支笏湖(しこつこ)
- 支笏湖(しこつこ)
- 北海道千歳市にある淡水湖。
- 支笏洞爺国立公園に属し、日本最北の不凍湖となっている。
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アイヌ民族は、支笏湖を「シコッペッ(支笏川、現在の千歳川)の水源の湖」の意で「シコットホ」(シコツ川・その湖)あるいは「シコット」(シコツ川・湖)と呼び、改まった場合には「シコテムコ・エアン・パラト」(シコツ川の・水源・そこに・ある・広い湖)と称えていたという。なお、支笏川は日本語で「死骨」に通じることから縁起が悪いとし、1805年(文化2年)、現在の千歳川に改名され、後に「千歳」の地名の由来となった。なお、水深が深く、水底に枯木などがあるため一度沈んだら浮かんでこないなどを理由に、「死骨湖」であるという俗説もあるが、これは誤りである。