Corona Borealis

*読書*

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はじめまして。

ようこそいらっしゃいました。

本棚 月と六ペンス (光文社古典新訳文庫) 文庫 – 2008/6/12 ウィリアム・サマセット モーム (著), William Somerset Maugham (原著), 土屋 政雄 (翻訳) №2/2

 

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I found a book that I want to read.

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月と六ペンス

(光文社古典新訳文庫) 文庫

2008/6/12

ウィリアム・サマセット モーム (著)

William Somerset Maugham (原著)

土屋 政雄 (翻訳)

№/2

 

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本と作家のリスト
 

f:id:coronaborealis:20170710085409g:plain『ヘンリー四世』 ウィリアム・シェイクスピア

f:id:coronaborealis:20170710085409g:plain『神統記』 ヘシオドス

 

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映像リスト

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memo

エイブラハム

  • 「私」が昔、聖トマス病院で知り合った男
  • 聖トマス病院での成功を捨てた
  • 醜いギリシャ女と暮らして、腺病質の子供は5~6人

レバント地方

 
レバントの範囲の例

 エジプト

アレクサンドリア

エジプトにおけるアレクサンドリアの位置の位置図
エジプトにおけるアレクサンドリアの位置

よれよれのギャバジン

 
バーバリーによる防水ギャバジン・スーツの広告、1908年
 
ギャバジン
アレック・カーマイケル
  • 「私」の聖トマス時代の旧友で成功者
  • エイブラハムが聖トマス病院のスタッフから抜けたので掴んだ栄光
  • 年収1万ポンド
  • ナイトの称号

ベロット

  • Bernardo Bellotto (1722―1780)

  • イタリアの画家。ベネチア生まれ。カナレット(アントニオ・カナル)の甥(おい)で、またその弟子。伯父と同様に自らカナレットと名のったため、両者の作品の間に混乱が生ずることになった。師と同様、実景を記録的に描いた都市風景画(ベドゥータ)で知られるが、冷ややかな色彩を用い、師以上に精密に対象を描写している。若いころはカプリッチcapricciと称する幻想的風景画も描いた。1747年ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世に招かれてドレスデンに赴き、1766年まで主として同地にあって、ドレスデン、ピルナ、ケーニヒシュタインなどの風景を描く。この間、1758~1759年ウィーンに滞在し、1761年にはミュンヘンを訪れている。さらに1767年ロシアに向けてたった画家は、途次、ポーランド王スタニスラス2世の招きに応じてワルシャワに立ち寄り、そのまま宮廷画家としてとどまり、1780年11月17日同地でした。作品に『ドレスデン風景』(1747・ドレスデン国立絵画館)があり、類似のエッチング作品もある。

ゾファニー

ヨーハン・ゾファニー
ヨーハン・ゾファニー-ゴリアテの頭を持つデビッドとしての自画像-Google Art Project.jpg
ゴリアテの頭を持つダビデとしての自画像、

カーマイケル夫人

  • 背の高い美人

腺病質

  • 体格が細く、一般に弱い体とみなされ、(けい)部のリンパ節が腫(は)れているような小児に対して、昔から俗に用いられていたことばであるが、医学的には明らかな概念をもっていない。欧米の医学用語としては、いわゆる「るいれき(瘰癧)」がこれにあたる。るいれきとは、小、とくに胸腺リンパ体質の子供の頸部リンパ節結核性病変のために腫脹(しゅちょう)したものをさし、皮膚の湿疹(しっしん)、目の角膜におこる小結節すなわちフリクテン、口唇および鼻粘膜の炎症などの病変を伴って特異な顔つきになることを意味している。

1万ポンド

  • 1556699.99円(現代変換)

アタ

  • ティアレのホテルで働いていた遠縁の娘
  • 両親は他界
  • 土地の娘で17歳
  • ストリックランドに気がある
  • ティアレのすすめでストリックランドと結婚する
  • 土地をもっている

あなたにベガンだって

ティアレの夫

  • 一人目 ハンサムで6フィート3インチもある大男で酔うと殴るジョンッソン船長とは死別
  • 二人目 ジョージ・レイニーは背が高く強そうなのは見かけだけ。酒は飲まずなぐらないし浮気をしても気付かないような男だったので離婚した

<食事>ティアレがつくったアタとストリックランドの結婚祝いの晩餐会

  • 腕豆豆のスープ
  • ポルトガル風ロブスター料理
  • カレー
  • ココナッツサラダ
  • デザートのアイス
  • シャンパ
  • リキュール

ストリックランドとアタが結婚してアタの土地へ行った後の3年間

  • ストリックランドの一番幸福な時期だったろう
  • 二人の子供2人と出産祝いに来たまま居座った老婆と老婆を見に来た孫娘と何者かわからない若者で暮らす

バナナ、アボカド、ココヤシ・・・土地の収入源

クロトン

ヘンヨウボク
ヘンヨウボクの画像

鳳凰

ホウオウボク
Delonix regia (Chipata).jpg

 

Delonix regia
簎(やす)
  • 漁具の一。長い柄の先に数本に分かれた鋭い鉄をつけ、魚介を突いて捕らえるもの

コプラをこそぎとって

  • コプラcopra)は、ココヤシの果実の胚乳を乾燥したもの。灰白色で約40-65 %の良質脂肪分を含む。主に東南アジア諸国や太平洋諸島で生産され、住民の貴重な現金収入源となっている。
  • 圧搾したコプラ油(椰子油)は、生のココナッツミルクなどに比べて酸敗の恐れが少ないことから、マーガリンなどの加工食品の原料油脂になるほか、生体への攻撃性の少なさから石鹸蝋燭など日用的な工業製品の原料となる。

    コプラ油の絞りかすは有機肥料家畜飼料となる。飼料の利用には、フレーク(コプラフレーク)に加工し用いられる。ビタミン類や油脂類に富むことから、日本では肥育を行うブランドの飼料として知られている。

 
コプラ
ブリュノ船長
  • タヒチ時代のストリックランドをよく知る人物
  • 中年のフランス人
  • ロンクール号船長
  • ストリックランドとチェス仲間で、結婚のお祝いの晩餐会に参加したし、家にも訪ねていったことがある
  • ストリックランドの絵を買っていた
  • ブルターニュの人

アー・リン

  • ティアレのホテルのシナ人のボーイ

蛸の木

  • タコノキ(蛸の木、露兜樹、学名Pandanus boninensis)は、タコノキ科の常緑高木。雌雄異株小笠原諸島の固有種。海岸付近で生育する。種名boninensisは、小笠原諸島 (英名 Bonin Islands) に由来する。

    小笠原諸島の海の近くに自生し、高さ10mほどになる。タコノキ科植物全般に見られる特徴として、気根が支柱のように幹を取り巻きタコのように見えることからタコノキ目の基準種となっている。葉は細長く1mほどに達し、大きく鋭い鋸歯を持つ。初夏に白色の雄花、淡緑色の雌花をつけ、夏に数十個の果実が固まったパイナップル状の集合果をつける。果実は秋にオレンジ色に熟し、茹でて食用としたり、食用を採取する原料とする。

    本種は小笠原諸島の固有種であるが、八丈島等に移出されて定着している他、葉の美しさから観葉植物として種苗が販売されている。 南西諸島に多く生育するアダンの近縁種であるが、アダンの葉には鋸歯が小さいなどの違いで見分けることができる。

タコノキ
Pandanus boninensis.jpg

パウモツ

  • パウモツ諸島 Paumotu Archipelago 南太平洋、フランス領ポリネシア中部にあるツアモツ諸島の別名
  • トゥアモトゥ諸島(トゥアモトゥしょとう)は、南太平洋にあるフランス領ポリネシアに属する諸島である。ツアモツ諸島とも書く。 かつてはパウモトゥ諸島とも呼ばれていた。

    面積約857km2の78以上の環礁からなり、世界で最も環礁が多い地域である。 2002年の調査では、トゥアモトゥ諸島(ガンビエ諸島を含む)の人口は15,862人である。

コンサンティー

コンサーティーナ
アングロ・コンサーティーナの座奏

ブリュノ船長のストリックランドへの共感

  • ストリックランドの目指したものは美
  • ストリックランドをとらえたものは美の創造への情熱

クートラ医師

  • フランス人の老人
  • タラバオの首長の診察のあと、よばれてストリックランドを診察しにいった

『ライオンのような顔』・・・癩者(らいしゃ)

癩者(らいしゃ)

タネ

  • いつの間にかストリックランドの家に居座った若者
  • ストリックランドが病気になったので出ていく

クートラ医師が最初の診察から2年後

  • タラバオまで診察に来たので、ストリックランドの様子を見に行くが会ってもらえなかった
  • 同居の者はみんな出ていき、子供が一人死んでいた

さらにその2年か3年後

  • ストリックランドが死にかけていると知らせがくる
  • 壁に描かれた絵 天才の業

『ヘンリー四世』

ファルスタッフ

  • サー・ジョン・フォルスタッフ(Sir John Falstaff)は、ウィリアム・シェイクスピアの作品(ヘンリアド)に登場する架空の人物。言語によっては「ファルスタッフ」とも。

    大兵肥満の老騎士。臆病者で「戦場にはビリっかす」、大酒飲みで強欲、狡猾で好色だが、限りないウィット(機知)に恵まれ、時として深遠な警句を吐く憎めない人物として描かれ、上演当時から現代に至るまでファンが多い。

     フォルスタッフ「名誉だと? そんなもので腹がふくれるか?」

    シェイクスピアの生み出した数多くの劇中人物の中でも、「劇を飛び出して生きた」息子は二人だけだと言われている(フォルスタッフシャイロック英語版)。

    ヘンリー四世』(2部作)ではハル王子(後のヘンリー5世)の放蕩仲間として登場するが、第2部の最後に即位してヘンリー5世となった王子に追放されてしまう。続編の『ヘンリー五世』では、追放後まもなく失意の中で、(フランスで汗かき病のため)死んだことが仲間(ピストール、バードルフ)の口から語られるという形で紹介される。

     ピストール「地獄ででもいいから、ヤツと一緒にいたいよ…」

    もっとも、このようなフォルスタッフの「殺害」については、当時から人気の高かったフォルスタッフを勝手に登場させた戯曲などがまかり通っており、シェイクスピアはそのような事態を防ぐために、自らの「息子」を死んだことにして守らなければならなかったといわれている。

    イングランド女王エリザベス1世がフォルスタッフをたいそう気に入り「彼の恋物語が見たい」と所望したため、シェイクスピアはフォルスタッフを主人公とした『ウィンザーの陽気な女房たち』を書いたと言う説もある。同作では勝手な思い込みから2人の夫人に恋を仕掛ける愉快な好色漢として描かれている。

    ヘンリー5世の盟友であったジョン・オールドカースル(Sir John Oldcastle)がモデルとされている。初演時に名前をそのまま流用すると、子孫から抗議を受けた。そこでやはり実在の人物で『ヘンリー六世』(第1部)にも登場するジョン・ファストルフ(Sir John Fastolf)の姓を綴り変えた、フォルスタッフという架空の姓を創造した。

ミケランジェロ

アタと子供の男の子のその後

  • 親戚のいるマルケサスに行った
  • 子供は、今キャメロンのスクーナーに乗っているらしい。見た目は父親によく似ている。

マルケサス

ヘスペリデスの園で摘んだ果実

  • ヘスペリデス古希ἙσπερίδεςHesperides)は、ギリシア神話に登場する世界の西の果てにあるニンフたちである。「黄昏の娘たち」という意味。ヘスペリデスは複数形で、単数形はヘスペリス古希ἙσπερίςHesperis)。
  • ヘーシオドスの『神統記』では夜の女神・ニュクスが1人で生んだ娘たちとされるが[、一般的にはアトラースの娘として知られ、プレイアデスヒュアデスプレーイオネーとの娘たちとされるのに対し、ヘスペリデスはヘスペロスの娘であるヘスペリスとの間に生まれた娘たちであり、母の異なる姉妹関係になる

    ヘスペリデスは世界の西の果てにある「ヘスペリデスの園」に住んでいる。その近くでは、父アトラースが天空を背負って立っている。「ヘスペリデスの園」にはヘーラーの果樹園があり、ヘスペリデスは果樹園に植えられた黄金のリンゴの木を世話して、明るい声で歌を歌っている。リンゴの木は、ゼウスとヘーラーの結婚の祝いとしてガイアが贈ったものである。しかし、ゼウスがこのリンゴを採っては恋の贈り物としてばらまいてしまうため、ゼウスの手が届かないように、アトラース山の頂にある果樹園にヘーラーが移し植えたとされる

    木の世話をしているヘスペリデスがリンゴを盗んでいるのを見つけたヘーラーは、百の頭を持つ(または)・ラードーンに木の周りをぐるぐる巻き付かせ、番をさせることにした。「ヘスペリデスの園」は、主にペルセウスのメドゥーサ退治の伝説、ヘーラクレース11番目の功業の物語の舞台となった。ヘーラクレースが持ち帰った黄金のリンゴは、エウリュステウスが彼に返したため、アテーナーがヘーラクレースから受け取って再び元の場所に戻したという。ヘーラーの持ち物を本来の場所以外のどこに置くことも違法とされたからである 

クートラ夫人
  • 食前酒(しょくぜんしゅ)とは、食事の前に飲むのこと。フランス語からアペリティフApéritif)ともいう。ラテン語の「aperire(開く)」を語源とする。18世紀の後半にイタリアのトリノから始まったもので、イタリア語ではアペリティーヴォと言い、食欲を増進させたり、出席者の会話を弾ませるきっかけに飲むをいう。飲む場の性格からして、その後の食事の邪魔にならぬよう、少量の酒を1、2杯程度飲む。欧米では、ショートカクテルシェリー酒など、かなり強めの酒を(特に男性は)飲むことが多いが、日本では、白ワインなどをベースにした軽いカクテルが用いられることが多く、アルコール度数が高いものは用いられることはない。
カンキナデュボネ
  • 赤ワインか?

タヒチ➡ロンドン

  • 60歳に手が届くが50代にみえたストリックランド夫人に会いに行く「私」

バン・ブッシュ・テイラー

バクスト

ロナルドソン

  • ストリックランド夫人との娘
  • 砲兵隊のロナルドソン少佐と結婚した

 

解説

長篇小説『ランベンスのライザ』1897年 モーム

アーサー・モリソンに一部盗作したと批判される

アーサー・モリソン

『クラドック夫人』1902ねん モーム

回転木馬』1904年 モーム

戯曲『フレデリック夫人』1907年 モーム 大当たりする

戯曲『ジャック・ストロウ』1908年 モーム

戯曲『ドット夫人』1908年 モーム

戯曲『家庭と美人』1919年 モーム

戯曲『ひとめぐり』1921年 モーム

長篇小説『人間の絆』1915年 モーム

『月と六ペンス』 モーム 高評価

  • 10年の構想を経て書かれた傑作
  • 題名『月と六ペンス』は、前作『人間の絆』についての書評が「タイムズ文芸付録」に掲載されたときの文句をモームが使ったもの「ほかの多くの青年と同様、主人公フィリップは『月』に憧れつづけ、その結果、足元にある『六ペンス』銀貨には気づかなかった」と書かれた。・・・モームは『月』は理想を、『六ペンス』は現実をあらわす比喩として、『月と六ペンス』のストリックランドにも応用できると考えたものと思われる。
  • 第一次大戦中・・・モームも参加 スパイ活動

長篇小説『お菓子とビール』1930年 モーム

長篇小説『かみそりの刃』1944年 モーム

女優スージョーンズにプロポーズして断られたので、ロンドンの社交界の花形シリー・ウェルカムと結婚してしまう。モーム43歳、1917年。➡1929年離婚

スー・ジョーンズ

  • Sue Jones
  • スージョーンズはウェールズのオーストラリア人彼女のテレビの役割で最もよく知られている女優です。特に1990年から1994年にかけてネイバーズでパムウィリスを演じるためのメロドラマ、ホームコメディ、テレビ映画。彼女はまた、シチュエーションコメディティーレディース(1978)で継続的な役割を果たし、1981年に囚人でキャシーホールでした。他のクレジットには、警察ドラマでのいくつかの役割が含まれます。ブルーヒーラーズ、ショートフィルムピナタ(2009年のメルボルン国際映画祭で初公開)、2007年9月のチャペルオフチャペルでのアンソニークロウリーのシャドウパッションは、マーガレットの役割を果たしています。 2013年と2014年に、ジョーンズはABC コメディシリーズアッパーミドルボーガンパット

シリー・ウェルカム

シリー・ウェルカムと結婚以前からモームを精神的にささえたジェラルド・ハクストン