- ハトシェプストより
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 1 (ビームコミックス) (日本語) コミック – 2015/9/14 犬童千絵 (著)
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 2 (ビームコミックス) (日本語) コミック – 2016/7/15 犬童千絵 (著)
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 3 (ハルタコミックス) (日本語) コミック – 2017/5/15 犬童千絵 (著)
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 4 (ハルタコミックス) (日本語) コミック – 2018/2/15 犬童千絵 (著)
碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 5 (ハルタコミックス) (日本語) コミック – 2018/7/14 犬童千絵 (著)
海のオーロラ (1) (中公文庫―コミック版) (日本語) 文庫 – 1995/11/18 里中満智子 (著)
図説 古代エジプトの女性たち―よみがえる沈黙の世界 (日本語) 単行本 – 2007/8/6 ザヒ・ハワス (著), 吉村 作治 (翻訳), 西川 厚 (翻訳)
- エジプトより
Newtonライト『古代エジプトのきほん』 (ニュートンムック) (日本語) ムック – 2019/1/11
古代エジプトうんちく図鑑 (日本語) 単行本 – 2004/5/1 芝崎みゆき
- バステトより
古代エジプトを知る事典 単行本 – 2005/4/1 吉村作治 (著)
ヴィジュアル版世界の神話百科 東洋編―エジプトからインド、中国まで (日本語) 単行本 – 2000/9/1 レイチェル ストーム (著), 前田 龍彦 (監修), Rachel Storm (原著), 山本 史郎 (翻訳), 山本 泰子 (翻訳)
図説 エジプトの神々事典 (日本語) 単行本 – 1997/1/1
ステファヌ ロッシーニ (著), リュト シュマン‐アンテルム (著), St´ephane Rossini (原著), Ruth Schumann‐Antelme (原著), & 2 その他
- デビュー50周年 山岸凉子トークショー完全載録より
昨日、悲別で―on stage/今日、悲別で(第2巻・第4回配本) (倉本聰戯曲全集) (日本語) 単行本 – 2017/10/25 倉本聰 (著)
- 漫画を禁止されてから読んだ高校2年生の頃読んだより
ピアの肖像 (なかよしKC) コミック – 1976/4/5 里中満智子 (著)
妖精王 山岸凉子
- 神がかった人間とはどういうものかというのを描きたかったより
レベレーション(啓示) 山岸凉子
- 解説 狂気と健全な世界とを往き来して 岩下志麻より
魔の刻(トキ) (日本語) 単行本 – 1982/2/1 北泉優子 (著)
- 山岸凉子が子供の頃に観た記憶にのこる映画
道
ジュリエッタ・マシーナ (出演), アンソニー・クイン (出演), フェデリコ・フェリーニ (監督)
亡霊怪猫屋敷
五月藤江 (出演), 江島由里子 (出演), 中川信夫 (監督)
- 山岸凉子が中学生の時観た映画より
顔のない眼
ピエール・ブラッスール (出演), アリダ・ヴァリ (出演), ジョルジュ・フランジュ (監督)
ファンタジア
ベン・シャープスティーン (監督)
- 解説 狂気と健全な世界とを往き来して 岩下志麻より
魔の刻(とき)
岩下志麻 (出演), 坂上忍 (出演), 降旗康男 (監督)
ハトシェプスト 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ Ⅰ
<時>紀元前1151年
<場>エジプト テーベ
テーベ
- テーベ(古代ギリシア語: Θῆβαι, Thēbai)は古代エジプトの都市
- 古代エジプト語ではワセト(Waset)と呼ばれた
- この都市は地中海から800キロメートル南、ナイル川の東に位置する
- 都市の遺跡は現代のエジプトの都市ルクソールの中に広がっている
- テーベは上エジプト第4州(権杖のノモス Sceptre nome)の主要都市であり、新王国時代のエジプトの首都であった
- テーベは貴重な鉱物資源と交易ルートがあるヌビアと東部砂漠に近接していた
- この都市は信仰の中心であり、その全盛期にはエジプトで最も富裕な都市であった
- テーベの市域には、カルナックとルクソールが本来立っていたナイル川東岸と、上流階級と王家の墓地と葬祭殿群によるネクロポリスがある西岸地区が含まれる
<人>メヌウ
- 出血をとめられるふりをしている
- セシェンの姉
- 知恵がまわる
<人>セシェン
- メヌウの妹
- クレタ人の母に似て美人
- 金髪
- 不思議な能力で出血をとめられる
- お頭が弱そう
- 男好き
<人>センムト
- 貴族っぽい
<人>
- 謎の美男子
- 毛皮をつけていたから、どこかの神官かとメヌウが推察している
- 紫の瞳
<場>葬儀
- 穀倉長のネバメンの葬儀
- 位のわりに《泣き女》の数が少ない
- ミイラも中の下
- メヌウとセシェン姉妹も泣き女として働いている
泣き女
- 葬式の時に泣きながら歩く職業
- 泣き女は、上半身裸
- イアケビイト(泣き女)
<人>インテフ
- センムトに命令され、メヌウ、セシェン姉妹を拉致する
<場>王宮
- メヌウが目覚めると、妹のセシェンは女王のお側にはべったと知らせられる
- 姉メヌウも風呂に入れたれ、身支度を整えられる
身支度
- 頭は実はかつらで、取られる
- 伸び欠けの毛も、きれいにそられる
- この時代、髪は陽ざしを防ぐ帽子代わりに発達し、まともな階級の人間はみな坊主だった
- 妹セシェンの金髪はそられていない
- 金髪は珍重された
風呂
- 当時は水風呂
- 風呂係の女は、かつらをはずして仕事する
衣服
- 男は腰下に、女は胸高に衣服をつけた
<場>王宮 広間
<人>ケペルエンラー
- 王子
- 妾腹
- メヌウは不思議なビジョンを見て、王子ケペルエンラーではないハトシェプストが王(ファラオ)になると予言して、みなに笑われる
- ハトシェプストは男の格好をしていた
<人>ハトシェプスト
- 王(ファラオ)の第一王女
- ケペルエンラーの妃
- 本書では、174㎝もあり、背が高いとメヌウに呟かせている
ケペルエンラーの妃
- エジプトでは、摘出の王女と結婚することにより王になる権利を得られた。
- いぼ姉妹はもとより堂腹の姉妹とも形の上では結婚した
ハトシェプスト
- ハトシェプスト(ラテン文字表記:Hatshepsut)
- 古代エジプト第18王朝第5代のファラオ(在位:紀元前1479年頃 - 紀元前1458年頃)
- 父はトトメス1世、母はイアフメス
- 夫はトトメス2世、娘はネフェルウラー。
- 夫であるトトメス2世は妾腹の息子トトメス3世を次の王にせよと遺言したが、トトメス3世は幼かったため、以後22年間にわたり共治王を務めた。
- 実際には在位中、彼女が絶対的権力を保有していた。
- 公的な場では男装し、あごに付け髭をつけていたと伝えられる。
- ハトシェプストの意味は「最も高貴なる女性」である。
- 即位名はマアトカラー、意味は「真実とラー神の魂」である。
- 即位については、トトメス3世を無視してプロパガンダを用いファラオの地位まで登りつめるほどの野心家であったと見るか、夫の遺言を守るために幼い継子が成人するまでの「つなぎ」を果たそうとしたと見るか、諸説ある。
- 治世は穏健で、戦争を好まずに平和外交によってエジプトを繁栄させた。しかし、それは同時にエジプトの国威の低下を招くことになるのだが、トトメスの軍事的功績の基盤を作り上げたという見方もある。
- 死後、その事跡はトトメス3世によって抹消されたという解釈が一般的だが、ザヒ・ハワスは、ハトシェプストとトトメス3世の仲は良好で、事跡を抹消したのは女性であるハトシェプストがファラオとして君臨したことを快く思わない者たちではないか、と発言している。
- なお『旧約聖書』「出エジプト記」でモーセをナイル川で拾って育てた義母は彼女とも言われている。
- ハトシェプストのミイラ
- 2007年6月、エジプト考古学庁のザヒ・ハワスは、1903年にハワード・カーターらにより王家の谷の「KV60」と呼ばれる小さな墓で発見された身元不明のミイラをハトシェプストと断定した。
- KV60には、棺に入れたミイラと、そのまま横たえられたミイラが2つあり、この状況から1990年までは、このミイラは重要なものであるとは考えられておらず、KV60に葬られたままになっていた。
- しかし、ハトシェプストの名が刻まれたカノプス壺(別の場所で1881年に発掘)に入っていた臼歯とミイラの歯茎の穴をCTスキャンしたものが一致し、また既に確定しているハトシェプストの親族のミイラとの間のDNAの類似性が認められたことにより、KV60に葬られたミイラがハトシェプストと判明した。身長165センチ、太り気味で腰骨まで侵食した悪性腫瘍、歯周炎、関節炎、骨粗鬆症、糖尿病等を患っていた。歯周炎による抜歯のため感染した菌が全身を蝕み、約50歳で亡くなったという。
<時>王宮へ来て3日目
衣服
- 古代エジプトでは1枚布を身体に巻き付けて着る
- インドのサリーはこれのなごり
セシェン
- 花の水連の意味
メヌウ
- 石の一種のメヌウ
<人>トトメス1世
- 床に寝付いている
- 王の死
トトメス1世
- トトメス1世(Thutmose I、在位:紀元前1524年 - 1518年、あるいは紀元前1506年 - 1493年)
- 古代エジプト第18王朝の第3代ファラオ
- 誕生名「トトメス」(Thutmose)の意味は「(月神)トートの造りしもの、トートに生み出されしもの」。
- 即位名「アアケペルカラー」(Akheperkare)の意味は「偉大なるは(太陽神)ラーの魂」。
- アメンホテプ1世の子であったが、側室、または妾の子であった。
- 優秀な軍人であり、シリア、ヌビアへの遠征軍を指揮して信頼を勝ち取り、アメンホテプ1世の妹で、先王の娘・王女イアフメスと結婚したことで、王の他の実子たちを差し置いて後継者と定められた。
- その後、アメンホテプ1世の絶大な信頼を受けて共同統治者として実績を積み、各方面に遠征を行って領土を拡大し第18王朝の最初の絶頂期を現出させた。
- 宗教政策ではアメンホテプ1世によって後ろ盾としてつけられたアメン神官団と良好な関係を維持し、カルナックのアメン大神殿の造営を継続するなどしている。二代にわたるファラオの後援を得て、この時代以降アメン神官団の権力は飛躍的に拡大していくことになる。
<人>シヌ
- 王宮の医師
- 王の頭蓋骨を切り開こうとしている
マンドラゴラのききめが・・・
- 麻酔代わりに使用された植物
- メヌウたちが王宮に来たときも使用された
マンドラゴラ
- マンドレイク(Mandrake)、別名マンドラゴラ(Mandragora)は、ナス科マンドラゴラ属の植物。茎はなく、釣鐘状の花弁と赤い果実をつける。
- 古くから薬草として用いられたが、魔術や錬金術の原料として登場する。根茎が幾枝にも分かれ、個体によっては人型に似る。幻覚、幻聴を伴い時には死に至る神経毒が根に含まれる。
- 人のように動き、引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという伝説がある。根茎の奇怪な形状と劇的な効能から、中世ヨーロッパを中心に、上記の伝説がつけ加えられ、魔術や錬金術を元にした作品中に、悲鳴を上げる植物としてしばしば登場する。絞首刑になった受刑者の男性が激痛から射精した精液から生まれたという伝承もあり、形状が男性器を彷彿とさせるまたこの植物のヘブライ語「ドゥダイーム」は、「女性からの愛」を指すヘブライ語「ドード」と関連すると考えられ、多産の象徴と見られた。
- 南方熊楠は、周密などの書いた中国の文献に登場する「押不蘆」なる植物が、麻酔の効果らしき描写、犬によって抜くなどマンドレイクと類似している点、ペルシャ語ではマンドレイクを指して「ヤブルー」と言っているまた、パレスチナ辺で「ヤブローチャク」と言っている点から、これは恐らく宋代末期から漢代初期にかけての期間に、アラビア半島から伝播したマンドラゴラに関する記述であると指摘し、雑誌『ネイチャー』に、その自生地がメディナであると想定した文を発表した。
- 古代ギリシャでは「愛のリンゴ」と呼ばれ、ウェヌスへ捧げられた。
- また、ウェヌス神話における「黄金のリンゴ」がマンドレイクであるとする説もある
- マンドレイクは地中海地域から中国西部にかけてに自生する。
- コイナス属又はナス科マンドラゴラ属に属し、薬用としてはMandragora officinarum L.、M. autumnalis Spreng.、M. caulescens Clarkeの3種が知られている。ともに根にヒヨスキアミン、トロパンアルカロイド クスコヒグリンなど数種のアルカロイドを含む。
- 麻薬効果を持ち、古くは鎮痛薬、鎮静剤、瀉下薬(下剤・便秘薬)として使用されたが、毒性が強く、幻覚、幻聴、嘔吐、瞳孔拡大を伴い、場合によっては死に至るため現在薬用にされることはほとんどない。
- 複雑な根からは人型のようになるのもあり、非常に多く細かい根を張る事から強引に抜く際には大変に力が必要で、根をちぎりながら抜くとかなりの音がする。この音が伝説のマンドラゴラの叫びの部分を、その毒性が叫びを聞いた者は死ぬといった逸話の由来と思われる[独自研究?]。
- 春咲きの種(M. officinarum)と秋咲きの種(M. autumnalis)があり、伝説では春咲きが雄、秋咲きが雌とみなされたらしい。
- 通常の『旧約聖書』あるいは『創世記』『雅歌』では恋なすびとも訳され、湯浅信之はジョン・ダンの詩で出るマンドレイクを「恋茄子」と訳している。
- 雲南省、チベット、四川省の標高3000m地帯に生息する、曼柁茄(M.caulescens)は、根が胃薬の材料とされている。
- 仏法典に出てくる「曼荼羅華」やチョウセンアサガオの別名「マンダラゲ」とは全く関係がない。
- また、アメリカやカナダで Mandrake といえばポドフィルム(メギ科)のことであり、これもまた全く別属別種の薬用植物である。
- 南方熊楠は、『本草綱目』に「押不蘆」の次に曼荼羅華がある点から誤解される旨を指摘し、「マンドラゴラは薬だがマンダラゲは毒」として区別しているが、アト・ド・フリース『イメージ・シンボル事典』、ジャン・シュヴァリエ『世界シンボル大事典』(930頁)、大プリニウス『博物誌』(1085頁)では、「MANDRAGORA」「MANDRAKE」「MANDRAGORE」の訳語が、「マンダラゲ」である
- 伝承では、カルタゴの軍勢が放棄して撤退した街にマンドレイク入りのワインを残してゆき、街に入ってきた敵軍が戦勝祝いにこのワインを飲み、毒の効能によって眠っている敵軍を皆殺しにして勝利を収めたマハルバルの軍功が伝わっている。
- ツタンカーメンの墓に栽培する様子が描かれている。
- ヘブライ語聖書の、『創世記』30章に、レア (旧約聖書)の妹でヤコブの妻ラケルが、夫ヤコブとレアの息子ルベンが拾った恋なすびを引き換えに子供を作る際に登場し、また『雅歌』7章13節で性愛の修辞として登場する。
衣装
- ヘンナの実で爪を赤く染めている
<人>首切り
- セト神のマスク
- 首がなければ、ミイラにできない
- 儀式・・・王の死に立ち会った者、首を落とすふり(セシェン、メヌウ、王宮の医師セヌ)
生贄の台
- 血が溜まるように、斜めになっている
セシェン、首切りの儀式(ふり)で死んでしまう
<時>6年後
<場>ミイラ工房
- トトメス2世の死
トトメス2世
- トトメス2世(在位:紀元前1518年 - 1504年、あるいは前1493年 - 1479年)
- 古代エジプト第18王朝の第4代ファラオ(王)。
- 即位名はアアケペルエンラー。意味は「偉大なるはラーの形」
- トトメス1世の下位の王妃の子であったが、政治的手腕に優れ、正妃の第一王女であった異母姉ハトシェプストと結婚して王位を継承した。
- 即位後はハトシェプストの野心を見抜き、王位簒奪を警戒して側室イシスとの間の子トトメス3世を後継者に指名しこれを牽制するが、病弱でありトトメス3世の成長を待たずに亡くなったため、ハトシェプストの専横を許すことになる。
- 第18王朝の他の王たちと比較して、トトメス2世の統治期間については史料によって見解が分かれている。それには、トトメス2世の残した記念碑の多くがハトシェプストやトトメス3世のものとして流用され、書き換えられていることなど幾つかの理由がある。その在位期間は多くの場合、3年程度の短期間とする説と、12~14年程の比較的長期間とする説に大別される。
- 短命だったとする研究では、王の治世の開始時点で既に老齢だった建築監督のイネニがハトシェプストの治世中も存命だったらしいこと、トトメス2世の手によるほぼ唯一の記念碑もトトメス3世の治世中に完成している事等が根拠として挙げられる。 一般的に、歴代の王たちはその治世中に自らの名前を彫ったスカラベ印章を多数発行しており、しばしば研究者に王の統治期間を割り出すための史料として用いられる。トトメス1世の印章241個、ハトシェプストの149個に対してトトメス2世の印象は65個しか出土していないため、この方法を用いた研究者Luc Gaboldeはトトメス2世の治世が他の二人と比較して短く、2~3年程度だったと推測している。
- 一方で、トトメス2世は「巣の中の鷹」という名で表現されており、これは王が幼少期に即位した可能性を示唆している。また、ハトシェプストは通常、治世30年目に行われるセド祭を、自らの治世16年目に行っている。これは、自身の治世を父トトメス1世が崩御した年から数え、女王自身が父王の正当な継承者であるという名目で行われたものと考えられている。これを踏まえると、トトメス1世が崩御し、ハトシェプストが女王を名乗るまでの間には14年程の開きがあるということになる。 その他、ハトシェプストが最初に埋葬されたKV20は本来トトメス2世の墓として用意された可能性が高く、ハトシェプスト女王葬祭殿も本来はトトメス2世によって建設が開始された可能性があること等が、トトメス2世の治世が比較的長期間に渡るものであったらしい事を示している。
以上の経緯から、現時点ではトトメス2世の治世は13年前後であるとの見方が主流となっている。
ハトシェプスト 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ Ⅱ
<時>紀元前1519年
<場>ノアメン(テーベ)
<人>センムト
- 家臣
- 長兄のアメンモーズ王子の書記をセンムトの兄のセンメンがしている
<人>ケベルエンラー(12歳)
- 王子
- アハモス女王の妹で第二王妃ムトネフェクトの子
フェネキアのオーク
- 今のレバノン
<人>マアト・カーラー(宮殿で呼ばれる名)(12歳)
- 王子ふうの服装をしている
- トトメスの長女
- ハトシェプスト
- 子供のころ
衣服
- イアリングは未成年の者がした
ヌビアの捕虜
ヌビア
- ヌビア王国 (ヌビアおうこく、Nubia)
- エジプト南部アスワンあたりからスーダンにかけて存在したヌビア人の王国の総称。
- エジプト第25王朝、クシュ、メロエ王国などの総称であり、それらは同系列の文化を保持し、民族も同じであったと考えられる。
- 故障の由来は古代エジプト語の「ヌブ」(金、の意。金などの鉱山資源に恵まれたことから)から古代ギリシア・ローマ人がそう呼んだのが始まりである。
- 最も早い時代にナイル川流域で発達した文明の一つである「クシュ」の延長線上にある国家といわれ、ヌビア王国はエジプトの領域内への進入の時期の後で発展し、エジプト新王国と相互に影響を与え合っていた。後にエジプト人から駆逐されるが、その後も5世紀ごろまで政権と民族を継承させることとなった。
<人>ロドビス
<人>アメンモーズ
- トトメスの息子
- 王子
- ハトシェプストの兄
<人>センメン
- 書記
- センムトの兄
書記
- 当時の書記は、最高位で将軍も兼ねていた
<人>アハモス
- 王妃
<人>ハトメリエト
- 次女
- 王女
<人>ムトネフェクト
- アハモス女王の妹
- 第二王妃
未成年の子供は、王子でも王女でも床に座る
<人>ワジモーズ
- 第一王妃アハモスの子で、アメンモーズの兄
- 12歳の時の初陣で矢に当たり死んだ
ミノスの宮殿は、一度入ったら出られない迷宮(ラビユリンス)があり、ミノタウロスという半獣半人の神が住まう・・・
- 部屋数が数百ある
- 象徴としての神
ミノタウロスに9年ごとに若き男女を人ずつ生贄にする・・・
- 忌まわしい風聞
- ミノスの大祭では、勇敢な若者が荒くれた牛を跳び越すという競技があり、死人もでる
- ミーノータウロス(古希: Μινώταυρος, Mīnōtauros, ラテン語: Minotaurus, 英語: Minotaur)
- ギリシア神話に登場する牛頭人身の怪物である。
- クレータ島のミーノース王の妻パーシパエーの子。
- 長母音を省略してミノタウロスとも表記される。
- 神話によるとミーノース王は、クレタ島における王位に就いた後、クレタ島の統治を巡って、ミーノース王とその兄弟で争いが起きた。そのためミーノース王はポセイドーンに祈り、神が支持していることの証として、美しい白い雄牛(一説では黄金)を送って欲しいと願う。後で生贄に捧げるという約束をミーノース王にさせた上で、ポセイドーンは雄牛を与える。しかし、雄牛の美しさに夢中になった王は、ポセイドーンとの約束を違え、別の雄牛を生け贄として捧げ、白い雄牛は自分の物にしてしまう。これに激怒したポセイドーンはミーノース王の后・パーシパエーに呪いをかけ、后が白い雄牛に性的な欲望を抱くように仕向ける。悩んだパーシパエーは名工のダイダロスに命じ、密かに雌牛の模型を作らせる。そして彼女は自ら模型の中へと入って雄牛に接近し、思いを遂げた。結果、パーシパエーは牛の頭をした子供・ミーノータウロスを産むこととなった。
- 星、雷光[要出典]を意味するアステリオス(Asterios)と名づけられるが、「ミーノース王の牛」を意味するミーノータウロスと呼ばれる。
- 呉茂一によると、「アステリオス」という名は、ゼウスの別号である「アステロペーテース(雷光を投げる者)」と同じ名であるという。
- ミーノータウロスは成長するにしたがい乱暴になり、手におえなくなる。ミーノース王はダイダロスに命じて迷宮(ラビュリントス)を建造し、そこに彼を閉じ込めた。そして、ミーノータウロスの食料としてアテーナイから9年毎に7人の少年、7人の少女を送らせることとした。アテーナイの英雄テーセウスは3度目の生け贄として自ら志願し、ラビュリントスに侵入してミーノータウロスを倒した。脱出不可能と言われたラビュリントスだが、ミーノース王の娘・アリアドネーからもらった糸玉を使うことで脱出できた。
- ダンテの『神曲』では「地獄篇」に登場し、地獄の第六圏である異端者の地獄においてあらゆる異端者を痛めつける役割を持つ。
- この怪物の起源は、かつてクレータ島で行われた祭りに起源を求めるとする説がある。その祭りの内容は、牛の仮面を被った祭司が舞い踊り、何頭もの牛が辺り一帯を駆け巡るというもので、中でもその牛達の上を少年少女達が飛び越えるというイベントが人気であった。また、古代のクレータ島では実際に人間と牛が交わるという儀式があったとされる。
<時>バステト祭
バステト
- バステト(Bastet)またはバスト
- エジプト神話に登場する女神
- その名前の意味は「ブバスティスの女主」である。
- バステトは猫の女神として知られる。しかし初めは猫ではなく雌ライオンの頭部を持った姿で崇拝された。
- 紀元前1000年頃に猫の姿あるいは猫の頭部を持つ人間の姿とされるようになった
- 人間の姿の場合はしばしば手にシストラムという楽器(子供をあやすガラガラのような楽器)、盾、籠を持っている
- 猫は古代エジプト人が初めて家畜化した動物と言われている。エジプト先王朝時代の紀元前6000年頃、ヒエラコンポリスの貴族墓より猫の骨が発見されている。また紀元前4000年紀後半には家畜化されていたと考えられている
このことから、初めはライオンの神として攻撃的な性格を持っていたが、他のライオンをモチーフとした神と差別化され、穏やかな神になったと言われる。 - 神話におけるバステト
通常、バステトは太陽神ラーの娘あるいは妹や妻とされることもある
バステトはしばしば雌ライオンの頭を持つテフヌトやセクメト、ハトホルといった他の女神と同一視される。ここから、バステトはラーが人間を罰するために自らの左目を抉って地上に送り出し、大殺戮を行なった女神と捉えられ、「遠方の女神」や「ラーの目」といった物語群に属することとなる。
またテフヌトと同一視された関係でアトゥムの娘となり、アトゥムの敵であるアペプを倒すものとも見做され、天空の神という性格を得た。さらにハトホルと同一視されたことから音楽の神としての性格を得ている。
後代においては創造神プタハの妻とされた。ライオンの姿を持つ神マヘスはバステトの息子とされる。またアヌビスも時としてネフティスではなくバステトの息子であるとされる。
ただし固有の神話を持たず、特定の夫と息子の組み合わせは持たない。いずれも同一視された女神の夫と息子と組み合わされる。 - 信仰
バステト崇拝の中心地としては下エジプトのブバスティスが挙げられる。もともとバステトはブバスティスの地方神であったと考えられる。ブバスティスにおいて、猫はバステトの聖なる獣とされ、ミイラ化した状態で多数の猫が地下墓地に埋葬されていた。他の崇拝地としてはメンフィス、ヘリオポリス、テーベ、レオントポリス、ヘラクレオポリスが知られている。
初めバステトは「ラーの目」として人を罰する神として恐れられた。やがて「王の乳母」としてファラオの守護者といった役割を持ち、人間を病気や悪霊から守護する女神に変わった。また多産のシンボルとみなされ、豊穣や性愛を司り、音楽や踊りを好むともされる。さらに「蛇の首を刎ねる者」とされ家庭を守ると信仰された。 - ギリシア人は、バステトを同じく人間を罰し、子供を守るというアルテミスあるいは、享楽と情愛の神としてアプロディーテーと比較した。
- またクトゥルフ神話にも登場し、そこでは旧神の一人として扱われている。
衣服
- チュニックは、エジプトの女性の代表的服装
- 横髪は少年、少女の髪型
トトメス1世
- 妾腹の王子だったので、嫡子だったアハモスと結婚して王になった
- 嫡男はアメンホテップ、妾腹の息子はトトメスを継ぐ
アメンモーズ王子
- 毒殺
- 罌粟の花
イシス
<時>1万2千年前
- 人類が地上に現れる前の神話の世界
第一章 オシリス
<神>トト
- この国の賢者
- オシリスの後見人
<神>オシリス
- 10歳
- 即位する
<神>ヌト
- 亡くなったオシリスの母親
- 夫のゲブ王の妹
<神>ゲブ
- 亡くなったオシリスの父親
<時>即位式第一日
<神>セト
<神>ネフティス
- オシリスの妹
- 9歳
- セトの妻と決まっている
<神>イシス
<時>即位式第二日
- 雄牛を射止める行事
<時>即位式第三日
- 200エレ(100m)の競争
<人>ヘケト
- イシスの乳母
<人>ホルセムス
- セトの後見人
ヘペレル
- スカラベを意味する
- タマオシコガネ
第二章 イシス
疫病蔓延
<時>結婚式
- オシリス18歳の誕生日
イシスの身分
ネフティスの身分
この国での王位継承権は、母方が父方を上回る
<人>ハビ
- セトの愛人
- 男娼
セトがオシリス殺害
第三章 ホルス
<場>マラカンデル
- フェネキア
<>ホルス
セトは、イシス、オシリスの後見人ホルセム、ネフティスに追っ手をかけるが、逃げられてしまう
<時>セトが即位して10年目
オシリスの腐らない死体にあやかって、人型棺が流行してきた
<人>マラカンデルの王
- 少年ホルス、マラカンデル王の息子としてセトに紹介される
- イシスはホルス王子の母親の代から仕えている乳母として紹介される(姿は老婆)
中有(ちゅうう)
- 人が死んで次の生を受けるまでの間
ホルス王
「明日死ぬと思って、、生きろ。そして永遠に生きると思って、学べ」
- ガンジーの有名な言葉
- Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
<場>北海道上砂町
倉本聰 『昨日、悲別れ(かなしべつ)で』
- ドラマ
- 北海道上砂町で撮影
『日出処の天使』
- 玉虫厨子のエピソード
玉虫厨子(たまむしのずし)
フェデリコ・フェリーニ 『道』
『亡霊怪猫屋敷』
- 映画
- 佐賀藩の有名な化け猫を描いた映画
『顔のない眼』
- 山岸凉子が中学生の時観た映画
- B級ホラー
- クラスの子に内容を漫画で描いた
- 小学校1、2年の頃妹に話をせがまれて、主人公で二次創作
『ファンタジア』
- ディズニー映画
- 小学校1年の時、担任の先生が全員を連れて行ってくれた
『ピアの肖像』 里中満智子
- 漫画を禁止されてから読んだ高校2年生の頃
- 里中満智子も16歳
忠津陽子
- 先にデビューした
- 友人
手塚治虫にデビュー前の学生の時、原稿を見てもらう
『星のたてごと』 水野英子
- 山岸凉子デビュー作
- 卓球もの
第一次バレエ漫画ブーム
『アラベスク』
- 第一部の連載開始1971年
- 第二部の連載開始1974年
- 80年代の少女漫画黄金期に向かう序章
- いち早く中間色を使う
『妖精王』 山岸凉子
- 連載スタート1977年
- 『ファイナルファンタジー』第一作が1987年
- 北海道十勝が舞台
- 『アラベスク』を描いていた頃、ヨーロッパ旅行を一緒にした
- 1ドル=360円の時代
『日出処の天子』
『隠された十字架』 梅原猛
- 印刷所の輪転機を止めた
『レベレーション(啓示)』 山岸凉子
- ジャンヌ・ダルクを主人公
- 神がかった人間とはどういうものかというのを描きたかった
解説 狂気と健全な世界とを往き来して 岩下志麻
- 岩下 志麻(いわした しま、1941年1月3日[2][3] - )
- 日本の女優
- 東京府東京市京橋区(現:東京都中央区)銀座生まれ
- 本名は篠田 志麻(しのだ しま)
- 俳優の父・野々村潔と元新劇女優の山岸美代子の長女として生まれた
- 4代目河原崎長十郎は義理の伯父に当たる
- 夫は映画監督の篠田正浩
- 松竹の看板女優の一人として活躍した
- 身長165cm、体重48kg、血液型A型
- グランパパプロダクション所属
『日出処の天子』
山岸凉子作品
- 得体の知れないこわさ
- 根底には人の胸にグッと迫る切実さ
- 史料を大切にしてる
『ハトシェプストⅠ』
- 姉が石の一種メノウ、妹が花のセシェン(水連)・・・日本神話(古事記)の姉が石長比売、妹が此花佐久夜毘売の設定
『ハトシェプストⅡ』
- ハトシェプストの少女時代
『イシス』
超常現象
『魔の刻(とき)』
- 1985年 降旗康夫監督
- 母子相姦の映画
- 原作 北泉裕子