村山早紀
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第二部 けもの道
一 船祭り
春 首都から1年に1度大型船が南の島へ
篝カガリ
煌四コウシと緋名子ヒナコが燠火オキビ家にやってきて半年(春、船祭り)
耿八コウハチ 煌四と綺羅の博識な家庭教師
耿
意味
①あきらか。明るい。ひかる。ひかり。「耿耿」「耿光」 [類]炯(ケイ) ②かたく志を守る。「耿介」
行李(こうり)とは、竹や柳、籐などを編んでつくられた葛籠(つづらかご)の一種[1]。直方体の容器でかぶせ蓋となっている[1]。衣料や文書あるいは雑物を入れるために用いる道具[1]。衣類や身の回りの品の収納あるいは旅行用の荷物入れなどに用いられた[2][3]。半舁(はんがい)ともいう。
柔軟性があり蓋が盛り上がるほど多量に入れることができる[3]。麻縄で結び、あるいは締め皮で締めることもある。
数える助数詞は竹や柳で編んだ籠を表す「梱(こり)」、もしくは蓋のある容器を表す「合(ごう)」。また、荷物を入れた行李は荷物を表す「両(ころ)」で数えることもある。
なお、中国語で行李 (xíngli) は「荷物」の意味。スーツケースを行李箱(中国語版)という
<蜘蛛>は神宮をまっすぐ狙うだろう
神宮
しのびが警護
雷火ライカ
液体
モリカミに祟られる
モリカミさま
森神のこと
火十ヒトオ先生
煌四が通学していた学院の高等科教師
あだ名は骸骨
実家は建材工場を経営
火を操る異能にたけた神族宗家の
姫神が、火狩りの産土ウブズナとなった。
その名を、常花姫トコハナヒメ
神族とは
太古からこの国を治めてきた一族の呼称
火、水、土、木、風、それぞれをあやつる能力を持つ氏族からなる。
異能と200年をこえる長寿
中でも不死となった
手揺姫タユラヒメ
守モり神カミとしてこの国を支えている
火狩りの鎌を生み出した常花姫トコハナヒメの妹
手揺姫タユラヒメはその命によって氏族たちの異能による治世をささえる
姉の常花姫トコハナヒメは、火狩りの始祖であるとも言われている
常花姫トコハナヒメは、天然の火を使い、火の鎌を鍛えた。炎魔の火を手に入れる以前に。自らが人体発火を起こしながら鎌を生み出し、この世から隠れた。
いまわに残した言葉
「千年彗星センネンスイセイのかかえる火があれば、人はもう森におびえずにすむだろう。その星を狩った者は、こう呼ばれるだろう。“火狩りの王”と」
千年彗星センネンスイセイ
かつて地上から飛び立っていった人工の星
神族と人とが異能と技術を持ち寄って作り上げた、人のすがたに似せた機械人形
最後の戦争ののち、虚空へさまよいだし、行方不明
“天の子供”あるいは“揺ユるる火ホ”という名前
以前
良く目立つ赤い髪の若者
火狩り
図書館
二 <蜘蛛>
水晶の村
火穂カホの村
木々人
火狩りとほぼ同時期に現れ、村人たちのけがや病気を治してくれる森の民
首都の隔離地区にいる連中かと聞く照三ショウゾウに
「へぇ、首都の仲間たち、まだ生きているのか?カクリチクってなんだよ、首都の庭園に、仲間は住んでるんだってきいたぞ。」と木々人が答えている
<木々人が、首都の神族と別れた一族か? ちがったみたいです
水晶の村の竜など、大きな生き物に
姫神の分身が憑依している村もある
その
竜神が人を襲うのは、誰かがけしかけている <蜘蛛>
木々人
シキビ がっちりとした男
木々人は神族に体を作り変えられた
住処の生き木からあまり離れると、弱って死んでしまう
にせ猿 吹き矢 人間<蜘蛛>
流れの火狩り
ガラス作りの村
てまり
明楽アキラの狩り犬
小さい犬
クン
捨てられた<蜘蛛>の男の子
青く変色した腕
みぞれ
細い体つきの美しい犬
謎めいた火狩りの男の狩り犬
焦二ショウジのおじいちゃん
燠家の庭師
炉六ロロク
謎めいた火狩りの男
もとは島の出身
神宮のしのび
謎めいた火狩りの男についている
首都の火狩りにはつけられている
呪術で動く人形
七湾
<蜘蛛>
虫使い
燃えない体にする虫
獣を狂わせる虫
獣を狂わせる虫で竜と炎魔をかませる
<蜘蛛>の仲間は、虫に体をかませ燃えなくなった
クムは虫の毒がきかないので、虫と気がが合いやすいといって、森のものになれといって母親に捨てられた
ザン(死亡)
<蜘蛛>
船に乗った灯子の首をしめ、照三を斬りつけた<蜘蛛>
クムの父親のいとこだった
ハカイサナ
海の神
死んだ人間を守るという言い伝え、ほとんど滅んでしまった海辺の人々の間で
巨大な海の生き物
皮膚に死んだ人々の顔がうかんでいる
灯子を助けて死んだ火狩り、灰十ハイジュウがかすかな影になって、ハカイサナの背に立っていた
灯子がハカイサナに船旅の安全を願って手紙を自分の血でかいたら、海が凪ぎた
明楽の兄
首都の火狩りだったが、神族に殺されたとのこと