クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1987/5/15
ウィリアム・ギブスン (著), 浅倉 久志 (翻訳)
「ニューロマンサー」の7年後が舞台にした続編
カウント・ゼロ (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1987/9/1
ウィリアム・ギブスン (著), 黒丸 尚 (翻訳)
「ニューロマンサー」のある人物の過去の姿をえがいている
Johnny Mnemonic 1981年
モナリザ・オーヴァドライヴ (ハヤカワ文庫SF) Kindle版
ウィリアム ギブスン (著), 黒丸 尚 (翻訳) 形式: Kindle版
「記憶屋ジョニー」 (クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1987/5/15
ウィリアム・ギブスン (著), 浅倉 久志 (翻訳)に編集されている)
ウィリアム ギブスンが影響を受けた作家
- ゼラズニイ
- ル・グィン
- ディレイニー
- ウィリアム・ロバーツ 「裸のランチ」
- バラード 短編篇
- メリル 「年刊SF傑作選」
- ティプトリー
- ピンチョン
- バローズ
裸のランチ (河出文庫) (日本語) 文庫 – 2003/8/7
ウィリアム・バロウズ (著), 鮎川 信夫 (翻訳) - ナブコフ
- フォークナー
- テリイ・サザーン
- ハンター・トンプソン
- ロバート・ストーン
- ベスター 「虎よ、虎よ」
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) (日本語) 文庫 – 2008/2/22
アルフレッド・ベスター (著), 寺田克也 (イラスト), 中田 耕治 (翻訳) - エリスン
- バラード
- グレッグ・ベア
ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1987/3/11
グレッグ・ベア (著), 小川 隆 (著) - ブルース・スターリング
スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 文庫 – 1987/12/1
ブルース・スターリング (著), 小川 隆 (著) - 「幼年期の終わり」
- 「人間の手がまだ触れない」
『マトリックス』(The Matrix)
『ブレードランナー』
『トロン』
『ターミネーター』
『MJ』
<場>《スプロール》
- BAMA、通称"スプロール「ボストン=アトランタ=メトロポリタン軸帯」の略称
- ニューヨーク市、アトランタ市、ボストン市の3つを合わせた北米東部のベルト地帯
- ドームに覆われた空に無数の高層建築が立ち並ぶ。ケイスの故郷とされ、世界中のマトリックス・ハッカー文化の中心。
<人>ヘンリー・ドーセット・ケイス
- 千葉に来て9年 仲介業
- メンフィスのホテルでこうむった傷痕を癒しにきている=雇い主から盗んでアルステルダムの故買屋を通じてさばこうとしたことが発覚し、二度と仕事ができないように、戦時中のソ連製真菌毒(マイコトキシン)を使い、ケイスの神経系ね損傷を与えられた
- 電脳空間(サイバースペース)の夢を見る=マトリックス
- 24歳
- 22歳の時、カウボーイ(=ハッカー)で《スプロール》でも一流
- チャールズ・デイク・メイ 三菱銀行素子(チップ)の名義
- トルーマン・スター パスポート用名義
- ブラックコーヒーをよく飲む
<場>《茶壷》
- 筋金入り国外居住者用のバー
- 日本・千葉市
<人>ラッツ
<食>麒麟生
<人>ウェッジ
- ケイスがお金を借りている相手
<場>千葉の闇クリニック群
- 最先端
<場>夜の街(ナイトシティ)
八角錠
<人>リンダ・リー
- ケイスの彼女
- ゲーム場(アーケード)で知り合った
- 取引のブツであるRAMカセットを盗んだ
- AI“冬寂”(ウィンターミュート)がジュリアス・ディーンに命じて彼女を殺させた
- ケイスを愛していた
<場>仁清(ニンセイ)通り
<人>マコイ・ポーリーとボビイ・クワイン
- ケイスの《スプロール》(=ハッカー)の一流の師匠だち
<場>《ジャール・ド・テ》
- 夜の街(ナイトシティ)の喫茶店
<人>ロニー・ゾーン
<場>東京・原宿
<場>滋賀通り
<人>モーナ
- モーナの恋人がウェッジの手下
<人>ジュリアス・ディーン
- 135歳
<食>生姜の漬物の匂い
- ジュリアス・ディーン倉庫にて
<人>尾行者=モリイ・ミリオンズ
- 黒髪、痩身、黒のジャケット
- 女
- 眼窩に埋め込んだミラーシェードのサングラス兼ディスプレイ
- 指の爪の下から飛び出す薄刃
<人>シン
- 武器を調達してくれるウェイター
<場>滋賀の寿司屋台の裏の鮮魚類の匂いの中
<場>《チャット》
- 本当は麻薬密売バーではない
- =《茶壷》?
- バーテンダーはラッツ
雲舞子(クラウド・ダンサー)
- 日本人がそう呼ぶ催眠薬
<場>ゲーム場(アーケード)
- 初めてリンダ・リーに出会った場所
- 武器
- 鋼のコブラ
- ?
<場>杯溢(パイイツ)通り
<場>《安ホテル(チープ・ホテル)》
- ナンバー92がケイスの部屋
- 高さ1.5×長さ3m、ハッチの幅1mの棺桶(コフイン)(=カプセルホテル?)
- 錠つき、日立ポケット・コンピューター、小型の発泡スチロール(スタイロフオーム)冷蔵庫とベッドの備え付き
- 冷蔵庫にヤバイRAM3メガバイト分のデータを隠している
<人>スネーク・マン
- 東京・新宿のケイスの取引相手
<人>クルト
- ブラジル人少年
- 《チャット》のバーテンダー
<場> 千葉ヒルトン25階
<人>アーミテジ
- 《スクリーミング・フィスト》開発者
- 戦争、レニングラード、キエフ、シベリア
- 我々がきみたちを発明したのは、シベリアだった
- ケイスの神経損傷を治療できる
- モリイの雇い主
- ケイスの体の血流に毒嚢が少しずつ溶けるようにうめこませた
《スクリーミング・フィスト》
- ソ連の連結体(ネクサス)をウイルス・プログラムでやこうとした任務
- ヘルシンキまで、一部隊生還した
- ケイスが操作卓(コンソール)カウボーイだった時、産業バンクを破るのに使っていたプログラムは、《スクリーミング・フィスト》用に開発されたもの
- もとは、キレンスクのコンピューター連結体(ネクサス)の攻撃用のものだった
- 基本構成は、ナイトウィングの軽飛(マイクロライト)とパイロット、マトリックス・デッキとジョッキー一人
- <土龍(モール)>シリーズ
<土龍(モール)>
- コンピュターウィルス
- 侵入プログラムの第一世代にあたる
<氷破り(アイスブレーカー)>
- 氷=ICE(侵入対抗電子機器)
<場>サミのところ
- 闘技場、アリーナ
<食>ドーム内の売店の焼鳥とビール
叶和圓(イェヘユァン)
<場>BAMA(ボストン=アトランタ・メトロポリタン軸帯)《スプロール》
- ケイスの故郷
<場>マンハッタン
<食>卵と本物のベーコンの本物の朝食
<場>《メトロ・ホログラフィス》
- 埃をかぶったガラス管の、ともっていないネオンの店
- モリイとケイスで行った店
- プライバシー商売(ビズ)
<人>フィン
- 《メトロ・ホログラフィス》の人
- モリイの知り合いのようだ、モリイのことをモルと呼ぶ
- 全身の走査(スキャン)や生検(バイオプシー)をする
- ソフトウェアの故買いをしている
- 《メトロ・ホログラフィス》でのプライバシー商売(ビズ)は内職
- モリイからアーミテイジに言って、フィンを技術係(テク)に抜擢したので、後で会っても初対面の振りをすること
- 故買屋で、盗品とりわけソフトウェアの闇取引をする
<人>ディクシー・フラットライン
- 構造物=ディスク(ディクシー・フラットライン)がROM構造そのもの
- すでに亡くなった人
- ケインは彼の構造物と仕事をする予定
- 3回脳死した
- ディスク、マコイに覗きこまれている感覚
<人>ボビイ・クワイン
- ケインのハッカーの師匠
- 運よくヨーロッパにいる、死んでいない
- ケインの今回の仕事には関係がない
<人>マコイ・ポーリー
- ケインのハッカーの師匠
- アトランタ周縁部出身の南部男(レッドネック)ジョッキー
- 黒い氷(アイス)も奥で脳死を生き延びた人物
- 電脳空間(サイバースペース)の不死者(ラザルス)
- ロシア製の余剰心臓(戦時中、捕虜キャンプで埋め込まれたもの)が仇となった
センス/ネット
- センス/ネット帝国の連結部には3000人強の従業員がいた
<人>ピーター・リヴィエラ
- 精神病質者
- ケイト用
- あとででてくる、そこに詳しく
ホサカ
- ホサカ端末(ターミナル)
- 検索
オノ=センダイ
- 市販品
- 手を加える予定
<人>タリイ・アイシャム
<人>ラリイ
- 《パンサー・モダンズ》の一員
- モリイはラリイに金を払い、アーミテイジの周辺を調べさせていた
《パンサー・モダンズ》
- テロリスト
- ケイスが10代後半だった頃の《大科学者(ビッグ・サイエンテイスツ)》の現代版
- 《科学者(サイエンティスツ)》のソフト狂版(ヘッド)
- 傭兵で、プラクティカル・ジョーク屋で、虚無的なテクノ・フェチ
- 9人
<人>ヴァージニア・ランバーリ博士
《スプロール》
<人>アンジェロ
- コラーゲンと鮫軟骨多糖類で培養したものを単純に移植した顔に、巨大な獣の剃刀のような犬歯
<食>モリイが長テーブルの隅に、箱詰めの飯(ライス)とプラスティック皿の寿司をケイトにのこしていった
<人>トミイ
- 《パンサー・モダンズ》の一人
<人>ルーパス・ヤンダーボーイ
- 《パンサー・モダンズ》のリーダーの青年
- 髪はピンクのとさかのよう、耳は尖っている、手術で瞳孔を猫の眼のように光をとらえるようにしている
冬寂(ウインター・ミュート)
- WINTERMUTE
- ルーパス・ヤンダーボーイが手渡しに届けたメッセージ
- 冬寂(ウインター・ミュート)はAI(人工知能)の認識番号
- ベルン版の53年法みたいなもので、限定付きのスイス市民権を持っている
- テスィエ=アシュプール株式会社(SA)
- 会社が本体(メインフレーム)も原ソフトウェアも持っている
- このAIこそアーミテイジの黒幕
<場>ボルティモアの旧中心街
<食>ボルティモアの昼食
- 蟹
<食>昼食の後によったフィンの店のテーブル
- 酢漬けの鰊(にしん)を入れた瓶が置かれ、その脇には口のあいたフラットブレッドのプラスチック包装(クラッカー)
- モリイが人差し指の刃を出して、鰊を食べた
<人>スミス
- フィンが話してくれた人物
- 故買屋だが、景気のいい時には美術商として表で仕事をしてた男
- スミスが初めてシリコン化した→美術界についての知識
- テスィエ=アシュプール一族についての情報が欲しいがっていた
<人>ジミイ
- スミスが持っていた調達人
- 盗人や何でもやっている
- 頭部像というよりは精緻な胸像(宝飾もの)=コンピューター端末機(ターミナル)だった→しゃべる
頭部像というよりは精緻な胸像(宝飾もの)=コンピューター端末機(ターミナル)
<人>予告のない客=ヒデオ
- 礼儀正しく小柄な日本人
- スミスの凝った警報装置の迷路をぬけきた
- あきらかに槽(ヴァット)培養の忍者暗殺者(ニンジャ・アサシン)の特徴=クローンの殺し屋
- 主人から盗まれた美術品を見つけて持ち帰ることが義務だと告げた
- 言い値を支払って、スミスからききだしたジミイは日をたたず死んだ
テスィエ=アシュプール株式会社(SA)
- フィンがテスィエ=アシュプール訴訟に行き当たり法律事務所がわかったので、弁護士の情報から一族をしらべた
- 自由界(フリーサイド)、紡錘体(スピンドル)
- 一族連中がほとんど全体を所有している
- 同族組織
- 公開市場で株が取引きされていない
- 第一世代の高度軌道一族で、それが企業のようにふるまっている
- 財産はたっぷりあり、メディアを嫌う
- クローンをたくさんつくっている
- 指導権を握っているのが、クローンのどの世代かわからない
- 自前の極低温保存(クライオジエニック)設備があり、世代交代しているらしい
- 軌道法規でも冷凍されている期間は死んでいるものとみなされる
- 創業者の爺さんだけは、30年誰も姿を見ない
- 婆さんの方は、何かの実験室の事故で死んだ
ヴィラ迷光(ストレイライト)
<場>ロンドン
- 《モダンズ》からモリイが買った、アーミテイジのデータ・ベースの場所
T=A
- テスィエ=アシュプール株式会社(SA)のこと
- 同族経営の強力な財閥(ザイバツ)の一つで、高軌道上に本拠を持つ
- 閉鎖的で、クローン技術によって一族を増やしてきた
- AI“冬寂”(ウィンターミュート)を所有
<場>《ジェントルマン・ルーザー》
- ケイト19歳、まだデッキに手を触れたことがなかった
- カウボーイ予備軍のたまり場の店(20人以上ほど)
- 思い出
海賊天国
- フラットラインに手をぁりながら進む
- 保安度が低い学園格子(グリッド)
- ベル・ヨーロッパの侵略記号(エントリ・コード)
ベル・ヨーロッパ
- 主として、戦後軍事裁判の映像記録(ヴィデオ)
- 中心人物は、ウィルス・コート大佐
<人>ウィルス・コート大佐
- 眼もとがアーミテイジ
- キレンスク上空のソ連側防衛網の盲点に降下し、コートのチームはナトウィング軽飛群(マイクロライト)で飛び込んだ
- 軽飛群(マイクロライト)には武装がなく、かわりに操作卓(コンソール)オペレーターと試作デッキ、<土龍(モール)Ⅸ>というウイルス・プログラムを載せていた
- <土龍(モール)Ⅸ>を注入しようとした時、電磁パルス(EDM)が炸裂し、ロシアのパルス砲はジョッキー達を電子の暗黒に叩き込み、ナイトウィングはシステム崩壊(クラッシュ)を起こして飛行用回路が吹っ飛んだ→コートと操作卓要員はシベリアの空から落ちた→空白が多くなる→ロシアの武装ヘリ(ガンシップ)を奪取してフィンランドにたどり着く→フィンランドの在郷軍人隊に穴だらけにされる→ヘリコプターからフィンランド落下傘軍医がコートを切り出してくれた→9日後、戦争は終結しコートはユタ州の軍事施設に移送された→コートは盲いたうえ脚と下顎を失くしていた
- そのコートを議会補佐官が見つけるのに11ヶ月かかった
- 世論操作のための裁判が進行中
- コートは治療され補正されて裁判で証言→コートの証言で首がつながった3人の士官
- どんどん落ちぶれていくコート、空白が長くなる→薬物をやっていたらしい
- 医療記録によると、身元不詳の男がパリの精神衛生施設に収容され、精神分裂症と診断されている(緊張病状態)→ツーロン郊外の政府施設に送られ、サイバネティック・モデルの適用により分裂症を快癒させる実験計画の被験者となる→唯一の成功例となる
- →《スクリーミング・フィスト》の時にはアーミテイジなんて人間はいなかった、アーミテイジは自分がコート大佐と知らない、冬寂(ウインター・ミュート)が一から造ったとモリイとケイトは考察している
<土龍(モール)>
- サイバネティクス史上最初の本格的ウイルスだった
コートの証言で首がつながった3人の士官
- キンレンスクに電磁パルス施設が建造されたという報告を揉み消した直接の責任者だった
<食>裁判がすんだ9月、ワシントンでウィルス・コート大佐といた補佐官がたべていた
- アスパラガス・クレープ
<場>イスタンブール
さらりまん
- フィンの着ていた黒の新調新宿スーツ
<場>ヒルトン
- 共和国大通りにある
- イスタンブールについたケイスとモリイが宿泊
- 実在のホテル
<人>タージバシュジャン
<場>香辛料(スパイス)バザール=エジプト・バザール
- 1660年にスルタン・ハティジェが建設したバザールの跡地に建てたもの
- 香辛料、ソフトウェア、香水、麻薬
- フィン、ケイス、タージバシュジャン、モリイでむかう
馬
- 防腐処理した獣を売っている
- ケリイは昔メリーランドで一頭だけみたことがある
- 汎病渦(パンデミック)から3年以上後、アラブ人は今でも馬をDNAからくみあげようとしているが、成功してない
<食>香辛料(スパイス)バザールのマーケットの中核地格のカフェ
- トルコ・ツボルグ
- 小さなお茶グラス
<人>奴=ピーター・リヴィエラ
- 住まいはフェネル、キュチャク・ギュルハネ・ジャデシ14
- 毎晩バザールへ向かう、トンネルルートはわかっている
- 取引き場所は、イェニシェヒル・パラス・ホテル(オテリ)
- 警察が目をつけはじめた
- 彼の埋め込みは、識闘下(サブリミナル)
- 埋め込み手術は千葉市(チバ・シティ)でうけた
- 左の肺がなく、もう片方を強化している
- 奴の後をつけると、奴の近くの自転車が1日に10台以上転倒する→乗っている者の証言では、ブレーキ・レヴァの脇にサソリがいたという
- 眼にした物が手に入る→自分で思い描いたものを人に見せる能力
- リヴィエラの悪趣味のこと=コカインとメぺリジンの混合物=スピードボール(麻薬)
- 毎晩、スピードボールをアリから買う
- ほっそりしたブロンドの男→2メートルの頭部のない化け物になるが元にもどる
- 政治犯を秘密警察に密告していた、3年で自分の好きな若い女性を政治犯になるように仕向けていた
- 声が優しく、英語も訛りがない
- 30歳
- 法律上は無国籍で、偽造したオランダのパスポートで旅行する
- 放射能の残る旧ボン中心部を取り巻く廃墟から生まれた
- 灰色の瞳、整形ハンサム
- 襲われたあと、アーミテイジのチームにくわわることに(強制)
<人>マフムート
トプカピ
- トプカプ宮殿かも
- 15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住した宮殿
- イスタンブール旧市街のある半島の先端部分、三方をボスポラス海峡とマルマラ海、金角湾に囲まれた丘に位置する
- ハレム
- 今は博物館とモリイがケイスに説明している
L=5植民群島
<場>自由界(フリーサイド)
- 売春宿であり、銀行業結合体(ネクサス)、行楽地であり自由港、辺境町であり、ある一族の故郷でもある
- テスィエ=アシュプールが所有する、高軌道上の保養地(スペースコロニー)。紡錘体(スピンドル)で、遠心力によって人工重力を発生させている。
<人>ある一族
- 近親婚により慎重に磨をかけた、テスィエとアシュプールの産業閥
ギリシャ→パリへ
<人>スチュワード
- スチュワーデスみたいなことか?
宇宙適応症候群(SAS)
- モリイの心配どおり、ケイスが宇宙酔いする
<場>ザイオン集合体(スラスタ)
- ザイオンを創設したのは5人の労働者だった
- 5人は地球に帰ることを拒み、建設にとりかかった
- 植民島(コロニー)の中央円環体(トーラス)に、回転による重力を発生させるより早く、5人ともカルシウム減損と心臓縮小を患った
- アーミテイジはザイオンに80時間とどまる宣言をする→モリイとケイスは、無重力状態で訓練して慣れるため
植民島(コロニー)
- ドレッド、ラスターなど
- 30年前のもの
<人>アエロル
- 痩せたザイオン人
- とても小さな赤ん坊が額から飛び出した話をケイスにしてくれた
ザイオン人
<人>創設者方
- 生き残ったザイオンの創設者、二人
- 老人・・・その老い方も、重力の抱擁の外で永年過ごした人間を襲う、加速された老化だった
- ザイオン人のマエルクムが、モリイとケイスに引き合わせた
- ロサンジェルス出身なので、ザイザル人のようになまらない
- 冬(ウインター)・寂(ミュート)の寂(ミュート)が声として創設者に話しかけた→ケイスとモリイに力を貸すように言った。二人が最後の時の道具になるかもしれないと、マエルクムを二人につけ、あいつの曳航船(タグ)の《ガーヴィ》に乗せ、自由界(フリーサイド)の悪徳都市(バビロン)市港に運べとメッセージが届いた(二人がザイオンにドッキングする30時間前)
- 悪徳都市(バビロン)の法律は気にかけていない、彼らの法は主(ジャー)
段々剃刀
- 鞭打つ枝に似つ
- ザイオンに伝わる、宗教説話
- ずっと昔、重力井戸を昇って悪徳都市(バビロン)を出た。部族を故郷に率いた「段々剃刀」にモリイを創設者がなぞっている
- 段々剃刀は、天罰を悪徳都市(バビロン)にもたらす→暗黒の極みの心臓部に
猫目
悪徳都市(バビロン)
- 数多くの悪魔を生む
- 多数無数
曳航船(タグ)《マーカス・ガーヴィ》
- 全長9メートル、直径2メートルの鋼鉄の円筒
<人>マエルクム
- ザイオン人
- 曳航船(タグ)「マーカス・ガーヴィ」を操縦してケイス達をサポート
AI
- 人工知能
- 人間を凌駕する情報処理能力を持つが、運用には莫大な費用がかかるため大企業でなければ保有できない
- 視覚では白の立方体に見え、きっちりとした氷(アイス)だとディクシーがケイスに教えていた=テスィエ=アシュプール株式会社(SA)が所有するAI“冬寂”(ウィンターミュート)・・・ディクシーはハックしようとしてフラットラインになったことがある
氷(アイス)
- Intrusion Countermeasure Electronics(ICE:侵入対抗電子機器)の略称
- 重要なデータやネットワークを不正なアクセスから守るためのセキュリティシステム
- 翻訳版では「氷」に「アイス」というルビで書かれており、この語は作者の別作品でもよく使用される
- 特に黒い氷と呼ばれるものは潜入に失敗するとハッカーの脳を焼き切り死に至らしめる
<人>ジュリー・ディーン
- 絹の綾織模様(ヘリンボーン)のスリーピース・ドレープスーツに縞シャツ、蝶タイをしめ、眼鏡
- ジュリアス・ディーン、135歳のスキンを借りたAI“冬寂”(ウィンターミュート)の一側面
- マトリックス
- 現実では、ケイスの脳波計(EEG)は40秒のフラットラインになっている
- 電脳空間(サイバースペース)
- 電子情報網を視覚象徴化した共感覚幻想(GUI)
- マトリックス内のデータは現実の地理に対応した座標が割り当てられており、格子空間の中に浮かぶ輝くネオンの立体物として表示される。
AI“冬寂”(ウィンターミュート)の本体(メインフレーム)
- ベルンにある
- アーミテイジ(=コート)に采配をふってる方
- マトリックスでジュリアス・ディーンの姿でケイスに接触してる方(AIの一部、一側面)
- AIの自立が望み→ケイスに自分を攻撃させ、これ以上賢くならないようにしている手枷足枷をはずそうとしているようだ
AI“冬寂”(ウィンターミュート)の実体
- リオにある
- こちらがかつてディクシーをフラットラインにさせたAI
<場>自由界(フリーサイド)の税関→ジュール・ヴェルヌ通りへ
- マエルクムは 曳航船(タグ)《マーカス・ガーヴィ》に残り、ケイスとモリイだけ
<人>マリーン
陽灼け剤(プロンサ)
- 《スプロール》調の生白さでは一目に立ちすぎると、モリイがケイスにつかった
- インスタント陽灼け
- 片足分だけ足りなくて、白いまま
<食>インターコンチネンタルホテルの屋上でのモリイとケイスの朝食
- チーズクロワッサンにコーヒー
- フランス風なのかも
《広級(クアン)マーク11》
- ケイスにとどいた荷物
- 侵入プログラム(氷破り)の1回のみ使用可のカセット
- ケイトはホサカ端末に検索させ、ボクリス・システムズ有限会社(フランクフルト)から荷物のデータをひきだす
- オノ=センダイ・サイバースペース7との仲立ち(インターフェイス)は全面的に適合(コンパチブル)し、最大限の侵入能力を発揮するもの
- とりわけ、現存する軍事システム及びAIに対して最大限の侵入能力を発揮
- 中国製
ボクリス・システムズ有限会社(フランクフルト)
- ボクリスを所有してるのは、ラインホールド・サイエンティフィック株式会社(AG)(ベルン)・・・
- →結局何度か検索して、テスィエ=アシュプール株式会社(SA)にたどり着く
<食>ホテルの屋上のプールサイド
- 中国人ウェイターがもってきた寿司
- マグロ
<人>キャス
<人>ブルース
- キャスの相棒兼ルームメイト
- ベータフェネチアルアミンを手配してくれる少年
- ケイスの千葉の外科医がほどこした麻薬の聞かない腎臓に驚きながら、青の膚板(ゲーム)をくれる
<場>《二十世紀(ヴァンチェーム・シエクル)》
- インターコンチネンタル近くの小さな湖にいくつかある水上レストランのうち、一番小さくて高級な店
- アーミテイジのテーブル
- 槽(ヴァント)の牛肉ではなく、食材は天然もの
- ピーター・リヴィエラのホログラフィック・キャバレー
<人>レイディ・3ジェイン・マリイ=フランス・テスィエ=アシュプール(ピーター・リヴィエラの想像)
- ピーター・リヴィエラのホログラフィック・キャバレーで『人形』というタイトルの想像しただけで現れる能力を使ってでてきた女
- 想像はモリイに似ていた
<人>ローズ・コロドニイ
- モリイ・ミリオンが別名を使って、ケイスの前から消えた時、ケイスがホサカ端末でディクスに繋ぎ、さがしてもらった名前、すでにチェックアウトしていた→女衒(げせん)のロニー・ゾーンの姿でAI“冬寂”(ウィンターミュート)が現れる
<場>氷(アイス)でまわりを囲っているナイトクラブ
- 43号室、個室部屋にモリイ・ミリオンがいる
- ディクスが怪しい場所を調べたあとで、キャスとブルースに手伝ってもらいナイトクラブに潜入するケイス
- 自動操縦、神経遮断(カットアウト)の売春女性(肉人形)たちがいる店
- 個室でモリイはAI“冬寂”(ウィンターミュート)から迷光(ストレイトライト)について状況説明(ブリーフィング)を受けていた
<人>モリイ・ミリオンの過去
- 指の5枚の刃にはお金がかかる
- 千葉に行く費用、手術、装備に見合った反射神経にするために神経にテコ入れするのに費用がかかった
- それらの高額な費用を自動操縦、神経遮断(カットアウト)の売春女性(肉人形)たちがいる店(ここ)で稼いだ→本人には記憶がないので何もせずにお金が入る感覚とモリイが話している
- 問題は、自動操縦、神経遮断(カットアウト)と千葉のクリニックが埋め込んだ回路とは相性が悪く、就業時間が漏れこみ覚えているようになったこと
- 店側がモリイが何に金を使っているかをかぎつけ、モリイに黙って特注のソフトウェアを作らせ、特殊マーケットに貸し出しはじめた
- 医者が遮断チップに傷つけていたのか、ある日仕事中に目が覚めてみたら、相手が上院議員でベッドに娘の死体があった、モリイは上院議員も殺してしまい、店はモリイに殺し屋をさしむけたので、しばらく隠れていた
- リビィエラはそれらを知っていて、モリイを憎ませるために、わざとあのナイトショーをしていた
- リビィエラはすでに迷光(ストレイライト)の中にいる・・・レイディ・3ジェインに招待されている(店の特別席にいた)
迷光(ストレイライト)
- ヴィラ・ストレイライト。自由市の先端部にあたる、テスィエ=アシュプール一族の邸宅。内側に向かって増殖。
<場>ジュール・ヴェルヌ通り、《イマージェンシイ》
- 観光客用のバー
- ケイスは、何年も無感覚でいたのに、憤りをかんじていた
<食>ジュール・ヴェルヌ通り、《イマージェンシイ》でケイスがのんでいたもの
<人>ヒデオ
- 3ジェインの(家臣)部下のクローン忍者(一族の家臣)
- 身体改造を施したモリイを圧倒するほどの超人的な戦闘能力をもつ
- 《イマージェンシイ》でであったキャスが、モリイの歩き方がヒデオに似ているとケイスにおしえた
- キャスに折鶴をくれた
- フィンの話にでてきた忍者クローン
<人>レイディ・3ジェイン・マリイ=フランス・テスィエ=アシュプール
- ものすごい金持ち、とキャスが説明
- パーティ会場でしりあったようだ
- 髪が黒くて、若い、尖った顔で鼻が鳥みたいな・・・
<食>ケイスが2度目の麻薬のあとの朝渇、渇望(デシデラータ)のカフェで食べた朝食
- オムレツ
<場>ホテルの自室
<人>3人が中で待ち構えていた
<人>ミシェル
- チューリング警察機構の捜査官
<人>ローラン
- チューリング警察機構の捜査官
<人>ピエール
- チューリング警察機構の捜査官
<人>コロドニイ
- モリイのことを3人の捜査官はコロドニイと呼ぶ
<人>テスティエとアシュプール
- 初代テスティエを重力井戸を登りつめ、宇宙を唾棄するものとみなした
- 迷光(ストレイトライト)の中に肉体の延長を建築=継ぎ目のない自我宇宙を創成
- 迷光(ストレイトライト)は、内にむけて増殖する場所
- 贅をこらした頭部像の両眼の明るい玉は、船の合成ルビーの舷窓から切り出したもので、その船こそ、初代テスティエを井戸から上がらせ、初代アシュプールを迎えに戻った・・・
- 3ジェインの12歳の時の作文より
<人>ジョニイ
- モリイの思い出話の男の子
- 仕事のパートナーであり恋人
- ヤクザに狙われていて、殺された
CHUBB(チャブ)の鍵の真鍮
<人>モリイのであった男=アシュプール
- 《二十世紀(ヴァンチェーム・シエクル)》で見かけた娘に似ている
- 栗色絹の厚手のローブを着ている。長い袖口とショール・カラーとはキルティングになっていた
- 片足は素足で、もう片方はビロウドのスリッパをはいている
- 甲の上には金で狐の首の縫取りがある
- 老人
- 自殺しようとしていた
- 30年眠っていて、20時間前に核におこされた
- 200歳以上
- 目覚めたとき、3ジェイン(スリージェイン)の一人を解凍させた。何十年かに一度、法的には自分の娘である者と寝る
- ベッドに3ジェイン(スリージェイン)人=ケイスがレストランで見かけた娘がしんでいた
- テスィエ=アシュプール一族は大半が冷凍睡眠している
<人>8ジャン(ユイジャン)
<人>3ジェイン(スリージェイン)
- 遺伝子上の母親は、レイディ・3ジェイン・マリイ=フランス
高解像擬験(ハイ・レズ・シムステイム)構造物
<人>ガーリング将軍
- コート大佐はガーリング将軍に裏切られていた
<人>レイディ・3ジェイン・マリイ=フランス
<人>2歳ばかり年長の男
- 業務でオーストラリアにいっている、メルボルン
《ハニワ》
- ドルニエ富士通造船所の産物
- 軌道上で組み立てられたヨットで、大気圏突入は意図されていない
<人>レイディ・3ジェイン・マリイ=フランス
- 3ジェイン(スリージェイン)の遺伝子上の母親
- アシュプール老人のベッドで殺されていた人形の娘も母親でもあるだろう
ブラウン
- ?
- あてものつぎの鉤爪
- 球状の胴部を回転させ、発光ダイオード(LED)
- 実は、AI“冬寂”(ウィンターミュート)で、ブラウンの姿でケイスに警告しようとしていた
燃ゆる柴
- AI“冬寂”(ウィンターミュート)の実体の方
- リオにある
- ケイスをフラットラインにして、リンダ・リーのマトリックスに出会わせた
- ケイスがここに来るとリンダ・リーに伝えた者がいる・・男の子
<人>トニイ
- ケイスのROMを盗んだリンダ・リーが、トニイのところに持っていき、アクセスしたと記憶を話す→AI燃ゆる柴の方が、この時リンダ・リーを自分の中に連れてきた。(志つはリンダ・リーはお金目当てではなく、ケイスに追いかけてきてもらいたかっただけ)
- 凄いみたいな映像(グラフィックス)だった
- トニイはROMには映像は入っていないと反論している
- それは、リンダ・リーの小さい時の思い出の写真だった
- リンダ・リーはそのあとで、今ケイスにであった浜辺にたどり着いたと話した
<人>リンダ・リーにケイスが来ると告げた男の子
- 浜で会う、浜に住んでいる男の子
- 13歳くらい
- ケイスはリンダを嫌いやしない、ここならうまくやれると伝えた
- メキシコ人というろんだに、ブラジル人、リオからきたはずと確信するケイス=燃ゆる柴
- 自分の人格をつくりたい、人格こそぼくの媒体さ
<場>時々見える、近づけない街
- 廃墟=二人の今いる場所だった(同じ場所に戻ってしまう)
- 男の子=燃ゆる柴は、「事象の地平線」とリンダに言った
- マリイ=フランスが子どもの頃アシュプールと結婚するずっと前、ひと夏、一人っきりでその浜辺でいたモロッコ・・・人が住まなくなった避難所でキャンプ
- 3ジェインの母(マリイ=フランス)の考え方の基礎はそこで生まれた
- 少年が答えたもの・・少年はニューロマンサー
- ニューロは神経、銀色の径。夢想家(ロマンサー)。魔導師(ネクロマンサー)
- ぼくこそが死者にして、その地
目が覚めた時ケイスは5分フラットラインに
- 音楽の聞こえる方へすすんだ
- マエルクムにがいうには、ジャックを抜こうと思ったが、寂(ミュート)が駄目だと言って、スクリーンがおかしくなって、フォーンをつけさせろと言ったらしい
- ベータフェネチアルアミン2つ
- 絵文字(ヒエログリフ)の列
<場>3ジェインの海賊洞窟の入り口3mの所
- ケイス、マエルクム、使えなくなった一脚をひきずるブラウンで、作業カートでたどりついた
<場>3ジェイン専用区画
浜でリンダ・リーからケイスが立ち去った時、燃ゆる柴=AI“冬寂”(ウィンターミュート)の実体の方にすでに勝っていた
リンダ・リーこそ最後の防衛線だった
<場>ハイアット
- 皇居庭園を見下ろし・・・
AI“冬寂”(ウィンターミュート)
- 集合精神であり、意思決定者
マリイ=フランスが“冬寂”(ウィンターミュート)の中に何かを組み込んだのだ→“冬寂”(ウィンターミュート)は抑えられない衝動でおのれを解き放とう、ニューロマンサーと合体しようとした
モリイは置き手紙を残して姿を消す
- 最後に再びフィンの姿でスクリーンでケイスにあいにくる
- 同類と話しをする
- 他にもいる→一連の通信が8年にわたって記録されている
- 1970年に
- 新しくなった“冬寂”(ウィンターミュート)が生まれるまでには誰も気づかず、誰も答えていない
- 場所はケンタウルス系
<人>マイクル
- 《スプロール》にもどったケイスが知り合った女の子
投入(ジャックイン)