もまただいたい東→西へ向かい大洋(おおうみ)の上を進んでいく

13 潮の満干(みちひ)波が内海に入っていくと変化がある

13 ことに瀬戸内海のような

  • 外洋(そとうみ)との通路がいくつもある
  • 内海の中に瀬戸がたくさんある
  • いくつもの灘(なだ)に分かれている

潮の満干も込み入ってきて、詳しく調べるのが難しい。

13 【🔎】瀬戸(せと)

kotobank.jp

13 【🔎】灘(なだ)

dictionary.goo.ne.jp

13 航海の頻繫なところでは、潮の調査が必要

  • 海軍の水路部では、たくさんな費用と時日を費やして調査している

13 潮の調査

  • 東京あたりと四国の南側の海岸では:満潮時刻は1時間くらいしか違わない・満潮の高さもそんなに違わない
  • 四国の南側と北側の海岸では:満潮時刻は大変違う(場所によっては6時間違う)、一方が満潮の時他方は干潮になることもある。・内海では満潮の高さが外海の倍になる所がある。

理由:潮の流れが狭い海峡を入るために遅れ、方々の入口から入り乱れ、重なりあう為。

13 広い灘と灘を連絡する海峡の両側の海面の高さが、時刻により著しく違う所もでてくる

  • 水面の高い方から低い方へ海水が流れ込むので、強い潮のながれができる。
  • 瀬戸内海にはこういう場所が多くある。
  • 速吸(はやすい)の瀬戸:神武天皇の東征(とうせい)の時通ったというので歴史に名高く、その名も潮流の速いことを示していて面白い名(【🚩】豊後海峡のこと)

14 【🔎】速吸(はやすい)の瀬戸

kotobank.jp

14 伊予の西の端佐田岬(さだみさき)半島と豊後の佐賀の関半島

  • 大昔には四国から九州に繋がった一つの山脈があったが、海峡のほとりの大地が落ち込んだため、伊予(いよ)の西の端に指のように突き出したような形の佐田岬(さだみさき)半島と豊後海峡ができた。
  • 豊後海峡の底・・・狭い敷居のような浅いところが連なり、その両側はそれより百尋(ひろ)(1尋は約1852m、だから1852㎞)以上も深く掘れ窪んでいる。
  • この海峡が大洋(おおうみ)から瀬戸内海に通ずる入口の中で一番広いから、内海に出入りする海水も主にここから出入りするので、潮流も速い。通例、1時間に3、4海里(1海里は約1852m)
  • このような速い潮流が海底の敷居を越える時には、橋くいなどの下流が掘れくぼむと同じように、敷居の下がだんだん深くなった。

14 【🔎】豊後海峡

ja.wikipedia.org

14 【🔎】佐田の岬

ja.wikipedia.org

14 【🔎】豊後の佐賀の関半島

ja.wikipedia.org

14 鳴戸(鳴門)海峡

  • 阿波(あわ)と淡路(あわじ)の間
  • 海峡の幅がわずか15町(1町は約109m)くらいで、その内に浅瀬の部分があるので、深いところは幅5町くらい
  • この瀬戸の両側では潮の満干(みちひ)がちょうど反対になるので、両側の海面が一番食い違う時は、高さが5尺(1尺は約30㎝)ほど違う。
  • 流れの最も強い下流の方には、ほうぼう直径7、8間(けん)(1間は約1.8m)ほどの漏斗形の大渦巻ができる。
  • 漁船が巻き込まれると容易にでられなくなる。汽船でも急でない時を見計らってでなければ通れない。
  • 上げ潮の時と下げ潮の時、それぞれに流れの下流に渦巻ができる。

 

17 茶碗の湯

  • 1922年5月に書かれたもの

17 茶碗に熱湯を入れて観察

  • 湯面から白い湯気が立つ