単行本
1996/7/1
レイチェル・L. カーソン (著)
Rachel L. Carson (原著)
上遠 恵子 (翻訳)
沈黙の春 Silent Spring レイチェル・L. カーソン
潮風の下で Under the Sea Wind レイチェル・L. カーソン
われらをめぐる海 The Sea Around Us レイチェル・L. カーソン
海辺 The Edge of the Sea レイチェル・L. カーソン
- (英語: sense of wonder)とは、一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。
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SF用語としての用法と、レイチェル・カーソンの著作『センス・オブ・ワンダー(The Sense of Wonder)』に由来する用法とがある。
SF作家の森下一仁によると、SF用語としてのセンス・オブ・ワンダーという言葉は、「アメリカでは1940年代から使われていたらしい。」とされ、本語の初出は、1940年代まで遡れると思われる。ちなみに、レイチェル・カーソンの著作は1965年に出版された。
- SF用語
SF小説等を鑑賞した際に生じる、ある種の不思議な感覚のこと。また、それを他者へと説明する為の語である。
SF的な表現手法やアイディア、あるいは強烈なイメージによって、異化作用が特に働いた場合、生じることが多い。これについては、SF評論家の大野万紀の執筆した『帝都物語』書評の、次の一節からも伺える。「現在実際に存在している都市というものが(中略)、ほんのわずか時間や視点を変えるだけで、どれほど異様な未知の様相を呈するか、本書ではそういった異化作用が積極的になされ、読者のセンス・オブ・ワンダーを誘っている。」[2]
また、アメリカ合衆国のSF作家ブライアン・オールディスは自著の中で、この"センス・オブ・ワンダー"が1930 - 40年代におけるSFの特徴であると述べ、1970年代の初期と中期においてアメリカのSF小説は、抑制と小説技法を重視する新しい感性のもと、これを取り戻そうとしたと論じた。
- レイチェル・カーソンに由来する用語 自然などからある種の不思議さを感じ取る感性を説明する為の語。
レイチェル・L. カーソン
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レイチェル・ルイーズ・カーソン(Rachel Louise Carson、1907年5月27日 - 1964年4月14日)
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アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれ、1960年代に環境問題を告発した生物学者。アメリカ内務省魚類野生生物局の水産生物学者として自然科学を研究した。
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農薬で利用されている化学物質の危険性を取り上げた著書『沈黙の春』(Silent Spring)は、アメリカにおいて半年間で50万部も売り上げ、後のアースディや1972年の国連人間環境会議のきっかけとなり、人類史上において、環境問題そのものに人々の目を向けさせ、環境保護運動の始まりとなった。没後1980年に、当時のアメリカ合衆国大統領であったジミー・カーターから大統領自由勲章の授与を受けた。
オケアノス
- オーケアノス(古希: Ωκεανός, Ōkeanos)
- ギリシア神話に登場する海神である。
- ティーターンの一族に属し、特に外洋の海流を神格化したものである。
- ラテン語では、「Oceanus、オケアヌス」。日本語では長母音を省略してオケアノスとも呼ぶ。
- 女神テテュスとの間に,3000の河川、3000の娘(ギリシア神話の水のニンフたち、オケアニデス)をもうけたとされる。
オーケアノス Ωκεανός |
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大洋神 | |
![]() エフェソスで発見された横たわるオーケアノス像
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ギリシア神話の世界観では、世界は円盤状になっており、大陸の周りを海が取り囲み、海流=オーケアノスがぐるぐると回っているとされた。それ故、神話においてオーケアノスの領域という言葉は、しばしば「地の果て」という意味で用いられる。
また、地上の全ての河川や泉の水は、オーケアノスの水が分かれて地下を通り、地上に現れると考えられていた(右の古代のアナクシマンドロスの世界観を絵にした地図で見る通り、世界は、大洋=オーケアノスが周囲を取り囲み、真ん中に、エウローパ、アシアー、リュビアーの三つの領域・大陸があることになっている)。
ギリシア神話における世界の創造説の一つとして、ホメーロスは、「オーケノアスは神々の親、万物の始まり」と歌っているが、アリストパネスは、「ニックス(夜)という黒い巨鳥が風によって孕み、銀色の卵を産み、この卵から金色の翼をもったエロスが生まれた時、天地が別れた」と歌っている。これらより広く知られているのは、ヘーシオドスの『神統記』における「初期は天地海が一色単となっていたカオス=混沌の状態からガイア=大地の女神が生まれ、ガイアは愛の女神エロス・暗黒の神エレボス・天の神ウラノス・海の神ポントスなどを生み、その胸が神々の住所となった」とするものである。
- スナガニ(砂蟹、学名 Ocypode stimpsoni)
- 十脚目(エビ目)スナガニ科に分類されるカニの一種。東アジアの砂浜海岸に生息する中型のカニである。
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日本では東北地方以南、日本以外では朝鮮半島・中国東岸・台湾まで東アジアの熱帯・温帯域に広く分布する。学名の種小名"stimpsoni"は、北西太平洋の無脊椎動物研究に功績を残したアメリカ合衆国の動物学者ウィリアム・スティンプソンに因んだ献名である。
水のきれいな砂浜に生息し、満潮線付近に数十cm-1mほどの深い巣穴を掘る。潮が満ちてこないほどの高さに、直径が2-3cmほどの円形の穴があれば、スナガニか同属種の巣穴の可能性が高い。コメツキガニよりも高い位置に、大きい巣穴を掘るのが特徴である。巣穴の周囲は掘った砂を薄く積み上げ、コメツキガニのそれよりも大きくていびつな「砂団子」が見られる。また、放棄された巣穴の周囲は砂が乾いているが、主がいる巣穴の周囲は砂が湿っているので区別できる。
夜に砂浜を徘徊し、動物の死体や藻類などを食べる。また、砂浜に生息する小動物も捕食し、孵化したばかりのウミガメの子どもを捕食することもある。
夜はそれほど警戒心は強くないが、昼は非常に警戒心が強く、大きな動くものを見つけると素早く巣穴に逃げこむ。人間が巣に接近すると数十m離れていても巣穴に逃げこみ、一旦巣穴に逃げこむと物音がする間はまず出てこない。巣穴まで遠い場合などは走って逃げだすが、走るスピードはカニ類トップクラスで、人間の小走りくらいのスピードで砂浜を疾走することができ、急な方向転換などもこなす。波打ち際の濡れた砂までやってくると数秒以内に素早く砂に潜る。
動きが速く巣穴も深いため捕獲は難しいが、巣穴に長い草の茎や乾いた砂を入れて掘り返すか、波打ち際まで追いこんで砂にもぐった所で捕獲することができる。
海水浴場などで巣穴を見ることができるが、海洋汚染や砂浜の減少により生息地が減少傾向にある。
スナガニ |
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![]() 巣穴から半身を出す
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ロジャー
- レイチェル・L. カーソンの甥っ子・・・実際は姪の息子
- 4歳
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メイン州(メーン州、英: State of Maine[ˈmeɪn] (
音声ファイル); フランス語: État du Maine)は、アメリカ合衆国の州である。アメリカ合衆国本土およびニューイングランドの東北部に位置する。図法によりアメリカ合衆国本土最北部に見えるが、北緯49度16分に位置するミネソタ州ノースウエスト・アングルが本土最北部である。東と南は大西洋に面し、西はニューハンプシャー州、北西はカナダのケベック州、北東は同じくニューブランズウィック州に接している。入り組んだ岩の多い海岸線、低くうねった山稜、内陸の深い森と美しい水流など、その景色で知られ、またロブスターやハマグリなど海産物料理でも知られている。州都はオーガスタ市、人口最大都市はポートランド市である。面積は全米50州のうち39位。人口は第41位である。
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現在メイン州となっている領域には数千年前から先住インディアンが住んでいた。ヨーロッパ人が接触した時にはアルゴンキン語族の数部族がいた。ヨーロッパ人による最初の開拓地は、1604年にフランス人ピエール・デュギュア・シュール・ド・モンがサンクロワ島に設立したものだった。イングランド人による最初の開拓地は、1607年にプリマス会社が設立したポパム植民地だったが、短命に終わった。1620年代に海岸線に多くの開拓地が設立されたが、過酷な気候や物資の欠乏、地元インディアンとの抗争により、失敗を続けた。
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18世紀に入ったときにヨーロッパ人は6名ほどしか居なかった。アメリカ独立戦争や米英戦争のとき、アメリカの愛国者とイギリス軍がメインの領土を巡って争った。1820年まではメイン地区としてマサチューセッツ州に属していたが、1820年の住民投票でマサチューセッツ州からの分離を決め、ミズーリ妥協の一部として3月15日にアメリカ合衆国23番目の州に昇格した。
州都 | オーガスタ |
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最大の都市 | ポートランド |
ヤマモモ
ビャクシン
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ビャクシン属(柏槇属、ビャクシンぞく、学名:Juniperus)は、ヒノキ科の針葉樹の1属。ネズミサシ属とも呼ばれる。
樹高は、ハイネズの様な低潅木からイブキの様な高木まで様々である。匍匐性の品種も見られる。樹皮は赤褐色で、縦方向に薄く長く剥がれる。葉は短く茎に密着し、互いによりあって葉の付いた枝は棒状の外見を持つ。時に針状の葉を持つ枝が見られ1本の木に混在する。雌雄異株で、他の針葉樹と違い乾果ではなく、漿果状の球果をつける。
ビャクシン属のセイヨウネズの球果はジュニパーベリーと呼ばれ、ジンの香りづけに使われる。中国では檜(桧)と書かれ、日本で見られるヒノキは大陸には分布していない。
コケモモ
コケモモ |
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![]() 果実をつけたコケモモ
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トウヒ
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トウヒ(唐檜、学名:Picea jezoensis var. hondoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。
北海道および北東アジアに広く分布するエゾマツの変種。本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの、海抜1,500-2,500 mにかけての亜高山帯に分布する。
トウヒ |
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モミ
モミ |
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モミの葉
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ブルーベリー
- ヒメコウジ(姫柑子、オオミコウジ、大実柑子、Gaultheria procumbens、eastern teaberry、checkerberry、boxberry、American wintergreen)はツツジ科[1]シラタマノキ属の植物。北アメリカ東北部原産でニューファンドランド島からマニトバ州南東部、南はアラバマ州まで広がる
ヒメコウジ |
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トナカイゴケ
ゴゼンタチバナ |
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シダ
アツモリソウ
- アツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum、シノニムCypripedium macranthum var. speciosum)は、ラン科アツモリソウ属の多年草。
- ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とはユリ科ユリ属の多年生植物。山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。鱗茎は食用のユリ根になり、別名リョウリユリともよばれている。
ヤマユリ |
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ツバメオモト
ツバメオモト |
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ウィンキー(ペリウィンクル)
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① タマキビガイ科の巻き貝。日本各地の潮間帯の岩礫に群がってすむ。殻高約一・五センチメートルの丸みを帯びた貝で、殻は厚く、ふつう灰黒色で黄白斑がある。水中や空気中では動かず、波しぶきを受けると、はいまわって餌をあさる。たまきび。② タマキビガイ科の巻き貝の総称。タマキビガイのほか、灰白色で小顆粒(しょうかりゅう)のあるアラレタマキビ、灰黒色で白い顆粒のあるイボタマキビなどがある。たまきび。
ウェック(ウェルク)
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バカガイ(破家蛤、馬珂蛤。バカ貝、馬鹿貝とも記す。学名:Mactra chinensis)は、異歯亜綱- バカガイ上科- バカガイ科- バカガイ属 (学名:Mactra) に分類される二枚貝の一種(1種)。東南アジアから東アジア南部にかけての浅海に分布する。ミナトガイ、また地方によってはウバガイとも呼ばれる。
関東地方では、アサリやハマグリなどと並んで食用としてなじみ深い貝であり、日本語では、「食用加工品となった状態の軟体部位全体」を指して、『青柳(あおやぎ、アオヤギ)』とも呼ぶ(生物の名前ではない)。季語、三春
マッキー(マッセル)
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イガイ(貽貝、淡菜、学名 Mytilus coruscus )は、イガイ目イガイ科に分類される二枚貝の一種。東アジアの浅海岩礁に生息する大型の二枚貝である。外見は同属の外来種ムラサキイガイ M. galloprovincialis に似るが、イガイは日本沿岸の在来種で、食用に漁獲もされている。
日本での地方名は多く、カラスガイ(烏貝)、ニタリガイ、トウカイフジン(東海婦人)、セトガイ(瀬戸貝)、ヒメガイ、シュウリガイなどがある。「カラスガイ」(Cristaria plicata)はイシガイ科(Unionidae)の一種に標準和名として充てられているので混同しないよう注意を要する。また学名のシノニムに M. crassitesta がある。
モリツグミ
モリツグミ |
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- 鳴き声
カーディナル
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ショウジョウコウカンチョウ科(ショウジョウコウカンチョウか、Cardinalidae)は、鳥類スズメ目の科である。
以前はコウカンチョウ科と訳した。また、分類によってはコウカンチョウ亜科 Cardinalinae やコウカンチョウ族 Cardinalini ともなった。
ショウジョウコウカンチョウ科 |
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- 赤いカーディナル 鳴き声
ノドジロシトド
ノドジロシトド |
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ヨタカ
ヨタカ |
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コマツグミ
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コマツグミ(駒鶇、学名:Turdus migratorius )は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥類の一種。渡り鳥である。
同じく胸が橙色であるヨーロッパコマドリ(英名: Robin, European Robin)にちなんで英語では "American Robin" と呼ばれ、アメリカ英語で単に "Robin" と言えば本種を指す。また、先の英語名は日本語にも入っており、音写形「アメリカンロビン」はよく用いられる和名(別名)になっている。
コマツグミ |
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ウタスズメ
- ウタスズメ(英:Song Sparrow、学名:Melospiza melodia)は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。主にアメリカに生息している。体長は11cmから18cm。頭頂は茶色く、眼の上にグレーのラインが耳まで伸びている。胸のまだら模様も特徴。ホオジロやクサチヒメドリと混同されやすい。
ウタスズメ |
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カケス
カケス |
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モズモドキ
モズモドキ科 |
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イソシギ |
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オットー・ペンテルン
ハンス・ペテルソン