2019-06-27 深ミ→ 司馬遼太郎 深海水族館 dive in the deep ↓ ・・・深海水族館へようこそ大好きな作者にリリースされた本たちを全部捕獲しましょう。 長編 『梟の城』(1959年、講談社) - 石川五右衛門『上方武士道』(1960年、中央公論社) - ※没後『花咲ける上方武士道』に改題し再刊『風の武士』(1961年、講談社) - 江戸時代末期、伊賀同心の末裔、柘植信吾を主人公にした伝奇小説『戦雲の夢』(1961年、講談社) - 長宗我部盛親『風神の門』(1962年、新潮社) - 真田十勇士の霧隠才蔵『竜馬がゆく』(1963-1966年、文藝春秋新社) - 坂本龍馬『燃えよ剣』➡土方歳三・新選組『尻啖え孫市』(1964年、講談社) - 安土桃山時代、雑賀鉄砲衆を率い織田信長に抗した雑賀孫市を描く『功名が辻』(1965年、文藝春秋新社) - 山内一豊とその妻千代『城をとる話』(1965年、光文社)『国盗り物語』(1965-1966年、新潮社) - 斎藤道三、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉『俄 浪華遊侠伝』(1966年、講談社) - 幕末の侠客明石屋万吉をはじめ大阪庶民からの視線で幕末を描く『関ヶ原』(1966年、新潮社) - 徳川家康、石田三成、島左近、本多正信『北斗の人』(1966年、講談社) - 千葉周作『十一番目の志士』(1967年、文藝春秋)『最後の将軍』(1967年、文藝春秋) - 徳川慶喜※英訳版『The Last Shogun』(Juliette Winters Carpenter・訳)がある『殉死』(1967年、文藝春秋) - 乃木希典、児玉源太郎『夏草の賦』(1968年、文藝春秋) - 長宗我部元親『新史太閤記』(1968年、新潮社) - 豊臣秀吉、石田三成、徳川家康『義経』(1968年、文藝春秋) - 源義経『峠』(1968年、新潮社) - 河井継之助『宮本武蔵』(1968年、朝日新聞社『日本剣客伝』収録)『坂の上の雲』(1969-1972年、文藝春秋) - 秋山好古・秋山真之兄弟、正岡子規、児玉源太郎、東郷平八郎、山本権兵衛、乃木希典、広瀬武夫、日露戦争、バルチック艦隊『妖怪』(1969年、講談社) - 日野富子、足利義政『大盗禅師』(1969年、文藝春秋) - 大濤禅師の幕府転覆・明帝国再興の企みを、主人公浦安仙八を中心に描く幻想小説。由比正雪、鄭成功『歳月』(1969年、講談社) -江藤新平、大久保利通『世に棲む日日』➡吉田松陰・高杉晋作『城塞』(1971-1972年、新潮社) -大坂冬の陣、大坂夏の陣を描く、主人公は小幡景憲、徳川家康『花神』(1972年、新潮社) - 大村益次郎、木戸孝允『覇王の家』(1973年、新潮社) - 徳川家康『播磨灘物語』(1975年、講談社) - 黒田如水『翔ぶが如く』(1975-1976年、文藝春秋) - 明治維新〜西南戦争、大久保利通、西郷隆盛、川路利良『空海の風景』(1975年、中央公論社) - 空海〈KUKAI THE UNIVERSAL〉- 英訳版 空海の風景(武本明子訳、美巧社(新版)、2013年)。ISBN 978-4-86387-035-2『胡蝶の夢』(1979年、新潮社) -司馬凌海、松本良順、関寛斎『項羽と劉邦』(1980年、新潮社) - 楚漢戦争。連載時の題名は「漢の風 楚の雨」『ひとびとの跫音』(1981年、中央公論社) - 正岡忠三郎(子規の妹正岡律の養子)『菜の花の沖』(1982年、文藝春秋) - 高田屋嘉兵衛『箱根の坂』(1984年、講談社) - 北条早雲『韃靼疾風録』(1987年、中央公論社) - ヌルハチ、ホンタイジほか。明から清への興亡を、平戸藩出身の桂庄助の目を通し描く。※英訳版『The Tatar Whirlwind』(Joshua Fogel・訳)がある。 短編 ※は、後に文庫(他社・新編も含め)で再刊。『白い歓喜天』(1958年、凡凡社) - 処女出版「ペルシャの幻術師」「戈壁の匈奴」 「白い歓喜天」「兜率天の巡礼」『大阪侍』(1959年、東方社)- ※数作入れ替え、講談社文庫で再刊。「和州長者」「泥棒名人」「盗賊と間者」「法駕籠のご寮人さん」「大坂侍」「難波村の仇討」『最後の伊賀者』(1960年、文藝春秋新社) - ※講談社文庫で再刊「外法仏」「下請忍者」「伊賀者」「最後の伊賀者」「蘆雪を殺す」「天明の絵師」『果心居士の幻術』(1961年、新潮社)- ※新潮文庫で再刊「八咫烏」「朱盗」「牛黄加持」「果心居士の幻術」「飛び加藤」「壬生狂言の夜」『おお、大砲』(1961年、中央公論社)- ※数作入れ替え、「言い触らし団右衛門」(中公文庫)で再刊。「言い触らし団右衛門」「岩見重太郎の系図」「売ろう物語」「雑賀の舟鉄砲」「おお大砲『一夜官女』(1962年、東方社)- ※「女は遊べ物語」「京の剣客」を追加し、中公文庫で再刊「一夜官女」「雨おんな」「侍大将の胸毛」「伊賀の四鬼」『真説宮本武蔵』(1962年、文藝春秋新社)- ※講談社文庫で再刊。「真説宮本武蔵」「京の剣客」「越後の刀」「千葉周作」「上総の剣客」「奇妙な剣客」『花房助兵衛』(1963年、桃源社)「伊賀者」「奇妙な剣客」「花房助兵衛」「軍師二人」「割って、城を」「千葉周作」「上総の剣客」『幕末』(1963年、文藝春秋新社)- ※全12編中10編は月刊誌『オール讀物』(1963年)に、「冷泉斬り」は月刊誌『日本』(1962年6月号)に発表。「逃げの小五郎」のみ本作で初出。文春文庫で再刊「桜田門外の変」「奇妙なり八郎」「花町屋の襲撃」「猿ヶ辻の血闘」「冷泉斬り」「祇園囃子」「土佐の夜雨」「逃げの小五郎」「死んでも死なぬ」「彰義隊胸算用」「浪華城焼討」「最後の攘夷志士」『新選組血風録』➡幕末の新選組を描いた連作短編15作品『鬼謀の人』(1964年、新潮社) - 表題は大村益次郎、河井継之助、岡田以蔵ら、幕末の人物群像「鬼謀の人」「英雄児」「慶応長崎事件」「人斬り以蔵」「喧嘩草雲」『酔って候』「酔って候」「きつね馬」「伊達の黒船」「肥前の妖怪」➡幕末期の大名4名:山内容堂、島津久光、伊達宗城『豊臣家の人々』(1967年、中央公論社) - ※安土桃山時代、豊臣秀吉につながる10名を描いた連作短編。角川・中公文庫で再刊『王城の護衛者』(1968年、講談社)- ※「人斬り以蔵」を追加し講談社文庫(1971年)で再刊。「加茂の水」「王城の護衛者」「英雄児」「鬼謀の人」『喧嘩草雲』(1968年、東方社) - 表題は幕末の画家田崎草雲の数奇な人生を描く『故郷忘じがたく候』(1968年、文藝春秋)※ - 朝鮮人陶工師を描いた「故郷忘じがたく候」は、司馬の作品としては唯一存命中の人物(沈壽官)を主人公とした物語である。文春文庫で再刊「故郷忘じがたく候」「斬殺」「胡桃に酒」『人斬り以蔵』「鬼謀の人」「人斬り以蔵」「割って、城を」「おお、大砲」「言い触らし団右衛門」「大夫殿坂」「美濃浪人」「売ろう物語」『馬上少年過ぐ』(1970年、新潮社)、表題作は伊達政宗「馬上少年過ぐ」「重庵の転々」「城の怪」「貂の皮」 ※「英雄児」「慶応長崎事件」「喧嘩草雲」を追加し新潮文庫(1978年)で新編再刊。『司馬遼󠄁太郎短篇総集』(1971年、講談社)- 解説尾崎秀樹、五十数篇を収録。『木曜島の夜会』(1977年、文藝春秋)※- 最後期(執筆時期)の短編集。文春文庫で再刊「木曜島の夜会」「有隣は悪形にて」「大楽源太郎の生死」「小室某覚書」『おれは権現』(1982年、講談社文庫) - 以下は文庫での新編再刊「愛染明王」「おれは権現」「助兵衛物語」「覚兵衛物語」「信九郎物語」「若江堤の霧」「けろりの道頓」『軍師二人』(1985年、講談社文庫)「雑賀の舟鉄砲」「女は遊べ物語」「嬖女守り」「雨おんな」「一夜官女」「侍大将の胸毛」「割って、城を」「軍師二人」『アームストロング砲』(1988年、講談社文庫) - 幕末期の群像短編「薩摩浄福寺党」「倉敷の若旦那」「アームストロング砲」「理心流異聞」「侠客万助珍談」「斬ってはみたが」「五条陣屋」「壬生狂言の夜」「大夫殿坂」『ペルシャの幻術師』(2001年、文春文庫) - 初の文庫化「兜率天の巡礼」「ペルシャの幻術師」「戈壁の匈奴」『侍はこわい』(2005年、光文社文庫) - 著者生前には未収録の作品集「権平五千石」「豪傑と小壺」「忍者四貫目の死」「狐斬り」「ただいま十六歳」「侍はこわい」「みょうが斎の武術」「庄兵衛稲荷」『花妖譚』(2009年、文春文庫) - 新聞記者時代に、本名「福田定一」名義で書いた短編幻想小説集。「森の美少年」「チューリップの城主」「黒色の牡丹」「烏江の月 謡曲『項羽』より」「匂い沼」「睡蓮」「菊の典侍」「白椿」「サフラン」「蒙古桜」他 単行本・全集未所収作品 魔女の時間(「主婦の友」1961年12月号〜1962年11月号。全12話)司馬には珍しい、BG(ビジネスガール)を女性主人公とした現代小説。豚と薔薇(1960年、東方社。1968年再版)、「兜率天の巡礼」を併収。推理小説。作者は東方社版のあとがきで、この作品は自らすすんで書いたものではないと明言し、またこれから後は推理小説は書かないつもりだとも記している。全集に未収録の上に、文庫化もされていない。古寺炎上(1962年、角川書店:新書版)、「豚と薔薇」を併収。なお今日双方とも、相当な古書価となっている 随筆・評論 わが生涯は夜光貝の光と共に(1950年、「ブディスト・マガジン」創刊号、浄土真宗西本願寺)、初めての出版作品で、福田定一名義。役の行者(1958年、「吉野風土記」所収、吉野史談会)ある不倫(1960年、「小説中央公論」所収、中央公論社)名言随筆サラリーマン哲学(1960年、六月社) → ビジネスエリートの新論語(1972年、六月社書房) 両方とも福田定一名義、「二人の老サラリーマン」は「文藝春秋 臨時増刊号」2005年5月号に所収。ビジネスエリートの新論語(2016年12月、文春新書)新聞記者 司馬遼太郎(2000年、産経新聞社/2013年、文春文庫)。文化部記者時代のコラム15本を収録。手掘り日本史(1969年6月、毎日新聞社)歴史と小説(1969年8月、河出書房新社)歴史と視点(1974年10月、新潮社)歴史の中の日本(1974年10月、中央公論社)古今往来(1979年9月、日本書籍)歴史の世界から(1980年11月、中央公論社)微光のなかの宇宙(1984年3月、中央公論社)。美術論集ある運命について(1984年6月、中央公論社)ロシアについて(1986年6月、文藝春秋)二十一世紀に生きる君たちへ(1987年5月、大阪書籍刊『小学国語 六年下』に収録)「明治」という国家(1989年9月、日本放送出版協会/新版・NHKブックス)NHKスペシャル「太郎の国の物語」、トークドキュメントで1989年正月と秋にNHK総合で放映(全7回、吉田直哉演出)この国のかたち (全6巻、1990年 - 1996年、文藝春秋)。「月刊文藝春秋」での巻頭随筆風塵抄 (一.1991年、二.1996年、中央公論社)。産経新聞朝刊で月一回連載の巻頭コラム春灯雑記(1991年11月、朝日新聞社)十六の話(1993年10月、中央公論社)「昭和」という国家 (1998年3月、日本放送出版協会/新版・NHKブックス)1986年放映のドキュメント番組(NHK教育テレビ)での語りをまとめたもの歴史と風土(1998年10月、文春文庫)。「全集」月報・自作解題ほか以下、無用のことながら(2001年2月、文藝春秋)。晩年に書かれた71篇の随筆集人間というもの(1998年12月、PHP研究所)。アフォリズム集司馬遼󠄁太郎 アジアへの手紙(1998年、集英社)もうひとつの「風塵抄」(2000年2月、中央公論新社)。※福島靖男との往復書簡司馬遼󠄁太郎からの手紙(上下)(週刊朝日編集部編、2004年、朝日文庫) 紀行歴史を紀行する(1969年2月、文藝春秋)街道をゆく(1971年9月 - 1996年11月、朝日新聞社)。「週刊朝日」に連載。43巻目で絶筆人間の集団について ベトナムから考える(1973年10月、サンケイ新聞社)長安から北京へ(1976年10月、中央公論社)歴史の舞台(1984年3月、中央公論社)アメリカ素描(1986年4月、読売新聞社)草原の記(1992年6月、新潮社) 対談・鼎談・座談 萌え騰るもの(1969年、学習研究社)※岡潔と 土曜社版(2020年)あり 日本歴史を点検する(1970年1月、講談社)※海音寺潮五郎と日本人を考える(1971年8月、文藝春秋)日本人と日本文化 (1972年5月、中公新書)※ドナルド・キーンと歴史を考える(1973年10月、文藝春秋)座談会・日本の渡来文化(1975年6月、中央公論社)※上田正昭、金達寿と土地と日本人(1976年8月、中央公論社)※松下幸之助、野坂昭如らと天下大乱を生きる(1977年、潮出版社)※小田実と対談 中国を考える(1978年3月、文藝春秋)※陳舜臣と日本人の内と外(1978年4月、中公新書)※山崎正和と西域をゆく(1978年8月、潮出版社)※井上靖と日本語と日本人(1978年11月、朝日新聞社)※中西進、大野晋らと座談会・朝鮮と古代日本文化(1978年12月、中央公論社)※上田正昭、金達寿と日本人の顔(1980年8月、朝日新聞社)※江崎玲於奈らと歴史の夜咄(1981年5月、小学館)※林屋辰三郎と人間について(1983年7月、平凡社)※山村雄一と日韓理解への道(1983年7月、読売新聞社)※鮮于煇、高柄朔、金達寿、森浩一と歴史の交差路にて(1984年4月、講談社)※陳舜臣、金達寿と東と西(1990年11月、朝日新聞社)※開高健、桑原武夫、エドウィン・ライシャワーらと世界のなかの日本(1992年4月、中央公論社)※ドナルド・キーンと時代の風音(1992年11月、UPU)※堀田善衛、宮崎駿と八人との対話(1993年3月、文藝春秋)※丸谷才一、立花隆、山本七平らと九つの問答(1995年7月、朝日新聞社)※井筒俊彦、リービ英雄らと リンク先のen:Alex Kerrのウェブサイトで一部を読むことができる。国家・宗教・日本人(1996年7月、講談社)※井上ひさしと日本人への遺言(1997年2月、朝日新聞社)※田中直毅、宮崎駿らと日本とは何かということ(1997年3月、日本放送出版協会)※山折哲雄と、1995年に教育テレビ「ETV特集」で行った。 あまり深く潜り込み過ぎませんように・・・