本の紹介
ストーリー紹介
時は近世、とある王朝。皇太后が絶大な権力をふるう後宮へ、1人の少女が飛び込んで…!? 少女珊瑚の中華冒険活劇!
*memo*
姫(き)将軍
- 皇太后への謀反の罪で五族誅殺の刑になる
- 一族200人あまり
- 元老
五族誅殺の刑
- 女性ともども五親等まで処刑
- 族誅
珊瑚 さんご
楊一刀 よういっとう
- 珊瑚の父親(育ての親)
- 棒手振り
- 12年前の謀反までは、姫家の武官だった
- 乳飲み子だった姫蓬莱の妹、妹を預かって逃亡する
肉屋のおかみさん
- 海斗の母親
- 37歳
海斗
- 肉屋の子供
太監 たいかん
- 中国の官名。遼代の太府,小府などの監の長官をいい,元代の太府,中尚,秘書などの監にも太監を置き,宦官も用いた。明はこれを受け二十四衙門と総称される内官諸監を置き,その長官を太監といい,宦官をこれにあてた。洪武帝は彼らの政治関与を禁じたが,永楽帝以後その勢力は増し,成化帝以後は司礼太監が京営の統帥権を握り,東廠の指揮権 (警察権) をも合わせて宰相の実権をふるい,その弊害は明滅亡の一因ともなった。清代にも太監はあったが,地位は低かった。
宦官 かんがん
- 後宮で后妃たちの世話をするために、去勢された男性のこと
- 太監は宦官の役職名
長春宮総管太監姫蓬莱 ちょうそんきゅう そうかん たいかん きほうらい
- 太后陛下の側近
- 超絶美形
- 妹妹(まいまい)=珊瑚の実の兄
姫鳳仙 きほうせん
- 珊瑚の本名
- 姫蓬莱は妹妹(まいまい)と呼ぶ
妹妹 メイメイ
- (口語)妹のこと
- 呼びかけに用いる
- 去勢される刑罰、死刑の次に重い
桃樹 とうじゅ
- 姫鳳仙の世話係
王母娘娘 わんむにゃんにゃん
- '西王母'の通称
- 古代神話中の女神,昆侖(こんろん)山に住み,不死の生命を持つとされる
- 本編では太后陛下のこと
西王母 せいおうぼ
- 西王母(せいおうぼ、さいおうぼ)は、中国で古くから信仰された女仙、女神。姓は楊、名は回。九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母、瑶池金母、王母娘娘、西老[1]などともいう。王母は祖母の謂いであり、西王母とは、西方の崑崙山上に住する女性の尊称である。すべての女仙たちを統率する聖母。東王父に対応する
太后陛下
- 後宮では王母娘娘と呼ばれている
- 48歳
五花茶 ごかちゃ
- 5種類の漢方材料を配合し、煮出したお茶で片糖で甘味をつけているので、飲みやすい漢方茶です。 体内の熱がこもったのを取り除き、解毒してくれます。食べすぎや飲みすぎによって胃腸の調子がおかしい時や 肝臓の解毒、そして女性に嬉しい便秘と吹き出物、皮膚掻痒の治療によいと言われています。
黄地粉彩牡丹紋碗 こうじふんさいぼたんもんわん
俑 よう
- 死者とともに埋葬する人形のこと
- 中国で明器 (めいき) として墳墓に副葬された人形。中国における人形の出現は古く,彩陶文化期および殷代に知られるが,俑として土製,木製,青銅製の人形を墓に納める風習が生れたのは春秋時代以降と考えられる。戦国時代には,黒陶俑と呼ばれる 10~15cmぐらいの土偶がつくられ,漢代になると人物,動物などの陶質の俑が広く墳墓に納められた。南北朝時代の俑には仏像を思わせるものもあり,仏教の影響がうかがわれる。唐代の俑には三彩釉陶など色彩豊かなものが多く,胡人を表わしたものなど,時代の特色が出ている。
清末の大拉翅 だいろうし
- 髪飾りの一種
清末の旗袍 チーパオ
- チャイナ服のこと
- 中国服のこと …丈の長い袍や長衫は元来清朝時代の満州人が用いた北方系の服装であった。とくに女性の袍を旗袍(チャイニーズ・ドレスのこと)と呼ぶこともあった。漢民族も袍や長衫を着用したが,それはおもに公用の官服としてであって,一般庶民とくに南方の漢民族は,襖・褲または短衫・褲の二部形式が普通であった。…
長春宮 ちょうしゅんきゅう
黄雪英 こうせつえい
- 天皇の孫
- 姫鳳仙と同室
李金鈴 りきんれい
- 宰相の娘
- 姫鳳仙と同室
柳麗けい ようれいけい
- 娘娘の弟である柳将軍の娘
- 娘娘の姪
玲心 れいしん
- 永和宮の侍女
- 不義密通で罰せられる
天子様 てんしさま
- 娘娘のの息子
天子
- 中国や日本で用いられた君主の称号。天命を受けて天下を治める者の意
許知花 きょちか
- 許妃
- 皇帝陛下のお妃
- 永和宮に住む
- 皇帝陛下とは幼なじみ
病巳 へいい
- 皇帝陛下のご幼名
- 娘娘の息子
- 許知花と婚約したころは事情があって、庶民の暮らしをしていた
宗彦祖 そうげんそ
- 玲心の密通相手
- 皇后に暗殺された
徳王朝十一代皇帝 黄玄よう とくおうちょう11だいこうてい こうげんよう
- 幼名、病巳(へいい)のこと
九代皇帝 保豊帝 きゅうだいこうてい ほうほうてい
- 17年前
- 木蓮夫人と呼ばれる若い側室を寵愛していた
木蓮夫人
- 第二王子 病巳の母親
- 煤毒(すすどく)事故で亡くなる
煤毒 すすどく
- 寒い日、炭を沢山炊いて一酸化炭素中毒死
- 煤
十代皇帝
- 17年前木蓮夫人が死んだ半年後、九代皇帝保豊帝も亡くなり、皇后の実子の8歳の皇太子が即位
- 11年後病死
病巳と知花のモデル
- 前漢の宣帝とその妻、許平君
宣帝 せんてい
- 紀元前91~41
- 皇帝のひ孫だが政争に巻き込まれ、生まれてすぐ投獄され庶民として育つ
- 下級宦官の娘、許平君(きょへいくん)と結婚
- 18歳の時、思いがけず皇帝に指名され即位
- 現実主義者で内政、外交に成果をあげ、全巻中興の祖といわれる
- 宣帝(せんてい)は、前漢の第9代[1]皇帝。武帝の曾孫。初め民間に育ち、霍光に擁立されて皇帝に即位した。後世、後漢光武帝により前漢中興の祖とされ、中宗の廟号を贈られた。その数奇な生涯から逸話が多い。
許平君
読みたくなった本