5 はじめに
5 紀元79年8月24日午後1時 南イタリアのベスビオ火山噴火
- <紀元79年8月24日プリニウスが噴火で死んだ
5 【🔎】南イタリアのベスビオ火山
5 【🔎】ポンペイ
7 1章 真夏のポンペイ
7 1 ポンペイの大通りで
7 ダイオメッド
- でっぷり太った中年の紳士
- 金持ちの平民
7 グローカス家のパーティー
- ポンペイ一のもてなしと言われている
- 主人のグローカスは豪快なギリシャ人なのに、飲み過ぎは体によくないと言って、酒が足りないとクローディアスは思っている
- 酒が少ないのは、大金持ちと評判だが、見栄をはってるが家計は火の車かも
7 クローディアス
- ローマ人の貴族で、今流行の「チュニック」がよく似合う小柄な青年
- 遊び好きの貧乏貴族で、本当はダイオメットはいい金づるなので調子をあわせているが下品で嫌い
9 【🍴】グローカス家が破産したら、ダイオメッドがクローディアスを招いてごちそうしよう
- 酒蔵には、ワインがどっさり、池には、おいしい八つ目うなぎを飼っている
9 【🔎】女神イシス
10 2 グローカス
10 グローカス
- 豪華な二頭立て馬車に乗っている
- 彫刻家がきそってモデルにしたがるようなハンサムで、たくましい体格のギリシャ人の青年
- 袖口に金糸の刺繍のある、豪華で、趣味のいいチュニックを着ている
- 陽気でほがらかで自信にあふれ、幸福そう、日の神アポロの申し子のよう
10 【🔎】日の神アポロ
13 花売りむすめ
13 ポンペイ大通り
13 【🔎】フレスコ
15L1
15L3
15 【🔎】ネロ皇帝
15 【🔎】ティトゥス皇帝
16 ニディア
- 神殿んの柱のかげに、群衆に囲まれて、花かごを持ち、三弦の竪琴をかき鳴らしながら、美しい声で歌う花売りの少女
- 目が不自由
- 生まれはオリンポス山のふもと、テッサリア(ギリシャ東部。テッサリーとも。)から奴隷に売られて、ポンペイにやってきた
16 【🔎】オリンポス山
16 【🔎】テッサリア
4 令嬢ジュリア
19 ジュリア
- ダイオメットの娘
- 黒く美しい目と、上等のオリーブ油をぬったなめらかな頬
- ポンペイ一の美人で金持ち
22 グローカスのもっと美しい人との出会いの思い出
22L6
229
22 【🔎】ネアポリス
22 知恵の神ミネルバ
24 アーバセス
- エジプト人の祭司
- 40歳くらい
- 背が高く、日に焼けた浅黒い肌に、大きな黒い目と、高い鉤鼻が目立つ
- どこか暗い奴なので、クローディアスは苦手
- 何を考えているか、楽しいことには、全く興味がないらしい
- 金はかなり持っているという噂
25L1
25L4
25 ギリシャ人のグローカスもローマ帝国の臣民として、ローマとネアポリス、ポンペイなどを行き来できた。
25 【🔎】ローマ帝国
25 【🔎】ローマ
25 グローカスの経歴と屋敷
- 少年時代に莫大な遺産を相続して、ローマに邸宅をギリシャ人の彫刻家たちを雇い、贅沢な彫刻をほどこし建てさせた。ローマのグローカス家の見事さは有名。
- ポンペイの別荘は、ローマより質素だが、町では指折りの豪邸
25 「レダの間」
25 クローディアス
- ローマ人貴族
25 パンサ
- 高級役人で、公共事業を担当する造影官
25 ザラスト
- ローマ人貴族で、富裕の遊び人
25 次の『闘獣(とうじゅう)』は8月後半、元気なライオンが出る
- そのライオンに食わせる人間
- 最近は重罪人がでない
- 法律では、自分の奴隷は猛獣に食わせてはいけない
30L1
30l3
30 最近は、エジプトのイシスが大人気
- イシスのお告げはよく当たる
- あそこの司祭は、みんな地味でまじめ
- 司祭の長は、エジプト人のアーバセスで、たいへん神秘的な力の持ち主
30 ポンペイでは、『ナザレ教(キリスト教の当時の呼び方)』が流行っている
- 貧乏で無知な者相手の、いんちき宗教
- イエス=キリスト以外は、神と認めないという
32 夏のさいころばくちは、法律違反
32 イオニア諸島(ギリシャ西端の地中海にある島々)風のメロディー
32 【🔎】イオニア諸島
33 6 アイオン
33 アイオン
36 7 イシスのお告げ
36L11
36L12
37 女神イシスの神殿も新築され、前より小さめになったが風格は失っていないと、エジプト人の祭司アーバセスは思った。
37 女神イシスと共のオーラス(沈黙の神)の像が並べて立っている
- <クリスタル、「オーラスファライト(Aura Sphalerite)」のことか?「オーラス」の意味がわからない。
37 【🔎】スファライト
38 ダイオメット
- でっぷり太った男
- 商人
- 女神イシスの神殿に航海の運を伺いにきた
41 カレナス
- アーバセスの指示で声色を使って、イシスの預言をする
- 嵐で船が沈んでも文句が出ない内容を悪知恵を働かせ考えている
42 8アーバセスの陰謀
42 アーバセスとカレナスの密室の密談
42 アーバセスは、昔ネアポリスに居て、幼いアイオンの両親と親しくなった。やがて、アイオンの両親は伝染病の死の床で、子供達の面倒をアーバセスに頼んだ。兄のアベサイデスは、神殿の司祭になったが、アベサイデスのインチキに気づいて、宴会の席でアーバセスに絡んできた。敵に回すのは都合が悪い。なぜなら、美しく、かしこく、金持ちのアイオンを妻にしたいから。
43 アベサイデス
- アイオンの兄
- おとなしい子で、アーバセスを心から尊敬していた。ついには、この神殿の祭司にまでなったが、最近アーバセスとカレナスのいんちき、特に口をきくイシス像のからくりに気づいてしまい、先日から姿を見せていない。
45 9 ニディアの気持ち
48 10 恋人たち
49 ニディアは、裏通りの酒場に住んでいる。
- 奴隷市で、酒場のおかみさんに買われたから
49 ブルボじいさん
- 酒場の主人
- ニディアのことを、穀つぶしと罵る
49 酒場のおかみさん
- 体格のいい人
- 罵られるニディアをかばってくれるが、宴会で歌わせて稼ごうと思っている
50 アイオンとグローカスは恋人になった
51 ベスビオ山の山頂付近に黒雲がかかるのを2人で見て不安になる
52 11 公衆浴場
52 ポンペイは別荘地
- 人が遊ぶための町なので、暇な貴族たちがあふれている
- とくに人気なのは公衆浴場
52 グローカスもアイオンを訪問した翌日、クローディアスや、レピダスという貴族仲間とともに、公衆浴場へ出かけた
52 ポンペイの公衆浴場
- 普通のの温浴室
- 蒸し風呂
- 水浴室のプール
- 蒸し風呂から立ち上る暖かい空気のあたる部屋
- それぞれが、壁画や彫刻で飾られている
54 公衆浴場でのながれ
54L1
54L10
57 2章 しのびよる影
57 1 酒場のけんか
57 リドン
- 酔っ払い剣士
- 二流剣士
- 今度の試合で懸賞金がとれたら、ブルボの酒場の酒など飲まないと大口をたたいた
60 ブルボじいさんの過去
- 20年も剣士を務め、最後に勝利の褒美の鞭をもらって、引退した。
- リドンの手を摑んだブルボじいさんの凄い力
60 ブルボじいさんのおかみさんも、昔は夫婦で闘技場の番付にのったことがあるくらい。
62 テトレイデス
- 酒場で飲んでる剣士のひとり
65 2 ニディアの身の上
65 スタヒラ
- 昔酒場に居た女奴隷、ぽっくり死んでしまった
65 スタヒラの代わりの奴隷を市場にもとめにいったら、奴隷の値が高騰していて諦めかけた時、子供でもよければ手頃なのがいると勧められたのがニディア。
67 3 カレナスとブルボ
67 イシス神殿のカレナスが、フードをかぶりブルボに会いにきた
- カレナスブルボは、遠い親類
- 2人とも、けちな悪だくみをしては、金をもうけてきた。
- カレナスがブルボの銀貨を支払うのは、イシス神殿のアーバセス司祭の宴会にニディアを呼ぶため
71 アーバセスの恐ろしい宴会にはもう二度と行きたくないというニディアを折檻するおかみさん。ニディアの悲鳴が部屋中に響きわたる
74 4 グローカス登場
74 グローカス、クローディアス、レピダスが、酒場に、今度の試合で剣士の誰に賭けるかを値踏みにきた。
76 おかみさんに、鞭打ちにあっているニディアを助けるグローカス
80 グローカスが、ニディアを買い取ることにした
81 5 アイオンの家へ
81 グローカスの家で過ごした三日目、彼の提案でアイオンの家へやられるニディア
86 6 ニディアとアイイオン
91 グローカスの愛の告白によい返事をするアイオン
92 7 アペサイデス
92 ニディアがグローカスのところから戻ると、アイオンはアーバセスの所へ行ってまだ帰宅していなかった
- アーバセスがアイオンの親代わりのような方だと聞かされ、驚くニディア
93 ニディアは、アーバセスの宴会には歌手として、度々呼ばれ、その気味の悪い宴会で、アーバセスが数々の悪だくみをしているのを知っていた
93 アイオンのところの女奴隷と一緒に、グローカス家へもどるが、グローカスは留守にしていたので、ニディアは思案して、女奴隷に聞いた、アイオンの兄、アペサイデスにあうために、イシス神殿にいくことにする
- アイオンが一人でアーバセスに会いに行ってしまったことを、アペサイデスに告げ助けにいこうとする
97 8 魔のやかた
97 アーバセスの豪邸にアイオンを呼んだのは、彼女に結婚を申し込むため。だが、アイオンの方は、親代わりとの何年ぶりかの再会を楽しみに、ひとり気軽にでかけた。
101 運命の神を祭る神殿で映像で未来をみせ、求婚するアーバセス
106 きっぱり断り、グローカスが好きだとわかった途端、アーバセスは乱暴をはたらく
107 グローカスとアイオンの兄アペサイデスが助けに部屋に踏み込み、激しく戦う
110 床がぐらりと揺れ、女神の大きな黒い頭像が台座から転げ落ち、アーバセスの背中を直撃した
- 地震
- 気絶したアイオンを連れて、3人で屋敷の外に逃げる
- ニディアが泣いて待っていた
113 3章 あやうし、グローカス
113 1 無神論者
113 翌朝、落ち着きを取り戻したポンペイ
114L2
114L3
114 【🔎】キケロ
115当時のポンペイの風俗
115L3
115L6
115 オリンサス
- ナザレ教徒(初期のキリスト教徒の呼び名)
- 『無神論者』
- 50歳くらいで、額が禿げ上がって、気難しそうな人物
- フードのついた、茶色っぽい服を着ている。生地そのものは粗末ではないが、暗く異様に見えた。それに首飾りや指輪や腕輪もしていなかった。
- 帯にペンや大きな手帳をはさんでいたが、財布をさげていないのも変だった
117 ナザレ教徒のこそこそ夜、集会している
117 オリンサスをそっとつけるアイオンの兄、アペサイデス
- 教えがいかさまかどうか、気になる
120 2 船上び三人
120 グローカス、アイオン、ニディア
122 昨日の地震は17年前のより凄かった
124 この一週間ずっと、ベスビオ山に黒雲がかかっている
124 ベスビオ山は、三百年前にも一度噴火したらしい
128 3 秘密の集会
128 アイオンの兄アペサイデスと「無神論者」のオリンサスを乗せた船は、川を山の方へ遡っていた
130 若者、中年のギリシャ人、灰色の長い髭の老人でダイオメット家の奴隷
- 集会に居た人
- 後から2人の子供が入って来た
131 メドン
- 灰色の長い髭の老人でダイオメット家の奴隷
132 杖をついた老人
- オリンサスは父と呼ぶ
- アペサイデスに祝福を与えた人
133 4 とらとライオン
134 若いおんなが、ダイオメット家の老奴隷メドンじいさんに『闘獣』のためにローマの貴族から虎が贈られた話をする
- 重罪人が2人必要だと、浮かれる若い女
- 重罪人がいない場合、剣士を引っ張り出す
- メドンじいさんの息子は、剣士
136 リドン
- 剣士リドンは、メドンの息子
- 今度の試合に勝って、その賞金で父親を自由の身にするつもりでいる
- 子供の時、ポンペイで奴隷に売られたが、主人の遺言で自由にしてくれたので戻ってきたら、父親はまだ奴隷だった。
【💕】
136L11
138L2
139 5 二つの嫉妬
139 ジュリア
- ダイオメットの娘
- ずっとグローカスのことが好きで、結婚しようと思っていたので嫉妬している
140 ニディア
- グローカスからアイオンの家の奴隷となるが、妹のように可愛がられ、グローカスとアイオンが結婚したら家族のように3人で住もうといわれているが、実は、酒場の奴隷で花売りをしていた頃から、グローカスのことが好きで、時折二人に嫉妬するが二人はニディアの気持ちに気づかない。
141 グローカスとアイオンの結婚式は来月予定
145 ベスビオ山に魔女が住む噂
- 魔女なら恋の薬を作れるかもと、ジュリアがニディアを誘って、ベスビオ山へ
146 6 魔女の洞窟
146 ベスビオ山の魔女
- 水晶玉をのぞいて、ジュリアとニディアを見ていた
- ベスビオ山の山頂に近い、絶壁の上にある、切り立った岩肌に、さめた口のような穴がぽっかりとあく洞窟にいた
【💕】
149L10
149L12
150 アーバセス
- 地震の晩、女神像に押しつぶされ、そのまま死んだと思われたが、数時間後息を吹き返し、それからずっと魔女の洞窟に泊まり、元気になる薬を調合してもらっていた。
- 魔女の恋の薬で、ジュリアがグローカスを手に入れたら、捨てられたアイオンを自分のものにしようと考えている
150 7 すりかえ
151 明日のパーティーで恋の薬を飲ませるつもりだとジュリア。
152 ジュリアの好きな相手がグローカスだと打ち明けられたニディアは、深夜ジュリアの寝室に忍び入り、ジュリアにもらった香水瓶に恋の薬を移し、水と入れ替えてもどしておいた。
153 8 薬のききめ
154 アイオンの家を訪ねてきたグローカスに恋の薬を盛ったワインを差し出すニディア
- グローカスはおかしくなったまま、森へ歩いて行く。ニディアは気絶する
154 9 はちあわせ
155 アーバセス
- 森の反対側の入り口に魔女の薬がどんなふうに効いたのか確かめにアーバセスが、ジュリアの屋敷に確かめにきていた
155 当時の人の話
155L11
155L12
156 カレナス
- イシス神殿の祭司
- 森の入り口でアーバセスを見かけてから、そっとあとをつけていた
157 アペサイデス
- 森の真ん中にあるアポロの神の声を伝えるシベリー(神々の母と呼ばれる神)の神殿の前で、アーバセスとばったり会う
158 朽ち喧嘩の末、アーバセスは立ち去ろうとするアペサイデスお背中を鉄筆で、二度突いたのを、草むらの中でカレナスが目撃していた。完全に心臓を貫かれていた
159 そこへおかしくなったグローカスが通りかかったので、アーバセスはグローカスが殺人犯だと人を呼んだ
160 10 ぬれぎぬ
161 人々と、ポンペイの警備隊の隊長が大勢の兵士を連れやってきた。殺されたイシス神殿の司祭アペサイデスと血だらけのおかしくなったグローカスの様子から、酔っぱらって殺したと検証され、裁判にかけることになる
163 オリンサス
- そこにナザレ教徒で、『無神論者』と揶揄されるオリンサスがやってきて、様子をよく見て、犯人はアーバセスだと主張した
- 改宗してキリスト教徒になったアペサイデスをイシス教でなく自分たちで最後の儀式をすると主張するが、ポンペイ警備隊長にポンペイ最古の神殿とシベリーの神像にかけて誓えるかと問われ、偶像に誓えないと答え、木彫りのシベリーの神像を台から叩き落したので、群衆の反感をかい重罪人にされてしまい、裁判にかけることになる
169 群衆は、重罪人が2人できたと大喜びする。ひとりはライオンに、ひとりは虎に、『闘獣』の日を楽しみにしている
170 4章 終わりのはじまり
170 1 アーバセス、動く
170 商人ダイオメット
170 クローディアス
170 グローカスが殺人事件で捕まり、裁判で刑が決まるまでザラストの屋敷に引き取られている
- 裁判所も今度の『闘獣』の日までに、判決を出そうと急いでいる
171 先日のパーティで魔女の薬が効かなかったのをきっかけに、ジュリアは、グローカスへの関心をすっかり失った
172 ダイオメットが、ザラストの家にやってきたアーバセスに気づく
- アーバセスは、グローカスに面会にきた
172 ザラスト
- グローカスを裁判の日まで預かっている
- 正気にもどって、神経も体もめちゃくちゃになったグローカスを思って涙する
174 アーバセスは、グローカスと二人になると、罪を認める書類に署名したら口添えをして助けてやると話した。このままでは、ライオンの餌食だと脅した
175 2 アイオン、さらわれる
175 グローカスと面会させてもらえない、アイオンの奴隷ニディアが、アーバセスがグローカスと面会できたので様子をたずねるため話しかけ、グローカスをあんな目にあわせたのは自分だと泣きだしたので、説明を聞くためニディアを屋敷へつれてもどった
176 アペサイデスの葬儀 当時の風習
176L8
176L12
178L12
178L13
178 アーバセスが親代わりを持ち出して、アイオンを自分の屋敷へつれさった
179 3 ニディアの危険
179 すっかり事情をアーバセスに話してしまったニディアは、余計なことを話されてはいけないと、閉じ込められてしまった
180 扉をたたき叫ぶニディアに、とうとう番人の老奴隷が話しかける
- ニディアの主人のアイオンも連れてこられたと教える
- アーバセスは裁判所へ出かけた
182 老奴隷の話
- 死ぬまでに自由の身になりたい
182 死ぬまでに自由の身になれるかどうか占う『空気の魔法』を使って、ニディアが占ってあげるから、「一番星がでるころ、庭の門をあけ果物と水を置き、日が暮れて3時間たったら、冷たいきれいな水と布を持ってここへきて」と口車にのせる。
183 イシス神殿のカレナス
- 日が暮れてから、開け放たれた庭の門から入って来て、アーバセスに会いに来た
- 殺人現場で目撃すていたことを伝え、黙っているかわりに財宝を別けて欲しいと話す
- アーバセスに地下室に案内され、だまされて地下牢にとじこめられる
188 老同礼を目隠しをして占いをするふりをして、逃げ出したニディア
188 4 思わぬ味方
190 ニディアは、監禁されたイシス神殿のカレナスの声を聞き付け共闘することにした
- 助けを呼んでくるかわり、お礼ではなく、アーバセスがアペサイデスを殺したと証言してほしいと条件にだした
191 5 二転三転
191 カレナスが急に姿を消した理由は、ネアポリスの本殿へ、アペサイデスの死を報告に行ったと、他の祭司たちに説明しようとアーバセスは考えた
192 アイオンが自分の思い通りにならない件
192 逃げ出したニディアが、再び捕まってしまう。
193 切り札
196 アイオンからもらった腕輪と引き換えに、老奴隷にろうの板に鉄筆でギリシャ語で書いた手紙をザラストに届けてもらうことにした
- 老奴隷は自由の身になりたい残りの金額が、腕輪で賄える
198 ベスビオ山の頂きから、一筋の火が立ち上り、消えたのを、誰もきずかなたった。
199 5章 奇跡の脱出
199 1 魔女の忠告
199L2
199L3
199 カンパーニア
202 ベスビオ山の魔女
- 円形闘技場で、『闘獣(とうじゅう)』が行われる朝、アーバセスの家に魔女が、ベスビオ山が目覚めたと忠告にやってきた
- ベスビオ山の魔女は、新しい住処をさがしにいくことにした
204 2 死闘
205 アーバセス闘技場へ
206 円形闘技場の主催者は、パンサ
206 造営官のパンサの妻
- 剣士を素敵だと言った未亡人にあれはリドンという、今年初めてでる人と教えてやる
- 夫が主催者なので、細かい裏事情までよく知っている
207 ユーモルバスとリドンの試合が始まる前に、パンサのところへザラストから手紙が届いたが、メモをにぎりつぶした。
- リドンは負け、父メドンは、十字を切って神に祈った
209 3 奇跡だ!
213 グローカスとライオンの試合
- 放たれたライオンが、闘う気がない様子
216 グローカスの友人ザラストが、闘技場に駆け込んできて、パンサ造営官に真犯人はアーバセスで、グローカスは無罪だと突進してきた
- 証人はカレナス
217 4 山の怒り
219 ベスビオ山が噴火して大地震がおこった
220 5 脱出
220 グローカスとニディアが、オリンサスの牢屋へいくが、彼は主の御心にしたがいそこに残った
220 グローカスとニディアは、アーバセスの屋敷へアイオンを救いに行った
224 グローカスたちとはぐれてしまうニディア
225 歩けなくなったアイオンを抱きかかえ、幸運の女神フォルチュナの神殿で休む2人のもとへ、アーバンセスがやってくる
225 【🔎】幸運の女神フォルチュナ
226 アーバンセスはアイオンを奪おうとするが、石の円柱の下敷きとなって死ぬ。
- エジプト王朝の子孫は息絶えた
226 ニディアは逃げ惑う群衆におされ、道のすみにいたが、ザラストに海岸へ行こうとと助けられるが、通りがかった老奴隷にグローカスの居る場所を聞き、探しにいく
3人で、海岸まで逃げ延び、ザラストの用意した船で沖へ逃げた
230 ニディアが報われない恋を悲観して、海に身を投げた
231 6 時をこえて
231 ポンペイ市がその沈黙の墓場から蘇るまでに、1700年かかった。