Corona Borealis

*読書*

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はじめまして。

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本棚 紅霞後宮物語 第十二幕 (富士見L文庫) (日本語) 文庫 – 2020/12/15 雪村花菜 (著), 桐矢隆 (イラスト)

 

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I found a book that I want to read.

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紅霞後宮物語 第十二幕

(富士見L文庫) (日本語) 文庫 – 2020/12/15

雪村花菜 (著)

桐矢隆 (イラスト)

 

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本と作家のリスト
 

f:id:coronaborealis:20170710085409g:plain紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫(日本語) 文庫 – 2019/11/15雪村花菜   (著), 桐矢 隆 (イラスト)

 

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映像リスト

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memo

 <場>宸(シン)国 牢獄

  • 冷宮へ送られる前の小屋

<人>関小玉(カンショウギョク)

  • 33歳で後宮に入り、翌年皇后となった武官だが廃后される。
  • 貧農出身。

人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)

  • 《膾 (なます) と炙 (あぶりにく) とが、だれの口にもうまく感じられるところから》人々の話題に上ってもてはやされ、広く知れ渡る。「―◦した名言」

<人>楊清喜(ヨウセイキ) 男

  • 元小玉の従卒。
  • 小玉の後宮入りに伴い宦官となる。
  • 一昔前の古臭い女物の着物(復卿(フクケイ)の形見の服)を着て、鄭綵(テイサイ)とひかえていた。

<人>鄭綵(テイサイ) 女

  • 小玉の二代目の副官。
  • 王蘭英(オウランエイ)の娘。
  • 武官の頭。
  • 前職が軍人だった楊清喜(ヨウセイキ)と気心が知れている。
  • 最近、夫(温青峰(オンセンホウ))のお妾さんが妊娠した。・・・今は離婚した後。
  • 楊清喜(ヨウセイキ)と控えていた。

作戦

  • 関小玉(カンショウギョク)、楊清喜(ヨウセイキ)、鄭綵(テイサイ)は、冷宮に送られ、労働に従事することになる。
  • 今後は李賢妃(李真挂(リシンケイ))の息がかかった者が三人の支援をしてくれる。
  • 冷宮にいる間、李賢妃(李真挂(リシンケイ))のことを口に出さないように特に気を付ける。
  • 合言葉
  • 賢妃のことは明慧(メイケイ)=李賢妃(李真挂(リシンケイ))
  • 貴妃のことは樹華(ジュカ)=馮貴妃(馮紅燕(フウコウエン))
  • 王太妃のことは夫人=雯凰(ブンオウ)(=雯王太妃)
  • 貴妃の義妹のことは誠(セイ)=薄雅媛(ハクガエン)

<人>張慧(チョウメイケイ) 女 故人

  • 最強の筋肉を誇る武官。
  • 小玉の片腕にして親友。

<人>納蘭樹華(ナランジュカ) 男 故人

  • 慧(チョウメイケイ)の夫。
  • 隣国實から亡命してきた武人。

<人>納蘭誠(ナランセイ)

  • 慧(チョウメイケイ)と納蘭樹華(ナランジュカ)の息子

武国子監(ぶこくしかん)

  • 皇后小玉の肝いりの機関
  • 現在、小玉が療養で不在なので進行しないので、責任者は陳叔安(チンシュクアン)だが、心配した王蘭英(オウランエイ)の訴状で文林が正式に任命した。
  • 権限が廃后から兵部(ひょうぶ)に委譲された後がったので、存続。
  • 王蘭英(オウランエイ)が廃后と共倒れにならないように、頑張って存続させた。

<人>王蘭英(オウランエイ) 女

  • 文官として文林に仕えている。
  • 元後方支援の武官。
  • 地方の身分の高くない武官の家で生まれた。
  • 地方で仕事を続けられそうな男性と後妻として結婚した。
  • 両親が亡くなった後も幸せな結婚生活だったが、夫が出兵したあと、夫の愛人が子供(鄭綵(テイサイ)のこと)を押し付けに家に来て、夫は出兵から戻らなかった。
  • 未亡人として、血のつながらない夫の遺児を育てる人生を選らび、帝都へ。
  • 鄭綵(テイサイ)は義理の娘。

<人>黄復卿(コウフクケイ) 男 故人

  • 女装癖の男。
  • 小玉のかつての部下。(20年前くらい)
  • 女上官と関係を持っているいう噂(小玉の愛人という噂)を払拭するために女装をしはじめた。
  • 戦場で小玉を先に逃がして戦死した。
  • 恋人であった楊清喜(ヨウセイキ)が、彼の女物の着物を形見として引き取った。

<人>温青峰(オンセンホウ)

  • 鄭綵(テイサイ)が離婚した元夫。

<場>冷宮・・・永巷(えいこう)ともいう。

  • 元は罪を犯した妃嬪(ひひん)を拘留する監獄がそう呼ばれていたが、時代により解釈がことなる。
  • 現在はもっぱら後宮で働く奴婢の住む場所。
  • 100年以上前には、掖庭殿(液晶ていでん)という場所にあったので、「掖庭(えきてい)」と呼ばれていた呼称が残っていて、今もそう呼ぶこともある。
  • 後宮の管轄。
  • 梅花(バイカ)が一時ここに収容されていたことがあると本人から小玉は聞いた。

<人>毛(モウ) 女

  • 50代くらい。

<人>万(バン) 女

  •  冷宮での小玉と鄭綵(テイサイ)の上司。

 <場>宸国 宮城

<人>李真挂(リシンケイ) 女

  • (位)賢妃
  • 小玉(ショウギョク)の心棒者。
  • 元は昭儀(ショウギ)だったが、降格して才人となって、今は賢妃。
  • わざと悠々自適に振る舞って、茹昭儀(ジョしょうぎ)(茹仙娥(ジョセンガ))達の目をごまかしている。
  • 異母弟の科挙の勉強の進捗報告の手紙を目隠しにして、廃后・関氏(小玉)への支援の準備が順調である手紙。
  • 李真挂(リシンケイ)の実家は金はあるが、権力のたぐいは心もとない。
  • 雯凰(ブンオウ)(=王太妃)が馮王領から動けない理由があるので、徐麗丹(ジョレイタン)と協力関係になろうとする。

<人>細鈴(サイリン) 女

  • 李真挂(リシンケイ)に仕える女官。

<人>李真挂(リシンケイ)の異母弟

  • 科挙の勉強の進捗は悪い。
  • 李真挂(リシンケイ)は義母弟の顔を覚えていない。
  • 妾の子供で、李真挂(リシンケイ)とはあまり接点がなかった。
  • 商人の子ということで、私塾でもよい扱いを受けていない。・・・賢妃の弟であることを私塾に伝えていない。

科挙をうけられない人間

  • 現在は服喪中の人
  • 前科のある人
  • 20年前は、特定の職種(商人、職人の家)の者
  • もっと前は、性別で

<人>馮紅燕(フウコウエン) 女

  • (位)貴妃。
  • 小玉(ショウギョク)の心棒者。
  • 雯凰(ブンオウ)(=王太妃)の娘。
  • 皇族。
  • 王太妃譲りの美貌と性格を持つ。
  • 薄雅媛(ハクガエン 女)の義理の妹。
  • 目の前で廃后・関氏(小玉)が連行され、精神的に衝撃を受けてふせがちになっていた。

<人>雯凰(ブンオウ)(=王太妃)

  • 皇族。
  • 馮紅燕(フウコウエン)の母親。
  • 馮王家に嫁ぐ。
  • 若いころ、小玉に護衛されていた時期がある。
  • 小玉(ショウギョク)の心棒者。
  • 納蘭誠(ナランセイ)という少年が後見である関氏(小玉)の甥ごと馮王領にいる。(関氏(小玉)が捕縛される前に、皇帝の計らいで二人とも馮王領にむかわされた。)

<人>納蘭誠(ナランセイ) 男

  • 慧(チョウメイケイ)と納蘭樹華(ナランジュカ)の息子
  • 関氏(小玉)が捕縛される前に、皇帝の計らいで二人とも馮王領にむかわされた。
  • 鴻(コウ)皇太子と折り合いが悪く、文林はのちに皇太子の側近にしたかったが、年が近い馮王の側近にいくことに前々から話があった。
  • 納蘭誠(ナランセイ)の母親張慧(チョウメイケイ)は、馮王の命を救って落命した。

<人>関丙(カンヘイ) 男

  • 小玉の甥。
  • 農業に従事じていたが、宮城によばれていた。今回の騒動で、関氏(小玉)が捕縛される前に、皇帝の計らいで二人とも馮王領にむかわされた。
  • 馮王領では、関氏の甥を監視という名目で保護している。

<人>馮王(フウオウ)

  • 雯凰(ブンオウ)(=王太妃)の息子。
  • 馮紅燕(フウコウエン)の弟。
  • 皇族。

<人>徐麗丹(ジョレイタン) 女

  • (位)尚宮(ショウキュウ)。
  • 女官を統括している。
  • 梅花(バイカ)の知己。
  • 紅霞宮(こうかきゅう)の水に毒を盛られたと仮説をたて、自ら試飲して実証したので伏している。
  • 陰での呼び名は「鶏がら」。
  • 捜査活動、難航。・・・亡き韓婕妤(カンショウヨ)が、丹砂(たんさ)が原因か死因の検討。
  • 皇后派。
  • 先帝が皇太子だった時、その宮で使えていた経験がある。

<場>冷宮・・・永巷(えいこう)ともいう。

  • 元は罪を犯した妃嬪(ひひん)を拘留する監獄がそう呼ばれていたが、時代により解釈がことなる。
  • 現在はもっぱら後宮で働く奴婢の住む場所。
  • 100年以上前には、掖庭殿(液晶ていでん)という場所にあったので、「掖庭(えきてい)」と呼ばれていた呼称が残っていて、今もそう呼ぶこともある。
  • 後宮の管轄。
  • 梅花(バイカ)が一時ここに収容されていたことがあると本人から小玉は聞いた。

臭虫(しゅうちゅう)

  • トコジラミ床虱学名Cimex lectularius英語Bed bug

  • 吸血性の寄生昆虫である。

  • 別名、南京虫(なんきんむし)、床虫(とこむし)

  • 南京虫」の「南京」とは、江戸時代には海外から伝わってきた小さいもの、珍しいものに付けられる名だった(他の用例として南京錠南京豆などが挙げられる)。この昆虫は海外からの荷物に付着して伝わってきたと考えられている。ただし、実際に中国南部広東省から江蘇省にかけても多く生息しているため、南京という地名に由来するとの説もあながち間違いではない。中国語では「臭虫」と呼ばれ、本種を「温帯臭虫」、タイワントコジラミを「熱帯臭虫」と称して区別する。タイワントコジラミとの混称と思われるが、地方名に、「あーぬん」(沖縄県石垣島)、「あやぬん」(沖縄県小浜島)、「ひーらー」、「っちゅくぇびーら(人食いひら)」(首里方言)、「あかめ」(東京都八丈島)などがある。布団やベッドに潜み、そこで被害を受けることが多いので「トコジラミ」や「トコムシ」の名称が付いた。英語ではトコジラミ、タイワントコジラミともに「bedbug」の名称が使われるが、トコジラミを特に指す場合は「common bedbug」と言う。

<場>宮城 職場

<人>王蘭英(オウランエイ) 女

  • 文官として文林に仕えている。
  • 元後方支援の武官。
  • 地方の身分の高くない武官の家で生まれた。
  • 地方で仕事を続けられそうな男性と後妻として結婚した。
  • 両親が亡くなった後も幸せな結婚生活だったが、夫が出兵したあと、夫の愛人が子供(鄭綵(テイサイ)のこと)を押し付けに家に来て、夫は出兵から戻らなかった。
  • 未亡人として、血のつながらない夫の遺児を育てる人生を選らび、帝都へ。
  • 鄭綵(テイサイ)は義理の娘。
  • 鄭綵(テイサイ)が冷宮に送られたことで、職場では腫物に触るような扱いをいけていた。

<人>薛(セツ) 男

  • 先代の兵部(ひょうぶ)尚書が引退したので、兵部(ひょうぶ(位)侍郎から新任(位)尚書に繰り上がった。
  • 王蘭英(オウランエイ)とも気心が知れてる人物。

女性武官の増加

<人>温青峰(オンセイホウ)閣下 男

  • 鄭綵(テイサイ)の離婚したもと夫。
  • 最近正式な手続きのお妾さんの子供ができた。
  • 好青年。

<人>旻(ビン)・・・今は繍(シュウ)と呼んでいる。

  • 王蘭英(オウランエイ)の侍女。
  • 引きこもり勝ちの息子や家族の鎹の役目となっている子供。

<人>王蘭英(オウランエイ)の長男

父親への隔意のせいで結婚することに拒絶感を抱いている。

<人>王蘭英(オウランエイ)の旧知の知人

  • 相当前に妻の体調を理由に職務を退いた軍部の文官。
  • 現役のころ後ろぐらい領域まで足をつっこんでいた人物なので、彼が握る情報は王蘭英(オウランエイ)の疎い部分を補ってくれると思い、連絡をとっている最中。
  • 最近妻は亡くなった。

<時>小玉たちが冷宮に入ってから一か月ほど経った。

 <場>冷宮

  • 外部からの援助、やっとはじまる。
  • 5日から7日に一度、冷宮の片隅で潜んで待つ援護者(名前は知らない)から食べ物もらってその場で交代で食べる。
  • 援助者から情報や文林からの伝言を聞ける。・・・楊清喜(ヨウセイキ)は無事。
  • 冷宮に居る者達は、極力小玉や綵とかかわりになりたくない様子。住居も隔離。
  • 小玉たちの仕事は、洗濯を中心に、雑用。
  • 洗濯もの・・・下位の女官や宦官のもの、仙韶院(せんしょういん)に所属する者の服。

 <場>仙韶院(せんしょういん)

  • 楽人(がくじん)や官妓(かんぎ)の所属する場所。

仙韶院(せんしょういん)

  • 梨園(りえん)とは中国宮廷楽家養成所である。日本では転じて、一般社会の常識とかけ離れた特殊社会としての歌舞伎俳優の社会を指す。
  • 語の由来は、玄宗の初年(712年)に、唐都長安西北郊の西内苑内で、芸人達をが植えられている梨園と称される庭園に集め、音楽教習府と呼ばれる施設で芸を磨いたことに始まる。音楽教習府には、太常寺太楽署所属の楽人で、坐部伎の楽人子弟、教坊妓女、宮女の一部とが属した。玄宗の嗜好する法曲を、皇帝が直々に教えたため、皇帝梨園弟子と称された。

    安史の乱で宮廷の音楽も壊滅して衰退したが、その後再興され、838年には法曲を仙韶曲と改め、梨園を仙韶院と改めた。後、唐末の動乱によって、消滅した。

    代以後の中央劇壇に対しても、梨園という名称が用いられる。

<人>小玉の兄嫁

  • 小玉が故郷を出て以降、身近にある薬効について情報を集めていた。
  • 故郷から兄嫁と甥を連れて帝都に居を移したあとは、小玉の知り合いの医師を手伝い、弟子みたいな立場になっている。

<人>小玉の知り合いの医師

  • 亡き韓婕妤(カンショウヨ)を検死した医師
  • おじいちゃん。
  • 腕は今一つだが、その自覚を持ち、慎重さと誠実さと口の堅さを兼ねそなえていることで定評のある医師。
  • 亡き梅花(バイカ)も腕以外は信頼していた。
  • 家柄もよく、誰かと一緒に仕事をすると、非常に有能な人間。(主治医は別の人にたのみ、彼に治療に立ち会ってもらう人が多い。)
  • 十代の頃に結婚した妻と今も仲良し。
  • 故謝賢妃(シャケンピ)の検死報告書も彼がした。(「事故死」と書かれていた。)

<人>小玉の兄 故人

<人>小玉の母 故人

<人>小玉の父 故人

  • 幼いころになくなったので、顔が思い出せない。

<場>宮城 皇太子の宮

<人>鴻(コウ)

  • 文林の三男で皇太子。
  • 小玉に養育され、懐く。
  • 賢い。
  • 義母(関小玉)が大好き。
  • 父親(文林)がつけた宦官の沈賢恭(チンケンキョウ)が、養母小玉ともかかわりのある人間だと知ったことと、そういう人間を自分によこした父帝の配慮から、心を許してきている。
  • 父帝のことをよく知らない。
  • 父帝はさほど好きではないは昔から。
  • 養母(小玉)と父帝(文林)の関係のいびつさを感じる。
  • 義兄(鳳(ホウ))は生母(安徳妃)と共に死んでいると思っている。
  • 小玉の廃后で連座こそしなかったが、立場が一気に悪化した。
  • これを機に、生母である安徳妃(アントクヒ)の一族が鴻に接触しようと立ち回っている動きもあり、複雑な立場。
  • 文林に似た気質。

<人>安徳妃(アントクヒ) 女 故人

  • (位)徳妃(トクヒ)
  • 文林の三男、鴻(コウ)の生母。
  • 死後に追贈された位で、四夫人になったが、鴻(コウ)の主産時点では一介の妃嬪(ひひん)にすぎなかった。(同じ庶出でも皇族の血を引いた高位の妃嬪である茹(ジョ)昭儀(ショウギ)の生む子方が、優先順位が高い。)

<人>文林(ブンリン)

  • 51代徳昌帝。
  • 女官を母に持ち、民間で育つ。
  • 元小玉の副官だった。
  • 幼少期、心をこわし、不安定な情緒、支離滅裂な言動があった母を愛しながら怯えてそだった。
  • 最近、眩暈、嘔吐など体調が悪い。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)の腹の子に対して文林は、自らを重ねあわせてこれまで誰に対しても抱いていない憐憫と愛着を持っている。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)は姉王女を暗殺した可能性があるので調査中。李真挂(リシンケイ)にも調査依頼する。

<人>文林の母 故人

  • 女官。
  • 心をこわし、不安定な情緒、支離滅裂な言動があった。

<人>沈賢恭(チンケンキョウ) 男

  • 文林(ブンリン)付きの宦官。
  • 以前は武官として働いていた。
  • 元、小玉の上官。
  • 人格者。
  • 今は文林が、鴻(コウ)皇太子のためにつけている。

<場>宮城 後宮 李真挂(リシンケイ)の部屋

<人>李真挂(リシンケイ) 女

  • (位)賢妃
  • 小玉(ショウギョク)の心棒者。
  • 元は昭儀(ショウギ)だったが、降格して才人となって、今は賢妃。
  • わざと悠々自適に振る舞って、茹昭儀(ジョしょうぎ)(茹仙娥(ジョセンガ))達の目をごまかしている。
  • 異母弟の科挙の勉強の進捗報告の手紙を目隠しにして、廃后・関氏(小玉)への支援の準備が順調である手紙。
  • 李真挂(リシンケイ)の実家は金はあるが、権力のたぐいは心もとない。
  • 雯凰(ブンオウ)(=王太妃)が馮王領から動けない理由があるので、徐麗丹(ジョレイタン)と協力関係。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)は姉王女を暗殺した可能性があると、文林から調べるように言われる。

<人>茹仙娥(ジョセンガ)

  • (位))昭儀(ショウギ)
  • 悪女顔。
  • 懐妊・・・文林を強姦した。
  • 徐麗丹(ジョレイタン)が、韓婕妤(カンショウヨ)の事故死について化粧品を調べはじめたと情報をきいて、手元の化粧品の処分を考え出した。

<場>實のどこかの村

<人>鳳(ホウ) 男・・・村では、嬉児(キジ)と呼ばれている。

  • 文林の長男。
  • 小玉の命を狙い、死罪を命じられる。(死んでいない。)
  • 故・司馬淑妃の息子。
  • 今は、宮城の外に逃げ落ち、少女・嬉児(キジ)として扱われている。
  • 阿嬌(アキョウ)や實の先々帝の皇后陛下と同じ村に居候になっている。
  • 父親(文林)には不幸になってもらいたいと願っている。

<人>李桃(リトウ)

  • 實の先々帝の皇后陛下
  • 梨妃(リヒ)が立后する報せをうけた。
  • 死亡したことになっている。
  • 妊娠しているが、皇帝の子か、襲撃を受けた時暴行された者たちの子かはわからない。・・・今は男の子を生んで、1ヶ月後になっている。
  • 立ち眩みがある。
  • 阿嬌(アキョウ)の母の供養に余念がない。

<人>阿嬌(アキョウ) 女

  • 村の長の孫で、先々帝の皇后の身代わりになって死んだ娘の子供。
  • 居候している實の先々帝の皇后陛下の世話を焼いている。

<人>阿嬌(アキョウ)の母 故人

  • この村で李桃(リトウ)と名乗る、先々帝の皇后の身代わりになって死んだ。

剪紙(せんし)

  • 剪紙(せんし、jiǎnzhǐ ジエン・ジー
  • 中国の伝統的な民間芸術の切り絵細工である
  • 黄河流域を代表例として、中国各地で作られており、地方により作風や題材、作り方、使われ方が異なるが、一般的には、花や動物、日常風景や生活習慣、物語などの図案を紙にハサミで切ったものが剪紙と呼ばれる。これに対し、小刀で切り出される切り紙細工を、特に「刻紙 (クヮ・ジー)と呼ぶが、こちらは職人が商品として発展させてきたものである

<場>實(カン)国 宮城

<人>梨妃(リヒ) 女

  • 實(カン)国皇帝の寵姫。
  • 康(コウ)国女王の叔母。
  • 康(コウ)国の国父(こくふ)死亡の知らせは、康(コウ)国国父を倒そうと用意している最中だった。
  • 二人の異父姉がいる。いずれも同腹であるが、父親は異なる。
  • 叔父が大嫌い。(亡くなった長女(先代女王)の夫だったが離婚した。)
  • 先々代代女王だった母と梨妃(リヒ)の父親が亡くなり、10代で後ろ盾として叔父と結婚する話がでたが、断った。(近親婚が多い康(コウ)国で、異質な存在となった。)
  • 實(カン)国實帝を愛している。
  • 民間で人気が高い。
  • 故郷の母国を實帝に捧げるため、故郷(康国)に向かい、女王となる。
  • 實(カン)国皇后にもなる。
  • 梨后は實(カン)にもどってから二人目の子供を懐妊したが、流産した。

<人>實帝(カンテイ)

  • 實国皇帝。
  • 梨后を寵愛している。

實(カン)国

  • 建国以来宸(シン)の模倣によって国家の基盤を作ってきた国。
  • 宸(シン)の女は實(カン)では理想。

坏胡(ハイコ)

  • 異郷の地
  • 先の戦争では宸(シン)に味方をし、褒賞として妻(薄雅媛(ハクガエン)のこと)を迎え入れたが、實(カン)にも媚びる。

40年ほど前の宸(シン)との戦争

  • 實(カン)はかなり優先で、主要都市を一時占拠し、宸軍を退けた際に、官吏(かんり)の妻女や妓女を連れ帰って妾にした武官が少なからずいる。当事者は自慢し、羨ましがられた。宸の美女はそれほど特別扱い。

<人>衛夢華(エイムカ)

  • 坏胡(ハイコ)からの献上品の中の一人。
  • 美女。
  • 宸風の名前。
  • 實帝が気に入る。

<場>宸 宮城 後宮 李真挂(リシンケイ)の部屋

  • 李真挂(リシンケイ)と文林との、茹仙娥(ジョセンガ)は姉王女を暗殺した可能性の調査会議の場となっている。

<人>李真挂(リシンケイ) 女

  • (位)賢妃
  • 小玉(ショウギョク)の心棒者。
  • 元は昭儀(ショウギ)だったが、降格して才人となって、今は賢妃。
  • わざと悠々自適に振る舞って、茹昭儀(ジョしょうぎ)(茹仙娥(ジョセンガ))達の目をごまかしている。
  • 異母弟の科挙の勉強の進捗報告の手紙を目隠しにして、廃后・関氏(小玉)への支援の準備が順調である手紙。
  • 李真挂(リシンケイ)の実家は金はあるが、権力のたぐいは心もとない。
  • 雯凰(ブンオウ)(=王太妃)が馮王領から動けない理由があるので、徐麗丹(ジョレイタン)と協力関係。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)は姉王女を暗殺した可能性があると、文林から調べるように言われる。
  • 同年代の幼なじみとの結婚を真挂が避けつづけたので、後宮に入りとなった。
  • 実家は、皇族のような特権はもたないが、商家の独自の伝手(つて)をもっているので、茹仙娥(ジョセンガ)は姉王女を暗殺を調査した。

<場>貴妃の宮

  • 皇后不在のため、現在妃嬪(ひひん)たちは、何か話合いをする時ここに集合する。
  • 高位の妃嬪が少ないので、二十七世婦(せいふ)も集めるようにしていた。

元宵節(げんしょうせつ)

  • 元宵節(げんしょうせつ)
  • 正月の望の日(満月の日、旧暦一月十五日。日本でいうところの小正月にあたる)を祝う中華圏での習慣である。
  • 正月は別に元月とも称され、元月の最初の宵(夜)であることより元宵節と命名された。過年は元宵節を迎えて終了する重要な一日である。

<場>冷宮 洗濯場

<人>楊清喜(ヨウセイキ) 男

  • 元小玉の従卒。
  • 小玉の後宮入りに伴い宦官となる。
  • 宦官の服で洗濯場に現れる。
  • 万氏との接触で、冷宮の生活がかわる。

<人>万(マン)氏

  • 冷宮の先輩。老婆。
  • 小玉に接触してきた。
  • 巫蠱(ふこ)でここまで軽い罰で済んだ例を知らない、きっと返り咲くと思っているからなにか嫌がらせしたら後での報復が嫌だと考えている。だが小玉にすり寄るには、小玉をここに送り込んだ茹仙娥(ジョセンガ)が怖い。だからみな触れないようにしている。
  • 楊清喜(ヨウセイキ)に小玉を助けるようにたのまれた。
  • 楊清喜(ヨウセイキ)の恋人黄復卿(コウフクケイ)を間接的に殺したのは万氏。(襲撃の差配者だった。)
  • もと官吏。
  • 20年前、班開道(ハンカイドウ)を憎んでいた。まだ若いころ、万氏の義父が宦官だからという理由で追い詰めて、死にまで至らしめたから。そしてその苦しみによって義母を自殺においこんだから。
  • 冷宮での影響力がある。

<人>黄復卿(コウフクケイ) 男 故人

  • 女装癖の男。
  • 小玉のかつての部下。(20年前くらい)
  • 女上官と関係を持っているいう噂(小玉の愛人という噂)を払拭するために女装をしはじめた。
  • 戦場で小玉を先に逃がして戦死した。
  • 恋人であった楊清喜(ヨウセイキ)が、彼の女物の着物を形見として引き取った。

20年前の襲撃事件

  • 班(ハン)将軍に仕えていた頃、出征中に襲撃を受けて小玉は大事な部下を失った。
  • 後にそれは、班(ハン)将軍の失脚を狙う官吏(かんり)の仕業だということがわかった。
  • 以前小玉に仕えていた張奏(チョウタイ)は、その首謀者が誰なのか掴んでいたが、小玉には知らされることがなかった。・・・首謀者は万氏。

<人>班開道(ハンカイドウ) 男 故人

  • 20年前の小玉の上司。
  • 将軍。
  • 宦官を嫌っていた。小玉が部下に着いた頃にはきちんと切り替えができる上司だったが。

<人>毛氏 女

  • 施設設備費を着服している可能性がある。

<場>宮城

<人>茹王(ジョオウ) 男 故人

  • 王族。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)の父親
  • 李真挂(リシンケイ)がまいた茹王家の闇の噂が低位の妃嬪からふくらんだが、娘の無実を訴え、毒を飲んで死んだ。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)が懐妊した経緯から、文林は茹王(ジョオウ)が政権を握ることを目的にしていると思っていたので自殺が意外。

<人>茹仙娥(ジョセンガ)

  • (位))昭儀(ショウギ)
  • 悪女顔。
  • 懐妊・・・文林を強姦した。
  • 徐麗丹(ジョレイタン)が、韓婕妤(カンショウヨ)の事故死について化粧品を調べはじめたと情報をきいて、手元の化粧品の処分を考え出した。
  • 親子関係を裂くために、妹王女による姉王女毒殺説の噂を流した李真挂(リシンケイ)を罰するように仕向けると思っていた文林と李真挂(リシンケイ)の予想をはずし、父親の供養とお腹の御子のために徳をつむため、関氏を後宮に戻してほしいと文林にたのんだ。

<場>冷宮

<時>冬

<人>関小玉(カンショウギョク)

  • 33歳で後宮に入り、翌年皇后となった武官だが廃后される。
  • 貧農出身。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)の願いから、後宮に戻し、充媛(じゅうえん)の位に。(鄭綵(テイサイ)と楊清喜(ヨウセイキ)はそのまま。)武官としての散官位はもどらない。一つの宮ではなく、とある宮の一部の部屋が与えられる。
  • 鄭綵(テイサイ)と楊清喜(ヨウセイキ)は茹仙娥(ジョセンガ)の出産の際の大赦で出す予定。

<人>茹王(ジョオウ)の妾

  • 茹仙娥(ジョセンガ)の母親
  • 万氏が茹王(ジョオウ)の妾の話を知っていた。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)は、茹王(ジョオウ)とは別の男の子供。

<場>宮城 隔離

  • 小玉の健康検査。
  • 健康になっていた。
  • 閉経した。
  • 流産ではなかったかも。

<人>鄭綵(テイサイ) 女

  • 小玉の二代目の副官。
  • 王蘭英(オウランエイ)の娘。
  • 武官の頭。
  • 前職が軍人だった楊清喜(ヨウセイキ)と気心が知れている。
  • 最近、夫(温青峰(オンセンホウ))のお妾さんが妊娠した。・・・今は離婚した後。
  • 楊清喜(ヨウセイキ)と控えていた。
  • 妊娠したと蘭英への手紙でしらせがあった。

<場>後宮 茹仙娥(ジョセンガ)の宮

  • 小玉が茹仙娥(ジョセンガ)に挨拶に行く

<人>茹仙娥(ジョセンガ) 女 故人

  • (位))昭儀(ショウギ)
  • 悪女顔。
  • 懐妊・・・文林を強姦した。
  • 徐麗丹(ジョレイタン)が、韓婕妤(カンショウヨ)の事故死について化粧品を調べはじめたと情報をきいて、手元の化粧品の処分を考え出した。
  • 親子関係を裂くために、妹王女による姉王女毒殺説の噂を流した李真挂(リシンケイ)を罰するように仕向けると思っていた文林と李真挂(リシンケイ)の予想をはずし、父親の供養とお腹の御子のために徳をつむため、関氏を後宮に戻してほしいと文林にたのんだ。
  • 母親は茹王(ジョオウ)の妾だが、父親は茹王(ジョオウ)ではない。
  • 姉と義父に感謝していた。
  • 義父を愛しいて、茹王(ジョオウ)は父帝陛下の尊い血が皇統から途絶えることを悲しんでいたので計画を手伝った。(茹仙娥(ジョセンガ)と文林の子供を最終的に茹王(ジョオウ)の父帝陛下の子孫と結婚させれば、もう一度皇統の嫡流に血が混ざる。)だが、文林は子供をなそうとしなかったので、茹仙娥(ジョセンガ)は、義父・茹王(ジョオウ)と文林は一度の両方同衾してできた子供。
  • 茹仙娥(ジョセンガ)自身もどちらの子供かわからない。・・・本当に寝たのかも不明。
  • 小玉に毒をもったのは茹仙娥(ジョセンガ)。
  • 女の赤ちゃんを産む。(文林と小玉は相談して、男子なら殺す、女子なら生かすときめていた。)
  • 子供を産んだ夜、自害した。・・・子供は小玉に託された。

<人>旻(ビン)・・・今は繍(シュウ)と呼んでいる。

  • 王蘭英(オウランエイ)の侍女。
  • 引きこもり勝ちの息子や家族の鎹の役目となっている子供。
  • 小玉が親身になっている子供。