Corona Borealis

*読書*

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はじめまして。

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本棚 後宮小説 (新潮文庫) 文庫 – 1993/4/25 酒見 賢一 (著) 5/6

 

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I found a book that I want to read.

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後宮小説
(新潮文庫) 文庫
1993/4/25
酒見 賢一 (著)  
5/6

 

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本と作家のリスト
 

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映像リスト

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memo

267 後宮の意外に手強い抵抗に困惑の大将幻影逹(イリューダ)

  • 副将彿兼(ふっけん)は長期戦になるが、宮女のことだから五日勝十日だと、となだめる
  • 琴皇太后後宮が攻撃された時点で、毒を煽った。
  • 真野を見つけて斬ってきた渾沌(こんとん)が戻ったので、幻影逹(イリューダ)は待っていたように後宮をどうやって落とすかと尋ねた。渾沌(こんとん)は、王斉美(おうさいび)の敵討ちも済んだから、このへんでお開きにしようと言った。
  • 幻影逹(イリューダ)は、素乾の皇帝の座が目の前にあるのにと言い出したが、渾沌(こんとん)は、そのへんの銭を集めて、沚水(しすい)へ遊びに行こうとさそっている。

259 厄駘(やくたい)という男は、太古の生命力の渾沌(こんとん)のように自由。渾沌(こんとん)の衝動的で気まぐれな精神に引っ張られたおかげで幻影逹(イリューダ)はここまできている。幻影逹(イリューダ)は渾沌(こんとん)と知り合った時から、無条件に彼に賭けてきて、そのたびに快楽を拾うことができた。

  • この時だけ、言い争いの末、自分で判断して、皇帝の座を摑もうとした。幻影逹(イリューダ)は、自由をうしなったのである。

259 銀河はよく戦っているのを、双槐樹(コリューン)は楽しそうに見ていた。

  • 銀河は火槍(ほーちゃん)を担当。
  • 長さ70㎝、直径50㎜の手筒に赤ん坊の拳ほどの弾を籠めて撃つ。
  • 銀河の持ち場は20人ほどの宮女が交替で銃を城壁に向けている。
  • 若い乙女たちが遊び戯れるのどかさに、最初は娥局(がきょく)に籠り怯えていた宮女の中にも、是非参加させてほしいと頼む者がでてきた。

259 火槍(ほーちゃん)

ja.wikipedia.org

260 角先生は、病床に伏している。

  • 双槐樹(コリューン)がついて看病をしている。
  • 銀河はすでに道女だから、すぐに抱けと遺言をするような口調で、角先生は伝える。

260 銀正妃が、敵弾を受ける。と聞いて、双槐樹(コリューン)がかけていく。

262 受胎

262 寝台で目覚めた銀河

  • 銀河は、敵が投擲(とうてき)した石をよけて、転んで頭をうち瘤(こぶ)をつくった。
  • 疲れもあり、1日半熟睡していた

262 紅葉(こうよう)が、皇帝が敵の虜になったと報告する。

  • 銀河が撃たれたと知って、駆け付けた双槐樹(コリューン)はのびているだけの銀河を見て笑ったあと、抱き上げて寝台まで運んだ。「これにて、抱いた。角先生にはそう伝えておけ」といった。
  • 戦闘中の宮女たちに、「お前様たちはみなわしの妻にて、わしの家族ということになる。わしは天命尽きて素乾と共に滅びる覚悟だが、お前様たちをまきぞえにするのはしのびぬ。ゆえにわしは今から賊のもとに出頭いたし、お前様たちの安全を計ろうと思う」と告げた。
  • 玉遥樹(タミューン)だけが、一人進み出て、御供致します、と言った。「姉上、死ぬるぞ」と優しく言う双槐樹(コリューン)に、「本望なれば」とかえした。

266 話を聞いた銀河は双槐樹(コリューン)を追うことにする。

  • 紅葉(こうよう)は銀河に敬意をはらい、止めずにタバコをすすめる。
  • 「面倒なことを押し付けてごめんね。この借りはいつか返すから。」という銀河に、まったくだというふうに「うん」と返す紅葉(こうよう)に、銀河の里の緒陀(おだ)流に接吻した。
  • 天山遯(てんざんとん)も、「素乾通鑑(つがん)」の多くをこのページにさき、か弱い美少女が、拳銃一丁(双槐樹(コリューン)のもの)を手にして向かっていくのを、「この時の銀正妃の姿には遯王(とんおう)(注・天山遯(てんざんとん)のこと)も涙が傍流(ぼうりゅう)するのを堪え切れず、ここを読んで感極まらない人間は畜生の類と断言して差し支えない」といっている。

267 銀河乾生門を通って、元軍兵士が密集する外廷に出た。

  • 『軍使ナリ、孰(いずれ)カ将帥(しょうすい)ニ会セシメヨ』諦めかけた銀河だったが、勇気をだして呼わばった。
  • 元軍兵士たちは、小娘を見て笑って捕まえようとしたが、銀河は1発しか残っていない拳銃の銃口を自分の胸にあてた。銀正妃の本気を悟って銀河を哀れに思った隊長が偉い人に会わせてやると約束する。