本の紹介
ストーリー紹介
オレの名は乾 十三。あの大戦を経て、「拡張者(エクステンド)」と呼ばれる身体機能拡張処理を施した者達が溢れるこの街で、オレは拡張者達に関する問題を「処理」する稼業を生業にしているー。街を牛耳る超巨大企業ベリューレン社から脱走した少年・鉄郎を救うために、頭の銃を撃った十三。それは殺傷能力のある拡張体使用を禁ずるEX(エクステンド)法に違反する行為だった。拡張者を監督する復興庁に拘束された十三は解体の危機に!?
*memo*
復興庁 EMS(拡張者対策局)
- 拡張者関連の事件を統括している
- 過剰拡張者の十三は条件つきで「免状」をもらっている
オリビエ局長
「拘束装置(コルセット)」
- 拡張者の補助脳につけて、送られる停止コードで拡張者の機能をせいげんするもの
クローネン班長
- 拡張者に針で物理的干渉する
通称「ハグ・ベア」
- 囚人番号0137号
ヘイデン・ゴンドリー
- 囚人番号0001号
- EMS創設の契機となった記録上初の暴走拡張者 「ノーズスコットの悪夢」
- 元軍人
- 15年前に西方のノーズスコットへ配属され、最初期の拡張処理を受けている
- 拡張技術実験部隊「ティンダロス」の5人の一人で戦友を殺してまわっている、動機は謎
- 暗殺に特化した拡張処理
- 補助腕の装甲と高等部の偽の顔に虹色素胞内のナノ結晶により自在に擬態できるが補助脳にかなりの負担がかかる
- 度重なる拡張処理で神経を蝕み、ノーズスコットの悪夢がおこった
「凶器の保管庫」
- 暴走拡張者を拘留する場所
フィリップ・ル・カレ
- 犠牲者
- 戦時中の功績により復興庁の高官に就任
- 重量級の全身拡張者
メガアームド斎時定
- 初の全身拡張者
- 拡張技術の発展にその身を捧げ、戦争を勝利に導いたと讃えらている
拡張技術実験部隊「ティンダロス」
- 5人の少数で構成された
- 部隊の記録は拡張技術の根幹に関わる機密
- 十三はティンダロスの戦闘データを基に処理を受けた後継機
オリビエ局長の父親
- 郡警察の局長だった10年前のノーズスコットでゴンドリーに殺された
キャス・ウェッドソン
- 大戦中「みだれ撃ちのキャス」と呼ばれていた過剰拡張者
- 軍部内で「救国の英雄」といわれている
- 孤児に売春の斡旋業をしていた
- 真実はキャサリン・ウェッドソン、依頼者本人だった
読みたくなった本