エッダ―古代北欧歌謡集 単行本 – 1973/1/1 谷口 幸男 (翻訳)
サガとエッダの世界 アイスランドの歴史と文化 オンデマンド (ペーパーバック) – 2015/12/17
北欧神話と伝説 (講談社学術文庫) 文庫 – 2009/9/10 ヴィルヘルム・グレンベック (著), 山室 静 (翻訳)
北欧神話 (岩波少年文庫) 単行本 – 2001/11/16 パードリック コラム (著), ウィリー・ポガニー (イラスト), Padraic Colum (原著), 尾崎 義 (翻訳)
美獣―神々の戦士〈上〉 (集英社文庫) 文庫 – 1988/5/1 高千穂 遥
美獣―神々の戦士〈下〉 (集英社文庫) 文庫 – 1988/5/1 高千穂 遥
コナン シリーズ ロバート・E・ハワード
クラッシャージョウ・シリーズ 高千穂 遥
プロローグ
ケイロニアの北辺近く
ケイロニアの北辺
- ロンザニア
- ローデス
- ベルデランド
- 十二選帝侯領の中で山岳と湖沼地帯
- 冬には雪にとだされる
- 湖に水上の家棲み、漁業を漁業をなりわいとする“湖人”
- 沼に住み、アシを刈り細工ものを作る“沼人”
- 少数の自由開拓民
北方
タルーアン
- ノルン海の沿岸に広大な領土を持つ大国
- タルーアンの次に大国
ノルム
- 国境も定かでない暗黒の王国
グイン
- 豹頭の超戦士
- 記憶がない
- 巨大で並外れた体格
マリウス(アル・ディーン)
- 放浪の吟遊詩人
- パロの宰相アルド・ナリスの弟アル・ディーン
- 23、4歳
- 黒髪のつやのある巻き毛、黒い目、少女のような口元、ほっそりして夢見るようなきれいな目をした若者(少女めいたハンサム)
- 短いマント、さきのとがった帽子、キタラを持つ(吟遊詩人のスタイル)
- 物知り
- イシュトバーンとは犬猿の仲
- グインに道端で死にかけているのを助けてもらい、グインの伝記をサーガにすると言って旅に同行している
幻の王国ヴァンハイム、ヴァルハラ
- 勇者である王バルドルが統治
- 氷雪の神々につかえるヴァンハイム
- ミズガルドとともにドールの領土への門を持つといわれるヴァルハラ
イシュトバーン
- ヴァラキア出身(チチア遊郭出身)の傭兵
- 黒髪、抜け目のない黒い目、浅黒い面長の顔立ちのハンサム、顔は引き締まり、口元は皮肉そうなしわが刻まれている
- マリウスより2つ、3つ年下だが、年上に見える
- 頭に皮バンドを巻き、首の後ろで髪を結わえ、傷だらけの皮のよろいとマントに剣を装備
- かけひきと不敵さと、用心深さがある、世慣れた傭兵
- マリウスより背が高く筋肉質でたくましい鞭のような体
- 《紅の傭兵》と呼ばれる
- 視力がいい
- マリウスとは犬猿の仲
- 王になりたい
- パロの姫、リンダの恋人
北の賢者ロカンドラス
- 北方へグインとマリウスが探しに行く目的
第一話 ヴァルハラの魔女
辺境地帯
- ナタール川を渡り氷雪の北方へはいるとしばらくは、自由開拓民の辺境地帯
- 中原と北方諸国の境目
アスン
- 辺境地帯より最寄りの村
- タルーアンの村の一つ
- スルバミより大きい村
季節 秋
赤い街道
- ケイロニアの国境で途絶える
北街道
- 通称
- 安全な道
- ケイロニアの威光がとどいている
ノルン海
- 北の海
ヴァルハラのヴァルキューリ(戦場の乙女)の宮殿
- 海辺の村人が全員女性
- フリッグの呪いが知れ渡ったので、故郷を離れ、神々に近き地ヴァルハラを捨てて、この岬に住み着く
ソルミュル
- ヴァルキューリの先祖の美しい娘
シグルド
- ソルミュルと夫婦になった男性
- フリッグの恋人
- 氷神イミールの13人の娘の一番上
- 恋人を人間の女にとられたフリッグは怒り、以後ソルミュルの血統からは女しか生まれてこぬように、彼女たちのめとる男すべては不慮の事故で若死したり、遠くへ逃げてしまったりして、決して男が居つかぬように呪いをかけた
ヴァーリ
- ヴァルハラのヴァルキューリの一人
第二話 北のモルフキン
食べ物
- 男性の人肉
ヴァイキングの村
- のこぎり海岸とよばれる海岸線にある
- 大男のタルーア人
- 犬ゾリの用意(ヴァイキング犬)
- 北の賢者ロカンドラスの名は昔きいたことがあるが、今は知らない
北上、内陸へ
- 雪原
ニギディア
- イシュトバーンにミズガルドの白い大蛇に守られて、氷の炎のようなダイヤモンド、血の色の紅玉、緑玉、碧玉、タンパク石にサンゴ、真珠、すばらしい宝が氷の中にねむっているという話を教えてくれた女性
- タルーアンの女戦士
- イシュトバーンの思い出の人
侏儒(しゅじゅ)
-
-
1 背丈が並み外れて低い人。こびと。
-
2 見識のない人をあざけっていう語。
-
『北のモルフキン』
- かじやのスナフキンの一族だが、鍛冶屋が性に合わないので一人暮らしをしている小人
- 豹頭のグインを知っていた
- 長耳の術がつかえる
- ヨツンヘイムの小人族
- 神々の槌、ダングニールの槍、ミュルニルの槌、トールがスキルニルにやった剣を鍛えた一族
ダングニール
- グングニル(古ノルド語: Gungnir、「揺れ動くもの」の意)は、北欧神話の主神オーディンが持つ槍。日本語ではグングニールとも表記される
-
グングニルはロキがトールの妻シヴの髪を刈ってしまったため、代わりの髪を作らせた際に、その髪と船スキーズブラズニルと同時にドヴェルグ(小人)の鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出された。そのときロキは、ブロックルとシンドリというドヴェルグの兄弟が、これらと同じように見事な宝物を三つ作れるかどうかに自分の頭を賭けた。シンドリ兄弟が別の三つの宝物を製作した後、全ての宝物はオーディン、トール、フレイに品定めされ、グングニルはロキからオーディンへ渡された。 『散文のエッダ』「詩語法」では、グングニルの性質について「その槍は正しい場所にとまったままでいない(geirrinn nam aldri staðar í lagi)」と説明されている。この文の意味については、「決して的を外さない」と「敵を貫いた後に自動的に手元に戻る」との二通りの解釈がある。また、この槍を向けた軍勢には必ず勝利をもたらす。
グングニルの穂先はしばしばルーン文字が記される場所の1つとされている。
リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』では、ヴォータン(オーディン)の槍の柄は世界樹のトネリコの枝から作られたという設定になっている。このため、日本語の文献には北欧神話におけるグングニルの柄もトネリコから作られたとする記述も見られる。またある再話では、オーディンがミーミルの泉の水を飲んで知識を得た記念として、泉の上にまで伸びていたユグドラシルの枝を折ってグングニルを作ったともされている。しかし、『エッダ』にはグングニルの柄がトネリコから作られたという記述はない。
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ミョルニル(Mjölnir、ミョッルニル 古ノルド語: Mjǫllnir IPA: [ˈmjɔlːnir] )は、北欧神話に登場する神トールが持つ鎚(トールハンマーという名でも知られる。)である。
名称は古ノルド語で「粉砕するもの」を意味し、思う存分に打ちつけても壊れることなく、投げても的を外さず再び手に戻る、自在に大きさを変え携行できるといった性質を持つが、柄がかなり短いという欠点もあった。
神話ではミョルニルはしばしば真っ赤に焼けているとされ、これを扱うためにはヤールングレイプルという鉄製の手袋が必要だとされる
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ミョルニルはドワーフの兄弟ブロックとエイトリ(シンドリ)が、イールヴァルディの息子たちよりも優れた物を作り出せるかという競い合いの際にグリンブルスティ、ドラウプニルと共に作られ、トールに献上され、彼の所有物となり、多くの巨人を打ち殺したため、霜の巨人や山の巨人はミョルニルが振り上げられる音でそれが分かるといわれる。
その威力は凄まじく、一撃で死亡しなかった生物は世界蛇ヨルムンガンドぐらいであり(『ヒュミルの歌』)、スカルド詩の『トール讃歌』では、巨人のゲイルロズがトールにミョルニルを持たずに自分の屋敷に来るようにと告げたという話が詠われている。
ミョルニルは相手を打つためだけに使われるものではなく、トールの戦車を引く2頭の牡山羊(タングリスニとタングニョースト)を食べても、骨さえ無事ならミョルニルを振るえば生き返らせることができた。また、バルドルの葬儀の際、火葬するための火を浄化するためにも用いられた。『スリュムの歌』ではスリュムという巨人がミョルニルを盗み、フレイヤとの交換を要求するが、フレイヤに変装した花嫁姿のトールを聖別するために、隠していたミョルニルを花嫁(トール)の膝に乗せたため、ミョルニルを取り返されて頭を砕かれるという顛末が描かれている
- スキールニル(スキルニル、スキルニールとも。古ノルド語: Skírnir )は、北欧神話の登場人物の1人である。その名前は「輝く者」を意味する。
-
スキールニルは、豊穣神フレイの召使いであり、フレイとは幼なじみである。後述のゲルズから「貴方は妖精か、アース神族か、賢いヴァン神族の子か」と尋ねられるが、そのいずれも否定していることから、彼の属する種族ははっきりしないが、おそらく人間。なお、『古エッダ』の『ロキの口論』序文において、海神エーギルの館で開催された酒宴にアース神族と妖精がみな招かれたとあるが、ビュグヴィルとベイラはフレイとともに参加しているもののスキールニルは参加していない。
松谷健二はスキールニルをフレイの分身であるとし、スキールニルが主に活躍する『古エッダ』の『スキールニルの歌』の物語をにぎやかなものにするため創作された人物だと考えている。
- 求婚の使者として
彼は、フレイが巨人ギュミルの娘ゲルズへ求婚するための使者としてヨトゥンヘイムに出向き、その褒美としてフレイから剣を与えられた。 そのため、フレイはラグナロクの際、剣が無く、鹿の角でスルトと戦うことになる。 この経緯は『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』37章で語られている。
『スキールニルの歌』においても同じ出来事が語られるが、この物語でスキールニルは、ヨトゥンヘイムへの危険な旅を成功させるためにフレイの剣と馬を貰い受けたいと申し出て、フレイはこれを快く承諾している。 旅が終わった後にスキールニルが剣と馬をフレイに返したというエピソードはないため、『ギュルヴィたぶらかし』同様、褒美として与えられた可能性がある。 なお、ゲルズの家を囲む暗く揺らめく炎も乗り越えられるとされるこの馬が、スールルにおいてフレイの馬といわれるブローズグホーヴィと同じ馬かは不明である。
- 小人の国の使者として
スキールニルはまた、オーディンに命じられてスヴァルトアールヴヘイムに出向き、狼のフェンリルを拘束するための魔法の紐グレイプニルを小人に製作させ、それをアースガルズに持ち帰っている。 この経緯は『ギュルヴィたぶらかし』34章で述べられている。
ただしこのエピソードは、イギリスの著述家ドナルド・A・マッケンジーによる『北欧のロマン ゲルマン神話』(日本語題)において、ヘルモーズの役割となっている
雪ヒョウ
『フレイヤの血』
- 昔『純金の髪の人たち』がスナフキン族に、戦いに行く前にあずけた財宝のひとつ。小人の頭くらいの紅玉のこと。
- 何百年、何千年も昔に、スナフキン族は奪われてしまった
- ヨツンヘイムの地下の王国と、宝を守る巨大な怪物の群れがその財宝を守る。ヨツンヘイムの氷人が、ミズガルドの大蛇がその財宝を守っていた、という伝説を聞いてまねた。
ヨツンヘイム
- 氷人が陽の光を嫌うので、日の光が届かぬ暗い地底にある
- 伝説によれば、地底王国に日光の届いた時、ヨツンヘイムは崩壊し、すべての氷人どもはくずれてゆくだろうという
- 神々のしろしめすこの世と、死者の国であるヨミの国との境目に位置している
氷人
- 陽の恵を嫌う
- 人間とも、悪魔とも神とも何ともつかぬ化け物ども
- もともと氷人どもは、北の氷のはてにとじこめられた死者の魂が氷をかりそめの肉体として動き出したものだという
- 氷の女王におさめられている
氷の女王
- スナフキン族の北のモルフキンが語るには、極めて邪悪でスナフキン族の宝を奪ったのも、この女王のさしがね
- ヨツンヘイムとは極めて近い隣人にあたるヨミの国からいくらかの財宝と引き換えに、邪悪な三つの守護者を乞いうけたという話
- 三つのおそるべき守護者のために、いまだかつてヨツンヘイムは入られたことがない
三つの邪悪でおそるべき守護者
- “生命ある霧”フルゴル ヨツンヘイムの入口まわりに垂れ込める
- 地獄の犬ガルム アルゴルの脅威を切り抜けた者を待ち受ける。美しい歌声でガルムの三つの頭を眠らせる。
- 大妖蜞(ひる)クロウラー 玉座と宝物とを守っている
英雄シノレス
- 北の国にやってきて、女王タヴィア(絶世の美女)のためにいくつもの冒険をはたした
- グイン・サーガ内でよく話に登場する
オフィウス
- グイン・サーガ内でよく話がでてくる、歌声の美しい神
ノーマンズランド
- ノルン山脈の片方
- すべての北の国々からみはなされた辺境で住むものもない
- ヨツンヘイムの入口だが、地上の時も、神の手も届くところ
- 一年のほぼ半分の間、つねに夜の薄暮に包まれている。そして残りの半分の間は、夜になっても日の沈まぬ白夜
グルデル岩
グンデル
- ミズガルドの巨人
- ヨツンヘイムの財宝を取りに来て、クロウラー(大妖蜞(ひる))に殺された。イミールはこの巨人の首をとり、宝を取りに来る者への警告として、ヨツンヘイムの入口にすえられた。
ガルムの洞窟
- グルデル岩をこえた反対側のフルゴルの谷間を下ると、つきあたりにある狭い洞窟
フルゴルの谷間
- 人々は、『死のかげの谷』と呼ぶ
- ヨツンヘイムにいたるたった一つの道
第三話 三つの試練
“生命ある霧”フルゴル- ヨツンヘイムの入口まわりに垂れ込める
- 霧に取り囲まれると、息ができなくなり肉がとけて、骨になるまで怪霧ははなれない、生きながら食ってしまう
- アルゴルの脅威を切り抜けた者を待ち受ける。
- 美しい歌声でガルムの三つの頭を眠らせる。
ヨツンヘイム
タルーアンのスヴェン
- ヨツンヘイムの虜囚
- 氷人との通訳
《ファーフニルの黄金》
- 世に名高いヨツンヘイムの財宝
“クロウラーの穴”
第四話 氷雪の女王
グインの手の中に突然表れた剣
クリームヒルド
- 氷雪の女王
- ヨツンヘイムの女王
- 全裸のプラチナ・ブロンド(白銀髪)の長い髪であどけない顔の女神の気品をもったほっそりとした均整のたれたニンフの彫刻のような少女
- “クロウラーの穴”でクロウラーとグインが戦っているさなかに現れ、岩の中に立っていた(グインがヨツンヘイムの守護神クロウラーを殺してしまった)
- グインの心を読む
- 目は紅バラ色
- クロウラーは何百年かそれ以上、宝とクリームヒルドを守っていた守護神
- 人間ではない(岩をすかして、岩の中に立っている)
- 千年前のヨツンヘイムの巫女だった。19歳の姿のまま。
- 氷の祭壇の氷の中にクリームヒルドの本体がいて、氷を破壊されると、ヨツンヘイムも自身も滅ぶと、半神である魔法使いたちは言っていた
- 千年前の王と神々にとじこめられた
- はるか昔、宝を求めに来た王子にファーフニルの財宝をいくつか与えたことがある、彼はそれで失われかけていた古い王国を立て直し、後世にまでその名をたたえられることができた。その国の名はパロス。・・・現在のパロのこと。(パロの若い王子アリオンが、ルアーの目と呼ばれる至宝を北から持ち帰り、それは今でもルアーの塔におさまってパロを守っている。)
クリームヒルドの宮殿
- 氷の祭壇の氷の中にクリームヒルドの本体がいた
- ルビーの瞳はとざされ、眠っているように見えた
いらえ
- いらえ〔いらへ〕【▽応え/▽答え】
- こたえること。返事。
ヨツンヘイム
- 彼らの必要によって、王と神々たちによって一夜のうちにつくりあげられた封土
- きわめて重要なあるものを封じ込めるためにつくられた
ヨツンヘイムの宝
- “ファーフニルの財宝”は、神々の手によってひとところに集められたもの
ミズガルドの宝
- ヨツンヘイムのの宝と並び称される
- よこしまな手によって集められたもの
モルフキン アイルフ
- グインに殺される
- 実際は、黒小人アイルフだった
- 黒小人の長
- ミズガルドで黄金のひきづなやりんごを盗んだ者
- ミズガルドから盗んだかくれみのを使って姿を消していた
黒小人
- 全てを盗む者
- 黒い巨人ローキの切り落とした髪から生まれた
- 心の中まで生み主(ローキ)と同じように真黒
- 混乱と破壊、恐怖と滅亡こそが、彼らの望み
『全世界を破壊させる力』
- ヨツンヘイムは、古い言い伝えによると『全世界を破壊させる力』におかれているという
この世界の創世の秘密
- 北、西、海、血の底に真に重要なこの世界の創世の秘密がある、と伝説されている
- そのどれであれ、世界を滅ぼすに足りる
- ヨツンヘイムにはその一つがある
かぎろい
- 陽炎(かぎろい)
-
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1 かげろう。
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「―のもゆる荒野に白たへの天領巾 (あまひれ) 隠り」〈 ・二一〇〉
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2 夜明け方の光。
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「東 (ひむがし) の野に―の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」〈
・四八〉
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氷人
- 陽の恵を嫌う
- 人間とも、悪魔とも神とも何ともつかぬ化け物ども
- もともと氷人どもは、北の氷のはてにとじこめられた死者の魂が氷をかりそめの肉体として動き出したものだという
- 氷の女王におさめられている
- 繊細でやさしい、静かな普通の人間
- 純金の髪をもち北方からやってきた人々の子孫。長い間、日に当たらずにいたので、髪色も淡くなってしまった。
- 奴隷たちはみな、ファーフニルの財宝をねらった盗賊で、クロウラーの穴よりは奴隷になることを望んだ者たち
『時に忘れられた国』
- ヨツンヘイム
- 時は地上よりはるかにゆっくり流れる
- 人々はおどろくほど長命
タルーアンのスヴェン
- ヨツンヘイムの虜囚
- 氷人との通訳
- おそらく300年以上も前にヨツンヘイムへ紛れ込んだ人間であるらしい(彼の知ってる中原に、パロス王国はあったがゴーラはなく、またタルーアンの隣国ケイロニアを治めるのは蛮族の王であり、そしてタルーアンは今よりはるかに奥地まで勢力があった)
- 古いタルーアンなまりで話す
ローキ
- 巨人
- 黒小人を操っている
- グインより頭一つ大きい
- 神々と人との間に生まれた悪の巨人
- 大地から不思議な闇の生命をさずかっていて、何度やっつけても、大地に触れるともっと強くなって蘇る
- クリームヒルドが地底から呼び出そうとしていた
解説
高千穂 遥
- (たかちほ はるか、1951年11月7日 -)は、日本の小説家(SF作家)、脚本家、漫画原作者。男性。自転車通勤・自転車通学コミック「じてつう」原作者としては小田原浩二を名乗る。愛知県名古屋市生まれ。本名は(たけかわ きみよし)
-
スタジオぬえを主催して日本にSFアートを定着させたこと、また、日本初の本格的なスペースオペラ作品を書いた作家として知られる。また、『美獣』はやはり日本初の本格的ヒロイック・ファンタジーであり、栗本薫を刺激して『グイン・サーガ』を執筆させることとなった。
コナン・シリーズ
-
英雄コナン(えいゆうコナン、蛮人コナン、キンメリアのコナンとも)は、1932年からロバート・E・ハワード(一部作品はディ=キャンプ、ビョルン・ニューベリイらの補作)により著されたヒロイック・ファンタジーのシリーズであり、その主人公である。本シリーズは、典型的なヒロイック・ファンタジーの先駆けとなった。
アーノルド・シュワルツェネッガーを主演とし『コナン・ザ・グレート』(1982年)および『キング・オブ・デストロイヤー』(1984年)として映画化された。彼をターミネーターへと続く一連のスターダムへ導いたことでも知られ、現在でも彼の出演した主要な作品の一つとして記憶されている。2011年には再起動として『コナン・ザ・バーバリアン』が映画化された。
- ストーリー
1万2千年前、アトランティス大陸が海に没し、現存の歴史が記されるまで空白の時代、ハイボリア時代があった。各国の民族が入り乱れて争い、怪物や古の妖術の名残が点在する曠野にアトランティス人の末裔だが未開人に身を落とした北方のキンメリア出身の屈強な大男コナンは、粗にして野だが卑ではない豪放磊落な誇り高い戦士であった。
彼は、故郷キンメリアを離れ、あるときは傭兵、あるときは将軍、あるときは一攫千金を狙う冒険者、あるときは荒くれ船乗りを束ねた海賊となる。コナンの無宿渡世の旅路には、常に異郷の民や怪物との戦い、驚くべき冒険に美しい女たちがつきまとう。やがて故郷に帰ったコナンはキンメリア、そして周辺諸国を支配するアキロニアの大帝王となるが、それでもなお彼の行く手には戦いが待ち受ける。
なお、一見男性的な作品に見えるが、登場するゲストヒロインにはかなりの存在感があり、時に意外な活躍を見せ、時にヒロイン視点で物語が進められることもある。最初からコナンに従順で献身的なヒロインもいれば、打算からコナンを利用しようとしたり、時には保身に走って裏切ろうとするなど行動も多様で、コナンと純粋に愛し合う者もいれば、コナンに救われこそすれど彼と愛し合うわけではないヒロインも登場している。
スミスもハミルトンも
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福岡県生まれの日本の小説家、SF作家、翻訳家、宇宙開発評論家、テレビディレクター、プロデューサー、経営者。元日本テレワーク株式会社代表取締役社長(後に相談役)。株式会社ガイナックスの元監査役。
(のだ まさひろ、1933年8月18日 - 2008年6月6日)は、 (のだ こういちろう)名義を用い、1970年代以降は
『SF英雄群像』
「クラッシャージョウ」シリーズ「美獣」シリーズ
-
1947年7月12日 -)は、日本の博物学者、図像学研究家、小説家、収集家、神秘学者、妖怪評論家、翻訳家、タレント、元玉川大学客員教授、武蔵野美術大学造形学部客員教授、サイバー大学客員教授、日本SF作家クラブ会員、世界妖怪協会会員。翻訳家としての筆名に (だん せいじ)を用いていた。また、雑誌『BOOKMAN』における筆名に本野 虫太郎を用いていた。
(あらまた ひろし、
ヒロイックファンタジーは、固有の神話を持たないアメリカ人が考え出した人工の神話である
ヴァレリア
- ロバート・E・ハワード『英雄コナン』の登場人物
『グイン・サーガ』のロゴ
- 高千穂遥が加藤直之に頼まれて、インレタのリストから選び出したもの
加藤直之