読書イベント
お遊びのようなものですが、
読書をしていて気分がだれる日のために、
小さな目標をこっそりと作ってみました。
死ぬまでに読めるといいなぁ・・・。
アメリカ探偵作家クラブの創設者の1人である
アントニー・バウチャー(1911年 - 1968年)に因んで名付けられ、
1986年からミステリの世界大会バウチャーコンにおいて
推理作家らに贈られる文学賞を読もう。
【アンソニー賞・The Anthony Awards】
受賞作品
1986年
長編賞 - スー・グラフトン 『泥棒のB』
新人賞 - ジョナサン・ケラーマン 『大きな枝が折れる時』
ペーパーバック賞 - ナンシー・ピカード 『恋人たちの小道』
短編賞 - リンダ・バーンズ(英語版) 「Lucky Penny 」(『The New Black Mask 』No.3初出)
ワイルドカード賞 映画 - 「刑事ジョン・ブック 目撃者」 テレビシリーズ - 「ジェシカおばさんの事件簿」 巨匠賞 - バーバラ・マーツ
1987年
長編賞 - スー・グラフトン 『死体のC』
新人賞 - ビル・クライダー(英語版) 『死ぬには遅すぎる』
ペーパーバック賞 - ロバート・W・キャンベル(英語版) 『ごみ溜めの犬』
短編賞 - スー・グラフトン 「パーカー・ショットガン」(『卑しい街を行く』初出)
1988年
長編賞 - トニイ・ヒラーマン 『魔力』
新人賞 - ギリアン・ロバーツ 『フィラデルフィアで殺されて』
ペーパーバック賞 - ロバート・クレイス 『モンキーズ・レインコート』
短編賞 - ロバート・バーナード 「モーニング・ショウ」(又は「あなたとモーニングティー」、『EQMM』1987年1月号掲載)
ワイルドカード賞 映画 - 「ビッグ・イージー(英語版)」 テレビシリーズ - "Mystery!"
1989年
新人賞 - エリザベス・ジョージ 『大いなる救い』(又は『そしてボビーは死んだ』) ペーパーバック賞 - キャロリン・G・ハート 『舞台裏の殺人』
短編賞 - 該当者なし
ワイルドカード賞 功労賞 - ドロシー・ソールズベリ・デイヴィス
1990年
長編賞 - サラ・コードウェル 『セイレーンは死の歌をうたう』
新人賞 - カレン・キエフスキー(英語版) 『キャット・ウォーク 女性探偵に気をつけろ!』
ペーパーバック賞 - キャロリン・G・ハート 『ハネムーンの殺人』
短編賞 - ナンシー・ピカード 「いつもこわくて」
ワイルドカード賞 映画 - 「ウディ・アレンの重罪と軽罪」 テレビシリーズ - "Inspector Morse"
1991年
長編賞 - スー・グラフトン 『探偵のG』
新人賞 - パトリシア・コーンウェル 『検屍官』
ペーパーバック賞 - ジェイムズ・マキャハリー "Grave Undertaking" 、ロシェル・メジャー・クリッヒ 『甘い女』
短編賞 - スーザン・ダンラップ 「天上のビュッフェ・パーティ」
評論賞 - ジョン・L・ブリーン&マーティン・H・グリーンバーグ "Synod Of Sleuths"
ワイルドカード賞 映画 - 「推定無罪」 テレビシリーズ - "Mystery!"
1992年
長編賞 - ピーター・ラヴゼイ 『最後の刑事』
新人賞 - スー・ヘンリー 『犬橇レースの殺人』
短編賞 - リザ・コディ(英語版) 「運のいい拾い物」
評論賞 - マクシム・ジャクボウスキー(英語版) "100 Great Detectives"
ワイルドカード賞 アンソロジー / 短編集 - サラ・パレツキー 『ウーマンズ・アイ』
1993年
長編賞 - マーガレット・マロン 『密造人の娘』
新人賞 - バーバラ・ニーリイ(英語版) 『怯える屋敷』
短編賞 - ダイアン・デヴィッドソン "Cold Turkey"
評論賞 - エレン・ネール "Doubleday Crime Club Compendium 1928-1991"
1994年
長編賞 - マーシャ・ミュラー "Wolf in the Shadows"
新人賞 - ネヴァダ・バー 『山猫』
短編賞 - スーザン・ダンラップ 「レジにてお並びください」
評論賞 - エド・ゴーマン(英語版)&マーティン・H・グリーンバーグ&ラリー・セグリフ "The Fine Art Of Murder: The Mystery Reader's Indispensable Companion"
ワイルドカード賞 アンソロジー / 短編集 - マーティン・H・グリーンバーグ "Mary Higgins Clark presents Malice Domestic 2"
1995年
長編賞 - シャーリン・マクラム 『丘をさまよう女』
新人賞 - ケイレブ・カー(英語版) 『エイリアニスト―精神科医』
短編賞 - シャーリン・マクラム 「グラミスの妖怪」
評論賞 - B・A・パイク&J・クーパー "Crime Fiction, 2nd Edition"
ワイルドカード賞 アンソロジー / 短編集 - トニイ・ヒラーマン "The Mysterious West" 映画 - 「パルプ・フィクション」 トゥルークライム - デヴィッド・カンター(英語版) 『心理捜査官ロンドン殺人ファイル』 テレビシリーズ - 「第一容疑者」
1996年
長編賞 - メアリー・ウィリス・ウォーカー(英語版) 『神の名のもとに』
新人賞 - ヴァージニア・ラニア(英語版) 『追跡犬ブラッドハウンド』
ペーパーバック賞 - ハーラン・コーベン 『沈黙のメッセージ』
短編賞 - ガー・アンソニー・ヘイウッド 「誰もが見ていませんように」
評論 / ノンフィクション賞 - ケイト・スタイン "The Armchair Detective Book of Lists, 2nd Edition"
ワイルドカード賞 映画賞 - 「ユージュアル・サスペクツ」
出版社賞 - セント・マーティンズ(英語版)
短編集賞 - マーシャ・ミュラー "The McCone Files: The Complete Sharon McCone Stories" テレビ番組 - 「Xファイル」
1997年
長編賞 - マイクル・コナリー 『ザ・ポエット』
新人賞 - デイル・フルタニ(英語版) 『ミステリー・クラブ事件簿』、テリス・マクマハン・グライムス "Somebody Else's Child"
ペーパーバック賞 - テリス・マクマハン・グライムス "Somebody Else's Child"
短編賞 - キャロリン・ウィート(英語版)[要リンク修正] 「運が悪いことは起こるもの」
評論 / ノンフィクション賞 - ウィレッタ・L・ヘイシング "Detecting Women 2: Reader's Guide and Checklist for Mystery Series Written by Women"
1998年
長編賞 - S・J・ローザン 『どこよりも冷たいところ』
新人賞 - リー・チャイルド 『キリング・フロアー』
ペーパーバック賞 - リック・リオーダン 『ビッグ・レッド・テキーラ』
短編賞 - ジャン・グレイプ 「最前列の座席から」、エドワード・D・ホック 「マダガスカルの殺意」
評論 / ノンフィクション賞 - 該当者なし
1999年
長編賞 - マイクル・コナリー 『わが心臓の痛み』
新人賞 - ウィリアム・K・クルーガー 『凍りつく心臓』
ペーパーバック賞 - ローラ・リップマン 『スタンド・アローン』
短編賞 - バーバラ・ダマート "Of Course You Know that Chocolate Is a Vegetable"
評論 / ノンフィクション賞 - ジョージ・イースター "Deadly Pleasures Magazine"
2000年
長編賞 - ピーター・ロビンスン 『渇いた季節』
新人賞 - ドナ・アンドリューズ 『庭に孔雀、裏には死体』
ペーパーバック賞 - ローラ・リップマン 『ビッグ・トラブル』
短編賞 - メグ・チッテンデン "Noir Lite"
評論 / ノンフィクション賞 - ウィレッタ・L・ヘイシング "Detecting Women (3rd edition) "
ワイルドカード賞 20世紀ベスト【シリーズ】 - アガサ・クリスティ 〈エルキュール・ポアロシリーズ〉 20世紀ベスト【作家】 - アガサ・クリスティ 20世紀ベスト【作品】 - ダフニ・デュ・モーリエ 『レベッカ』
2001年
長編賞 - ヴァル・マクダーミド 『処刑の方程式』
新人賞 - ジョー・シャーロン 『上海の紅い死』
ペーパーバック賞 - ケイト・グライリー "Death Dances to a Reggae Beat" 短編賞 - エドワード・D・ホック 「消えた南京錠の鍵」
評論 / ノンフィクション賞 - ジム・ホァン 『書店のイチ押し! 海外ミステリ特選100』
2002年
長編賞 - デニス・ルヘイン 『ミスティック・リバー』
新人賞 - C・J・ボックス 『沈黙の森』
ペーパーバック賞 - シャーレイン・ハリス 『満月と血とキスと』
短編賞 - ビル・クライダー(英語版)&ジュディ・クライダー "Chocolate Moose"
評論 / ノンフィクション賞 - トニイ・ヒラーマン "Seldom Disappointed"
特別賞 - ドリス・アン・ノリス
2003年
長編賞 - マイクル・コナリー 『シティ・オブ・ボーンズ』
新人賞 - ジュリア・スペンサー=フレミング(英語版) "In the Bleak Midwinter"
ペーパーバック賞 - ロビン・バーセル "Fatal Truth" 短編賞 - マーシャ・タリー(英語版) 「料理人が多すぎる」
評論 / ノンフィクション賞 - ジム・ホァン "They Died In Vain: Overlooked, Underappreciated and Forgotten Mystery Novels"
特別賞 - 該当者なし
2004年
長編賞 - ローラ・リップマン 『あの日、少女たちは赤ん坊を殺した』
新人賞 - P・J・トレイシー 『天使が震える夜明け』
ペーパーバック賞 - ロビン・バーセル "Deadly Legacy"
短編賞 - リース・ボウエン "Doppelganger"
評論 / ノンフィクション賞 - ゲイリー・ウォーレン・ニーバー "Make Mine a Mystery: A Reader's Guide to Mystery and Detective Fiction"
特別賞 - 該当者なし
ワイルドカード賞 ヤングアダルト賞 - J・K・ローリング 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
歴史ミステリ賞 - リース・ボウエン "For The Love Of Mike"
2005年
長編賞 - ウィリアム・K・クルーガー 『二度死んだ少女』
新人賞 - ハーレイ・ジェーン・コザック 『誘惑は殺意の香り』
ペーパーバック賞 - ジェイソン・スター(英語版) "Twisted City"
短編賞 - エレイン・ヴィエッツ(英語版) 「ウェディング・ナイフ」
評論 / ノンフィクション賞 - マックス・アラン・コリンズほか "Men's Adventure Magazines"
特別賞 - 該当者なし
2006年
長編賞 - ウィリアム・K・クルーガー 『闇の記憶』
新人賞 - クリス・グラベンスタイン "Tilt-a-Whirl"
ペーパーバック賞 - リード・ファレル・コールマン "The James Deans"
短編賞 - バーバラ・セラネラ(英語版) 「ミスディレクション」
評論 / ノンフィクション賞 - メアリー・ラックマン "Heirs Of Anthony Boucher"
特別賞 - ジャネット・ルドルフ 〈国際ミステリ愛好家クラブ〉設立
2007年
長編賞 - ローラ・リップマン "No Good Deeds"
新人賞 - ルイーズ・ペニー 『スリー・パインズ村の不思議な事件』
ペーパーバック賞 - デイナ・キャメロン(英語版) "Ashes and Bones"
短編賞 - サイモン・ウッド "My Father's Secret"
評論 / ノンフィクション賞 - ジム・ホァン&オースティン・ルガー "Mystery Muses"
特別賞 - ジム・ホァン 〈Crum Creek Press and The Mystery Company〉
2008年
長編賞 - ローラ・リップマン 『女たちの真実』
新人賞 - タナ・フレンチ 『悪意の森』
ペーパーバック賞 - P・J・パリッシュ "A Thousand Bones"
短編賞 - ローラ・リップマン 「知らない女」
評論 / ノンフィクション賞 - ジョン・レレンバーグ&ダニエル・スタシャワー&チャールズ・フォリー "Arthur Conan Doyle: A Life in Letters"
特別賞 - ジョン&ルース・ジョーダン(雑誌 "Crimespree" 発行者・編集者)
2009年
長編賞 - マイクル・コナリー 『真鍮の評決 リンカーン弁護士』
新人賞 - スティーグ・ラーソン 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
ペーパーバック賞 - ジュリー・ハイジー 『厨房のちいさな名探偵』
短編賞 - ショーン・チャーコーヴァー "A Sleep Not Unlike Death"
評論 / ノンフィクション賞 - ジェフリー・マークス(英語版) "Anthony Boucher: A Biobibliography"
2010年
長編賞 - ルイーズ・ペニー "The Brutal Telling"
新人賞 - ソフィー・リトルフィールド 『謝ったって許さない』
ペーパーバック賞 - ブライアン・グルーリー(英語版) 『湖は餓えて煙る』
短編賞 - ハンク・フィリッピ・ライアン(英語版) "On the House"
評論 / ノンフィクション賞 - P・D・ジェイムズ "Talking About Detective Fiction"
2011年
長編賞 - ルイーズ・ペニー "Bury your Dead"
新人賞 - ヒラリー・デイヴィッドソン "Damage Done"
ペーパーバック賞 - ドゥエイン・スウィアジンスキー(英語版) "Expiration Date"
短編賞 - ダナ・キャメロン(英語版) "Swing Shift"
評論 / ノンフィクション賞 - ジョン・カラン 『アガサ・クリスティーの秘密ノート』
2012年
長編賞 - ルイーズ・ペニー "A Trick of the Light"
新人賞 - サラ・J・ヘンリー "Learning to Swim"
ペーパーバック賞 - ジュリー・ハイジー "Buffalo West Wing"
短編賞 - ダナ・キャメロン(英語版) "Disarming"
評論 / ノンフィクション賞 - シャーレイン・ハリス "The Sookie Stackhouse Companion"
2013年
長編賞 - ルイーズ・ペニー "The Beautiful Mystery"
新人賞 - クリス・パヴォーネ(英語版) 『ルクセンブルクの迷路』
ペーパーバック賞 - ジョニー・ショウ "Big Maria"
短編賞 - ダナ・キャメロン(英語版) "Mischief in Mesopotamia"
ノンフィクション賞 - ジョン・コナリー / デクラン・バーク(英語版) "Books to Die for : The World's Greatest Mystery Writers on the World's Greatest Mystery Novels"
功労賞 - スー・グラフトン
2014年
長編賞 - ウィリアム・K・クルーガー 『ありふれた祈り』
新人賞 - マット・コイル(英語版) "Yesterday's Echo"
ペーパーバック賞 - カトリーナ・マクファーソン "As She Left It"
短編賞 - ジョン・コナリー "The Caxton Private Lending Library & Book Depository"
ノンフィクション賞 - ダニエル・スタシャワー(英語版) "The Hour of Peril: The Secret Plot To Murder Lincoln Before the Civil War"
2015年
長編賞 - ローラ・リップマン "After I'm Gone"
新人賞 - ローリー・レーダー=デイ "The Black Hour"
ペーパーバック賞 - カトリーナ・マクファーソン "The Day She Died"
短編賞 - アート・テイラー(英語版) "The Odds Are Against Us"
ノンフィクション賞 - ハンク・フィリッピ・ライアン(英語版)編 "Writes of Passage: Adventures on the Writer's Journey"
2016年
長編賞 - クリス・ホルム 『殺し屋を殺せ』
新人賞 - グレン・エリク・ハミルトン "Past Crimes"
ペーパーバック賞 - ルー・バーニー "The Long and Faraway Gone"
評論・ノンフィクション賞 - ヴァル・マクダーミド "Forensics: What Bugs, Burns, Prints, DNA, and More Tell Us About Crime"
短編賞 - ミーガン・アボット "The Little Men: A Bibliomystery"
アンソロジー・短編集賞 - アート・テイラー(英語版)編 "Murder Under the Oaks: Bouchercon Anthology 2015"
ヤングアダルト賞 - ジョエル・シャーボニュー "Need"
2017年
長編賞 - ルイーズ・ペニー "A Great Reckoning"
新人賞 - ジョー・イデ(英語版) "IQ"
ペーパーバック賞 - ジェームズ・W・ツィスキン "Heart of Stone"
アンソロジー賞 - グレッグ・ヘレン(英語版)編 "Blood on the Bayou: Bouchercon Anthology 2016"
短編賞 - ミーガン・アボット "Oxford Girl"
ヤングアダルト賞 - エイプリル・ヘンリー(英語版) "The Girl I Used to Be"
中編賞 - B・K・スティーヴンス "The Last Blue Glass"
評論・ノンフィクション賞 - ルース・フランクリン(英語版) "Shirley Jackson: A Rather Haunted Life"
2018年
アッティカ・ロック(Attica Locke) ブルーバード、ブルーバード "Bluebird, Bluebird"
2019年
ルー・バーニー(Lou Berney) 11月に去りし者 "November Road"
2020年
ハンク・フィリッピ・ライアン(Hank Phillippi Ryan) "The Murder List"
2021年
S・A・コスビー(S.A. Cosby) 黒き荒野の果て "Blacktop Wasteland"
2022年