月光映画館へようこそ。
*本と映像の切れない関係
REIGN/クイーン・メアリー
アデレード・ケイン (出演)
- ゴート族―ゲルマン民族大移動の原点 単行本 – 1979/12/1 ヘルマン・シュライバー (著), 岡 淳 (翻訳)
- 西ゴート王国の遺産―近代スペイン成立への歴史 (中公新書) 新書 – 1996/1/1 鈴木 康久
- 東ゴート興亡史―東西ローマのはざまにて(中公文庫BIBLIO) 文庫 – 2003/4/24 松谷 健二
- メアリー・スチュアート 単行本 – 2008/8/21 アレクサンドル・デュマ (著), 田房直子 (翻訳)
- アリスン・アトリー『時の旅人』(1939年)(小野章訳、評論社、1980年)(松野正子訳、岩波少年文庫、2000年)
- シュテファン・ツヴァイク『メリー・スチュアート』(古見日嘉訳、新版〈ツヴァイク伝記文学コレクション5〉 みすず書房、1998年)
- エリザベス・バード『わが終わりにわが始めあり 不滅の女王メリー・スチュアート』(大蔵雄之助訳、上下巻、麗沢大学出版会、2006年)
- アレクサンドル・デュマ『メアリー・スチュアート』(田房直子訳、作品社、2008年)
ペイガン
-
ペイガニズム(英: paganism、仏: paganisme:パガニスム、羅: paganismus)は、自然崇拝や多神教の信仰を広く包括して指し示す、印欧語圏における言葉であり、アブラハムの宗教(アブラハムの一神教)の視点から用いられている言葉である。侮蔑語や差別用語として使われることが多い。
-
一方、アメリカ合衆国では1960年代以降、ペイガンと自己規定する人々のさまざまな折衷主義的で個人主義的な無数の宗教運動が各地で発生しており、ペイガニズムという言葉を従来とは異なった価値観をもって使用する自称ペイガンないしネオペイガンが数千人以上の規模で存在する
- pagan
英語 pagan の語源は、ラテン語の形容詞 paganus(「田舎の」)である。名詞 paganus(形容詞と同形)は「田舎の住民」「村人」を意味した。口語的には、誰かをbumpkin(無骨者)とか、山地住民を侮蔑して hillbilly(山猿)などと呼ぶようなものであったと思われる。paganus はほとんど例外なく侮蔑語として用いられた。ちなみに、英語の villain(悪党)も pagan 同様に"villager"(むらびと)という語から派生した語である。(膨張するキリスト教信者らが北欧やスカンジナビアの異教徒を villain と呼んだ)。キリスト教信仰は極めて初期の時代から、田舎よりも都会において浸透が遥かに早かった(例えばアンティオキア、アレキサンドリア、コリント、ローマなど。実際、初期のキリスト教会はほとんど全て都会にある)。その結果じきに「田舎の住人」は「非キリスト教徒」を意味するようになり、"pagan" が現在の意味を持つ起こりとなった。このような浸透速度の差は主に、田舎の人々が保守的な性格で都市部に住む人々よりもキリスト教という新しい思想に対して抵抗したことに関係があったのかも知れないし、あるいは初期の宣教活動が、人口が拡散している田舎よりも集中している街中に力点を置いていたためかも知れない。
ラテン語 paganus の古典期以降の「非キリスト教、不信心者」としての意味論的な発展ははっきりしない。この意味がいつ発生したかは論争がある。だが、4世紀が最もそれらしいと思われる。初期の使用例はテルトゥリアヌスのDe Corona Militis xiにある: "Apud hunc [sc. Christum] tam miles est paganus fidelis quam paganus est miles infidelis"。だが、この paganus は「不信心者」より「市民」という意味で解釈すべきであろう。
この意味の発展については、主な説は3つある。
- 古典ラテン語 pāgānus は古くは「田舎風の」(名詞としても)という意味であった。ローマ帝国の都市部でキリスト教が受容された後も、田舎の村では偶像崇拝が引き続き行われていたため、意味の変容が起きたのだと考える。Orosius Histories 1. Prol. "Ex locorum agrestium compitis et pagis pagani vocantur." 参照のこと。
- 古典ラテン語 pāgānus のより一般的な意味は「(軍人ではない)一般市民」(形容詞、名詞)であった。キリスト教徒はローマカトリック教会の mīlitēs (応召兵)を自称していたため、自分たち以外を「(教会の)軍に参加していない」一般市民と呼んだ。
- 「野蛮な異教徒」という意味は、paganus の解釈の一つから生まれた。paganus は共同体やグループから外れたアウトサイダーを指すことがあった。そのため、「街の者ではない」すなわち「田舎者」となったのである。Orosius Histories 1. Prol. "ui alieni a civitate dei..pagani vocantur." C. Mohrmann, Vigiliae Christianae 6 (1952) 9ff. を参照。
- heathen heathen は古英語 hæðen(キリスト教徒ではない、またはユダヤ人。古ノルド語の heiðinn と比較されたい)から来ている。歴史的に、この単語はおそらくゴート語の haiþi(荒野に住むもの)の影響をうけている。haiþi はウルフィラの聖書(ギリシャ語からゴート語に翻訳された)の中に、haiþno(優しい女性、マルコ伝 7:26)として現れる。この翻訳はおそらくラテン語の paganus(田舎の住民)に影響されたか、ギリシャ語の ethne(民族、異教徒、異邦人)との類似性から選ばれたものだろう。ゴート語の haiþi は heath (荒地)とは関係なく、アルメニア語の hethanos (これ自体はギリシャ語の ethnos による)によるのではないかとも長らく示唆されてきた。
ゴート語
-
ゴート語(ゴートご、ゴート語、Gothic language:*𐌲𐌿𐍄𐌹𐍃𐌺𐌰 𐍂𐌰𐌶𐌳𐌰, ラテン字転写:*gutiska razda)とは、ゴート族、特に西ゴート族によって話された、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派の東ゲルマン語群に属する言語である。
なお、語頭の*(アスタリスク)は、後世に理論的に再建された語を示している。また説明文中、比較参考のための言語名を略している箇所がある。英は英語、独はドイツ語、瑞はスウェーデン語、希はギリシア語、ラはラテン語、諾はノルウェー語である。
メアリー・ステュアート
-
メアリー・ステュアート(Mary Stuart, 1542年12月8日 - 1587年2月8日(グレゴリオ暦2月18日))は、スコットランド女王(メアリー1世、在位:1542年12月14日 - 1567年7月24日)。
-
スコットランド王ジェームズ5世とフランス貴族ギーズ公家出身の王妃メアリー・オブ・ギーズの長女。ヘンリー・スチュワート ダーンリー(1545-1567)は、2度目の夫であり、後のイングランド国王ジェームズ1世の父。
-
メアリーは王家ステュアートの綴りを Stewart から Stuart に替えたが、これは自身のフランス好みからであったという。同時代のイングランド女王エリザベス1世と比較されることも多く、また数多くの芸術作品の題材となっている。
-
親しみを込め、しばしば「クイーン・オブ・スコッツ」と呼ばれる。
-
メアリー自身は廃位ののち国を追われ、エリザベス1世の命によりイングランドで刑死したが、その子ジェームズはスコットランド王として即位し、またエリザベス1世の死後は、イングランド王位をあわせ継いだ。以後スコットランドとイングランドは同君連合を形づくり、18世紀のグレートブリテン王国誕生の端緒となった。終生未婚で、子孫を残さなかったエリザベス1世に対し、メアリーの血は連綿として続き、以後のイングランド・スコットランド王、グレートブリテン王、連合王国の王は、すべてメアリーの直系子孫である。