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*本と映像の切れない関係
タイトルシャッター アイランド
レオナルド・ディカプリオ (出演), マーク・ラファロ (出演), マーティン・スコセッシ (監督)
シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2006/9/1 デニス ルヘイン (著), Dennis Lehane (原著), 加賀山 卓朗 (翻訳)
夜に生きる〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2017/4/6 デニス・ルヘイン (著), 加賀山 卓朗 (翻訳)
夜に生きる〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2017/4/6 デニス・ルヘイン (著), 加賀山 卓朗 (翻訳)
ミスティック・リバー (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 2003/12/20 デニス ルヘイン (著), 加賀山 卓朗 (翻訳)
タイトルシャッター アイランド
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『シャッター アイランド』(英: Shutter Island)
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2010年のアメリカ映画。原作はデニス・ルヘインによる同名のミステリー小説「Shutter Island」。
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監督マーティン・スコセッシ・主演レオナルド・ディカプリオの4度目の作品。
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2009年8月、パラマウント映画は本作の公開を2009年10月2日から2010年2月19日へと延期した。日本では2010年4月9日に公開。
- デニス・ルヘイン(Dennis Lehane、1965年8月4日 - )
- アメリカ合衆国の作家、脚本家。デニス・レヘインと表記されることもある。
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フロリダ州のエッカード・カレッジで創作を学び、1994年に『スコッチに涙を託して』で作家デビュー。シェイマス賞最優秀新人賞を受賞し、以降「探偵パトリック&アンジー」シリーズとして刊行されている。2001年の『ミスティック・リバー』でアンソニー賞最優秀長編賞を受賞。2012年の「夜に生きる」でエドガー賞(MWA賞)最優秀長編賞を受賞した。
"The law of 4. who is 67?"(4の法則 67番目は誰?)
1952年事件
1952年
1月
- 1月4日 - イギリスがスエズ運河を封鎖[要出典]。
- 1月18日 - 韓国大統領・李承晩がアメリカ等の反対を無視して海洋主権宣言を行い、漁船立入禁止線(李承晩ライン)を設定した。
- 1月30日 - モスクワ地下鉄5号線環状線がベラルースカヤ駅まで延伸。
2月
- 2月4日 - アメリカ軍の統治下にあったトカラ列島が日本国政府の施政下に復帰(本土復帰、2月10日に十島村を新設)
- 2月6日
- 2月18日 - トルコが北大西洋条約機構加盟。
- 2月21日 - 東パキスタン(現バングラデシュ)で、警官による学生に対する発砲事件が発生。その後の国民的抗議運動に発展、結果的に東パキスタンでベンガル語が公用語と認可されることとなり、UNESCOは後日この日を「国際母語デー」に認定する。
- 2月26日 - イギリス首相ウィンストン・チャーチル、同国が核兵器を保有したことを公表。
- 2月28日 - 日米行政協定調印。
3月
- 3月10日
- キューバでフルヘンシオ・バティスタがクーデター。
- ヨシフ・スターリンが東西ドイツ統一に関する交渉を求める覚書を西側占領国に送る。(スターリン・ノート)
- 3月20日 - アメリカ合衆国政府、日本国との平和条約を批准。
4月
5月
- 5月2日 - ロンドン - ヨハネスブルク間に、世界初の旅客用ジェット機就航。
- 5月15日 - 日本とイスラエルの間に国交樹立。
- 5月19日 - 白井義男が日本人で初のボクシング世界チャンピオンになる。
- 5月27日 - 欧州防衛共同体条約調印。この条約が発効することはなかった。
6月
- 6月15日 - 「アンネ・フランクの日記」刊行。
- 6月19日 - アメリカ陸軍特殊部隊群結成。
7月
- 7月1日 - 羽田飛行場の施設の一部がアメリカ軍から返還され、東京国際空港としての業務を開始。
- 7月19日 - 8月3日 - ヘルシンキオリンピック開催。日本代表がベルリンオリンピック以来16年ぶりに夏季オリンピック参加。
- 7月23日
- 7月25日 - プエルトリコがアメリカ合衆国自治領となる。
- 7月27日 - ヴォルガ・ドン運河が開通。
8月
- 8月13日 - 日本が国際通貨基金 (IMF) に加盟。
- 8月14日 - 西ドイツが国際通貨基金 (IMF) と世界銀行に加盟。
- 8月27日 - 西ドイツがイスラエルに対し、第二次世界大戦中のユダヤ人虐待およびホロコーストに対する賠償金として30億ドイツマルクを払う条約に署名。
9月
10月
- 10月3日 - イギリスが初の原爆実験を実施し、アメリカ・ソ連に続く第3の核保有国となる。(ハリケーン作戦)
- 10月8日 - 予定されていた朝鮮戦争停戦協議が延期される。
- 10月11日から15日 - 南日島戦役。
- 10月14日 - 国際連合、ニューヨークの国際連合本部ビルの利用開始。
- 10月20日 - ケニアに戒厳令布告。
- 10月25日 - 「日本国との平和条約」発効により、ポツダム命令がこの日で全て廃止される。
11月
- 11月1日 - アメリカがエニウェトク環礁で人類初の水爆実験を行う。
- 11月4日
- マグニチュード9.0のカムチャツカ地震発生。
- 1952年アメリカ合衆国大統領選挙で、共和党候補のドワイト・D・アイゼンハワーが当選。
- 11月25日 - イギリスのイーストエンドで「The Mousetrap」の上演が始まる(世界最長ロングラン公演)
- 11月29日 - アイゼンハワー、朝鮮半島を訪問。
12月
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精神外科(せいしんげか)
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かつて精神疾患の治療法として流行した、大脳を切り取る外科手術を行うことにより、精神科医による患者治療が行えるとした医療分野であった。代表的なものに前頭葉白質切截術(ロボトミー)がある。
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かつては、精神外科の名のもとに爆発性精神病質などの診断を受けた患者に対し、情動緊張や興奮などの精神障害を除去する目的で前頭葉白質を切除する手術(ロボトミー)が実施されていた。しかし、ローズマリー・ケネディが父親の命令で前頭葉白質を切除する手術を受けたところ後遺症を負うなど、のちに前頭葉切截術(ロボトミー)の問題点が明らかとなった。前頭葉切截術(ロボトミー)が禁忌とされるに至った経緯については#歴史を参照。
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「ロボトミー」という語は、"ロボット (robot)"から来ていると誤解されることがあるが、「ロボトミー(lobotomy)」は、肺や脳などで臓器を構成する大きな単位である「葉(よう、lobe)」を一塊に切除することを意味する外科分野の術語であり、ロベクトミー(lobectomy, 葉切除)と同義である。
当項目のロボトミーでは「前頭葉切除」を意味し、「大脳葉にある神経路を1つ以上分断すること」と定義される。肺がんなどのため肺の一部を葉ごと切除(例:肺下葉切除)することもロボトミーの一種であるが、臨床ではロベクトミー(肺葉切除術、肺葉切除)の方が用いられる。
- 歴史 欧米
1935年、ジョン・フルトン(John Fulton)とカーライル・ヤコブセン(Carlyle Jacobsen)が、チンパンジーにおいて前頭葉切断を行ったところ、性格が穏やかになったと、ロンドンで行われた国際神経学会で発表したのを受け、同年、ポルトガルの神経科医エガス・モニスが、リスボンのサンタマルタ病院で外科医のペドロ・アルメイダ・リマ(Pedro Almeida Lima)と組んで、初めてヒトにおいて前頭葉切截術(前頭葉を大脳のその他の部分から切り離す手術)を行った。
その後1936年9月14日、ワシントンD.C.のジョージ・ワシントン大学でも、ウォルター・フリーマン (Walter Jackson Freeman II) 博士の手によって、アメリカ合衆国で初めてのロボトミー手術が、激越性うつ病患者(63歳の女性)に行われた。
当時に於いて、治療が不可能と思われた精神疾病が、外科手術である程度は抑制できるという結果は、注目に値するものであって、世界各地で追試され、成功例も含まれたものの、特にうつ病の患者の6%は手術から生還することはなかった。また生還したとしても、しばしばてんかん発作・人格変化・無気力・抑制の欠如・衝動性など、重大かつ不可逆的な障害が起こっていた。
しかし、フリーマンとジェームズ・ワッツ (James W. Watts) により術式が「発展」されたこともあり、難治性の精神疾患患者に対して、熱心に施術された。1949年にはモニスにノーベル生理学・医学賞が与えられた。しかし、その後、抗精神病薬の発明とクロルプロマジンが発見されたことと、ロボトミーの予測不可能な不可逆的副作用の大きさと人権蹂躙批判が相まって規模は縮小し、精神医学ではエビデンスが無い禁忌と看做され、廃止に追い込まれる。
また、モニス自身もロボトミー手術を行った患者に銃撃され重傷を負い、諸々の施術が(当時としては)人体実験に近かった事も含め、医学倫理上の槍玉に挙げられ、外科手術が廃れる事になる。